針の祭典 L’Aiguille en Fête[レギュイーユ・アン・フェット]に参加しました(1)

2015年3月4日(水曜日)

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ボンジュール! “おとめ”です。フランスから気になる手づくり情報をお届けする「おとめのフランス日記」、今回はパリで行われた針の祭典L’Aiguille en Fête[レギュイーユ・アン・フェット]の様子をレポートします!今年もハッピートイズをお披露目してきました。昨年が初めての出展だったこの展示会、今回もたくさんの人に来ていただきましたよ。

フランスでも大人気のハッピートイズ

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今年はリスちゃんを展示しました。昨年と同じく、ブースに来ていただいた方へ型紙を販売し、フランスからもハッピートイズに参加していただくというのが目的です。昨年来ていただいてプロジェクトのコンセプトをご存じの方も多数いらっしゃったので、今年は昨年以上にブースがにぎわいました!

初心者から上級者まで興味津々!

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スタッフが作り方をフランス語版のレシピと型紙で説明すると、初心者の方から上級者の方までみなさまが作ってみたい! 自分だけのオリジナルトイズを作る! と意気込んでいらっしゃいました。その中には、今まで針も糸も持ったことがない方もいらっしゃって、それでもこのプロジェクトに参加したい、針と糸を持つきっかけになったらいい、というご意見も多々。

展示会でワークショップも開催

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そんな方々のために、腕の部分を作るワークショップを開催しました。ワークショップに参加していただいた方々は、今年は初心者さんが多かったです。例えば、ミシン縫いは慣れているけど手縫いはあまりしたことがない方、またお人形作りはしたことがない、という方など。

初挑戦でも作れました!

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この方、針と糸を持ったことがないと不安そうでしたが、腕を作り上げることができてとても満足! とおっしゃっていただきました。あとは家で続きをがんばって作ります! と。

日本人の参加者も♪

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日本人の方と日本語を学んでいらっしゃるフランス人のお友だち同士で参加していただいたり。

多かったのは親子での参加

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そしてとても多かったのが、親子でのご参加。お母さんと娘さんの組み合わせ。

こちらも親子で仲良く手づくり

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こちらも親子でのご参加。お母さんが娘さんを助けながら作っていた親子もいれば、反対に娘さんが手芸のサークルで活躍していてお母さんに教えてあげる、なんていうシーンも。

日本ならではのツールが大活躍

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また、今年も大活躍した菜ばし。布を中表に縫って表に返すときや、わたを詰めるときに菜ばしを使う文化はフランスにはありません。でも、みなさんが、箸(はし)がこんなに便利だとは思わなかった! とおっしゃっていましたよ。こんなふうに和気あいあいとワークショップを楽しんでいただけたのですが、さらに今年はリスちゃんの腕だけでなく、つまみ細工のワークショップも開催したんですよ!

フランスでも愛されるハッピートイズ

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会場では昨年同様、このトイズそのものを購入したい、という声が多数ありました。そのくらい作ってくださった方のリスちゃんが素敵だったということ、作って送ってくださった方々、本当にどうもありがとうございました!これから、このリスちゃんたちは旅立ちますが、それと入れ替わりにたくさんのフランスの方々に参加していただけることを願いつつ……。昨年このブースで、うまくんの型紙をご購入いただき、作って送ってくださった方々と一年ぶりに再会できたことが、おとめにとってスタッフにとって、とてもうれしいできごとでした。なかには、8体作ったなんて方もいらっしゃって、びっくりうれしい報告でした!

フランスコーナーも設置して喜んでいただけました

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今年のブースでは、そんなフランスの方々に作っていただいたうまくんを「フランスコーナー」として飾っていたので、作っていただいた方にもとても喜んでいただけました。まだまだご紹介したい写真がたくさんありますので、次回もこのお話の続きです
A bientôt !! (またね)

HAPPY TOYS(ハッピートイズ) 今年の参加方法はこちら