• ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

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揺らぐからだ、変わっていくこころ。“間違い”でも、”弱さ”でもなく、私たちが生きてきた愛おしい軌跡たち。誰かが決めた物差しは置いといて、自分の肌で感じる「心地よさ」だけを信じてみる。ここは、そんな選択を積み重ねて、揺るぎない今の「わたしの居心地」をととのえていく場所。さあ、深呼吸と一緒に。わたしを満たす、新しい扉を開きましょう。

  • ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

2026.09.18

  • こころの深呼吸

毎日じゃなくていい。「がんばらない、気まぐれケア」の始め方

「美しさ」のために、全力投球だった

仕事中はパソコン。移動中や休憩時間にはスマホ。無意識のうちに目線は下に、そして背中は丸くなっていた私。
家族に背中をポンとさわられ「姿勢悪いよ」と冗談で言われることも増えた。
そして朝起きると、鏡には疲れた顔の自分がいる。

大人になればなるほど、姿勢や肌そのものに「美しさ」が漂うんだと実感する。
けれど、それをどうにかするには、相当な時間がかかりそうだ。

姿勢を正すための方法を調べてみると、肩甲骨やおしり、太ももなどに働きかけるストレッチメニューがたくさん出てくる。
しかも、その手前には、こまめな水分補給と栄養満点の食事、睡眠が必要で……。
これを全部整えると、きっと肌にもいい影響が生まれるんだろう。

さっそく私は、個人的な「健康プロジェクト」を立ち上げて、栄養も考えた食事をとり、たくさん眠るためにしっかり逆算して生活し始めた。

寝る前はストレッチもやった。勢いにまかせて、ピラティスにも通い始めた。
肌よ、からだよ、元気になあれ。

……でも、気づいたら、全部やめていた。
というか、がんばりすぎて体調をくずして、またいつもの生活に戻ってしまった。

運動を続けて姿勢もシルエットも美しくなっていく友人。街中で見かける凛とした女性たち。
自分と比べては、ため息をついた。

いきなり、大きな「山」を目指さなくていい

あるとき、友人にこのことを話したら、「続かなかった原因って、何だと思う?」と聞かれた。

彼女は私のことを笑うことなく、ただ一緒に考えてくれた。
続かなかった理由かぁ。

ピラティスなら、大人数のレッスンに緊張していたからかもしれない。少人数で、同じ人たちと関係性を深めるほうが、たぶん私に合っている。

少しして、新たな「健康プロジェクト」のために整体に通い始めた。
毎月同じ人に施術してもらうから、これは続けやすい。
そこで私は、なにげなく「やっぱり定期的にジムに通ったり、走ったりしたほうがいいですよね」「ピラティスも続かなかったんですよ」とこぼした。

すると、こんな言葉が返ってきた。

「いきなり高い目標を立てるのはむずかしいから、まずは朝、家の周りを10分だけ散歩するのはどうですか?」
「今日は忙しいなと思ったら、ベランダに出て伸びをするだけでもいいですよ」

え、そんなことでいいの?

「気まぐれ」だから、こんなに心が軽いんだ

次の日から、私は起きてすぐ散歩をした。
次の日もできた。
3日目は眠いから散歩じゃなく、ベランダで伸びをした。
でも、すごく気持ちよかった。
陽の光を浴びながら「こんな日があってもいいよね」と思えた。

そういえば、今までは「できない」ことばかりに目を向けていた。まずは、「できた」ことを認めるだけでもいいのかもしれない。
きびしく自分をチェックし続けたら、息苦しくなっちゃうから。

やらないよりは、やったほうがいい。でも、やらない日があってもいい。

そうとらえられるようになってから、私の「健康プロジェクト」は「がんばらない、気まぐれケア」に変わった。
たとえば、こんなふうに。

がんばらない、4つの気まぐれケア

①ドライヤーをかけながら、スクワット

髪を乾かす時間は、意外と長い。気が向いたときに、その場でスクワットを数回する。
ゆったりしたショーツやボトムスをはくと、からだが動かしやすくてちょうどいい。

②旅先でだけ、シートマスク

早く寝たい日だってあるから、シートマスクは「非日常」でいい。旅行でテンションが上がったときに、友だちと使ってみる。マスクをつけて、寝る前にのんびり寝転がっておしゃべりするのも楽しそう。

③視線は正面に

歩いているとき、落としがちな目線を上に。それだけで気持ちがしゃんとする。
おなかをぎゅうぎゅう締め付けるというより、からだをやさしく支えてくれるガードルを味方につければ、もっと自然に「姿勢」を意識できるはず。

④気が向いたら、階段を使う

エスカレーターやエレベーターのほうがらくだけど、「今日は、まだまだ元気!」と思えるなら階段へ。疲れたときは、無理をしない。休むことを何より優先する。

今日の私に、はなまるを

この「がんばらない」日々は、すごく私に合っていた。

できた日は、はなまる。「えらいね」「やったね」と心の中で自分をほめる。やらなかった日も、計画通りだからはなまる。
だって、「がんばらない、気まぐれケア」なんだから。

それに「ケア」は、自分を追い込むためのものじゃない。
からだに意識を向けて、いたわる心が大事。

まずは、ちょっとでも意識できた自分に、大きな”はなまる”をあげよう。

  • Writer / 松本温美
  • Illustration / なかがわいむやむ

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