[2024/01.23]

ぼくの、シンプルレシピ

#03. “レンチン”でつくるポテトサラダ

時間に余裕があると
無性にポテトサラダが作りたくなる。

火を使わないから、
急かされることもなく
自分のペースでのんびりと。

じゃがいもをつぶす具合は、
「気が済むまで」。
この作業は考えごとをするのに
うってつけの時間。

そして、いろんな調味料を
少しずつ加えて混ぜて、
味を見ながら、また加えて混ぜて。
まるで自分にとって
ちょうどいいところを
探りながら見つけていくように。

そうしてできたポテトサラダは、
不思議と“今の自分”の味がする。

それをおいしいと思えたときは、
なんとなく「大丈夫なんだ」って
少しだけ安心できるんだ。

HOW TO COOK

野菜を切ります

じゃがいもはたわしで洗って芽を取り、皮を残しつつむいています。じゃがいもの種類はいろいろとスーパーに並んでいますが、気の利いたお店だと「ポテトサラダにおすすめ」と書いてある場合も。他の野菜は、きゅうり、にんじん、たまねぎがマイ定番
耐熱ボウルに切ったじゃがいもと、にんじん、たまねぎを入れてふんわりラップをかけます。IWAKIのリップボウルは注ぎ口がついているので、ソースやドレッシングづくりのときなどにも便利

電子レンジで加熱します

600Wでだいたい4分くらい。フォーク等でじゃがいもを刺してみて、すっと入ればらくにつぶせます

じゃがいもをつぶします

大きめのボウルに移して、気が済むまでつぶしていきます。ポテトマッシャーは持っていないので、フォークで代用。こちらはCutipol(クチポール)のGOAディナーフォーク

他の食材を加えます

薄切りにしたきゅうりは塩もみしておいて、ハムは格子状に細かく切ります
しぼって水けを切ったきゅうりとハムを、じゃがいものボウルに加えます

味付けをします

今回は和風ベースに。使った調味料は顆粒の和風だし、からし、酢、塩、こしょう、マヨネーズ。和風だしとからしをコンソメと粒マスタードに替えるのもおすすめです

よく混ぜます

スプーンなどで全体を混ぜて、味を見ながら整えます

お皿に盛りつけます

お皿は北海道の陶芸作家・杉田真紀さんの「みみボウル」。鍋を食べるときのとんすいとしても活躍します

残ったポテトサラダは……?

じゃがいも2個だと、だいたい3食分くらいできます。残りは保存容器に入れて冷蔵庫へ。お弁当や次の日の夕飯など、2日くらいで食べきっちゃいましょう

【 材料(ひとり分が3食分くらい)】
◎じゃがいも 2個
◎にんじん 適量
◎たまねぎ 適量
◎きゅうり 適量
◎ハム 適量
・和風だし(顆粒) 小さじ1
・からし(チューブ) 小さじ1
・酢 小さじ2
・マヨネーズ 適量
・塩 少々
・こしょう 少々

STAFF
photo / text : けんち(このごろ編集部)
illustration:yuko