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和歌山日高でウミウシフォトセミナー

6月某日、和歌山日高で「ウミウシの撮影について」のフォトセミナーをしました!

これは、参加して下さったみなさん!12名の満員御礼でした……感謝!

海に行く前に、朝一は、スライドを使ってのセミナー1時間。
ダイビングセンターには、他のゲストがいるので、別室を貸し切ってとなった。

和室だったのでびっくり!寺子屋みたい……(笑)それにしてもみんな真剣で、メモを取ったり、スマホで私の基本データを撮影したり。

今回は私が愛用している水中ライト、RGBlueをたくさん送ってもらいました。

みなさん、このライトを片手に新しい試みへ!

港に移動する車の荷台。ゲストのカメラ、すごいですね。
大きなデジイチばかりでなく、コンデジの方も半分くらいでした!

さ!出航です!!!
いざダイビングポイントへ!!!

午前、午後と2ダイブ行ったのですが、ウミウシも多く、充実したフォトダイビングになったと思います!

いつもなら、私の写真を紹介するのですが、私はカメラを持たずに、ウミウシを探したり、ゲストの撮影アシストをしていたので、ここからは、ゲストの作品で日高の海をご紹介!

芦田美由紀さんの作品

画面の中で、ウミウシが生き生きしてる!

井上さんの作品

ウミウシを大胆に隅に置くことで、写真に動きが出てる!

Yさんの作品

同じトーンの可愛い配色でまとめ、ヒロウミウシの可憐さをうまく表現!

Mさんの作品

初めてのスヌート撮影!電燈下の雰囲気が素敵!

大上敏宏さんの撮影

ウミウシの何気ない仕草を、うまくとらえてる。お話ししているよう!

中川知子さんの作品

背景の処理が、抜群に素敵。写真に物語をそえられてる!

内山知枝さんの作品

日高の海の海底の特徴(海藻)をうまく利用した、さわやかな作品!

眞々田菜摘さんの作品

リングライトで丸い粒が生まれた。クリスマスのような雰囲気が素敵!

眞々田潤一さんの作品

ウミウシの特徴である鰓(エラ)の部分を、スヌートで印象的に表現!さすが!

齋藤有宏さんの作品

RGBlueのライトの光だけを使用して、これまでにない雰囲気に仕上がった!

齋藤利奈さんの作品

全体のトーンと、女性らしい可愛い視点が素敵!&お誕生日おめでとうございました!(笑)

森舞子さんの作品

難しいけど、素晴らしいシチュエーションを、うまく絵画的に!素晴らしい!

と、このような感じで、みなさんは撮影を楽しまれていました。これからも、水中写真を自由に楽しみましょう!

そして、すべてを終えた後は、みんなでBBQ!

もう夏ですね。BBQの季節ですね。参加してくれたみなさん、日高ダイビングセンターの倉田さん、名津井さん、おおきに!

みんなのウミウシ写真、素晴らしかったよ!!

そして、海の日が近づき、改めて「海のためにできること」を考えてみる…。

私は日々、海から感動や癒し、元気を頂き、そして、生きるという意味の多くを教えてもらっている。
もう人生の半分以上、海中世界と付き合っているので、私の価値観に大きな影響を及ぼしていると思う。
そんな海にちゃんと恩返しができているのか…と思うとかなり疑問(苦笑)。
知るということは大切で、私が海中世界で撮影してきた事象を発表することで、微力だが、皆さんに今の海をお伝えしている。
震災を経験した海に潜り、傷付いた海底で、生命の輝きを撮影し続けること。
マイクロプラスティクの現状をみんなよりも少し身近な事柄として知る者として、講演会や日常生活でお話ししたり、自分の生活を見つめ直したり。
海の日をきっかけに改めて「海のためにできること」を考えてみたいと思います。

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かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
毎日鍵井さんの写真が届く<まいにち海中散歩>

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