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<愛南で海洋ゴミを拾う>

愛南に来て、海中撮影が一番の目的だったのですが、もう一つ目的がありました。それは、DIVE愛南の翔くんとECオーシャンズの岩田さんを繋げること。そして、一緒に海岸を清掃すること。

八幡浜から車で1時間ほど掛けて、トラックで岩田さんが来てくれた。

本当は、大きな船を回す予定だったけど、海況が荒れていたので、陸送でゴムボートを持ってきてくれた。

ボート乗り場で、海洋プラスティックを拾おうとする岩田さん

かと思うと、小さなゴムボートに乗って移動開始。なんかかわいい・・・

3年前にも一緒に宇和海のごみの視察をした愛媛県松山のリトルブルーダイビングの田中聡さん、そして、愛南の人気居酒屋の店主の佐伯さんもゴミ拾いに来てくれる。

お天気も良く、なんだか、岩田さんも嬉しそう・・・

このゴムボートに乗って、一人ずつ上陸すると・・・。まず聡くんが乗って、めちゃ不安定・・・陸に着く瞬間に ボートが暴走して、聡くんの片足は、見事に海中に・・・・。

DIVE愛南のボートは無理に桟橋につけてもらう・・。

ネットを持って上陸。

足元にはすでに、広島の養殖牡蠣で使用される棒状のプラが目立つ。

養殖用のブイも目立つ

正直、どんなに拾っても終わる気がしない。
けど、確実にゴミは減っている。

プラスティックのボトルなんで、数分で満杯になる。

お魚屋さんのようのゴミを集める翔くん

持ち帰ります。

なかなかの量です。

海岸の少し奥の緑から大量に取り出した養殖のブイをネットに入れて、ボートで引っ張る。

港に到着

一つ一つ手積みでトラックへ。

そして、この発泡スチロールは、ある場所へ。
国内初めて、愛南町の漁協が、この発泡スチロールを燃焼をしてエネルギーに変える装置を購入したとのことで、送り先は決まっている。

でも、その先に到着してびっくり。まるで雪山のよう・・・。

全てのゴミの分別、処分を終えて、みんなで遅い昼ごはん。

かしわのうどん、美味かったで。

店を出て、振り返ると、完売の看板が。
ギリギリセーフ!!!!ww

ということで、また来週!!ほな!!

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かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
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