フェリシモCompany60th

犬との未来をもっとしあわせに。フェリシモ犬基金の再始動と、ワンちゃんのいる暮らしからヒントを得た新しいものづくり〜社員インタビュー〜【前編】

浅野さんと河原さん

―フェリシモの商品・サービス企画の根底にあるサステナビリティ・ストーリー―

事業性、独創性、社会性が重なり合い生み出されるフェリシモならではの商品やサービス。この連載では「社会性」にフォーカスし、プロジェクト担当者たちの想いをお伝えしています。

「フェリシモの犬基金」をご存じでしょうか?実は、10年ほど前から活動をしており、基金付き商品の売り上げの一部が保護犬の支援など犬たちのしあわせな未来のために活用されています。この数年間は、ゆっくりと活動を展開していましたが、2025年、ある“偶然の重なり”をきっかけに再び動き始めました。社内の異なる部署から、同じ時期に立ち上がった犬にまつわる商品企画。それぞれの想いが引き寄せられるように重なったことで、犬基金は新たな一歩を踏み出します。ワンちゃんに愛情を持つ社員たちが、人と犬が一緒に過ごす時間を大切に考えた商品づくり。その背景にある想いをご紹介します。

話し手:浅野莉彩さん、河原恵美さん
聞き手:フェリシモしあわせ共創事務局

偶然が重なり再始動した、「フェリシモの犬基金」

「フェリシモの犬基金」の基金付き商品の売り上げの一部は、動物たちの保護や里親探し活動、災害時の保護活動、動物虐待の予防などに活用されています。

ゆるやかだった活動が活発化したきっかけの一つが、IT部門に所属する浅野莉彩さんが企画した「わんこのための本格中華を好きなだけ、犬七番飯店の会」でした。部署を問わず誰でも商品企画に挑戦できる、社内公募プロジェクト「継続企画グランプリ(KGP)」への応募が始まりでした。

左から、浅野さんと河原さん
左から、浅野さんと河原さん

浅野飼い主さんとワンちゃんのコミュニケーションを、もっと活性化させたいという思いがありました。そこで、中華料理をモチーフにした小型犬向けのおもちゃを企画したんです。

そして、ほぼ同じ時期に、ファッションブランド Live in comfortでは、飼い主と愛犬との暮らしをより快適でハッピーなものにする「Live love dog プロジェクト」 がスタート。犬との日常に寄り添うファッションアイテムが誕生していました。

異なる部署から、同じタイミングで立ち上がった犬関連の企画。この状況に、基金事務局は、「運命のようなものを感じ、今が動き出すタイミングなのかもしれないと、うれしくなりました」と振り返ります。犬好き社員たちの想いが、引き寄せられるように重なり合い、10年の時を経て、フェリシモの犬基金は再始動することになりました。

Live love dogプロジェクトから誕生したアイテム(左)と、「わんこのための本格中華を好きなだけ、犬七番飯店の会」(右)
Live love dogプロジェクトから誕生したアイテム(左)と、「わんこのための本格中華を好きなだけ、犬七番飯店の会」(右)

本格中華がワンちゃんとのコミュニケーションを生み出す!?

わんこのための本格中華を好きなだけ、犬七番飯店の会

それにしても、なぜ、ワンちゃんのおもちゃの商品テーマが“中華”だったのでしょうか? 

浅野:中華料理って、家族やみんなでわいわい円卓を囲んで食事をしているイメージがあって、楽しそうな印象があったんですよ。また、コロナ禍では、一緒に過ごす“家族”として犬や猫を迎える人が増える一方で、現実として飼育放棄や困難に直面するケースが増えていることも気になっていました。

こうした背景を知った浅野さんは、言葉の通じないワンちゃんと日々のコミュニケーションを深めていくこと自体が、飼い主さんの意識を育てる大きな力になるのではないかと思うようになりました。

浅野さん

浅野:ワンちゃんと楽しく向き合う時間が増えることで、飼い主さんが一緒に暮らしていく気持ちをより大切に感じられるようになり、その積み重ねが、結果的に飼育放棄を減らすことにもつながったらいいな、という想いがありました。

浅野さんご自身も、ポメラニアンのむにちゃんとともに暮らしていて、忙しいときに寂しそうな顔をする姿や、少しでも一緒に遊ぶ時間を作ってあげたときのうれしそうな表情を見て、信頼関係の大切さを実感していたのだそう。

人と犬との時間をハッピーにする7種類のおもちゃ

わんこのための本格中華を好きなだけ+犬七番飯店の会」は、ラーメン、餃子、小籠包、シューマイ、ごま団子、小えび天、春巻きをモチーフにした、7種類のおもちゃで構成されており、毎月さまざまなアイテムが届きます。

浅野:ピーピー音が鳴るだけだとおもしろくないので、食べ物に合わせた特徴をつけるようにしました。

例えば、びよーんと伸びるラーメンは、ワンちゃんが引っ張って遊べる仕様に。餃子はお皿の中におやつを隠せるのでノーズワーク(犬が嗅覚を使っておやつや宝物を探し本能を満たすゲーム)が可能に。また、そうやって遊ぶ様子は、餃子のにおいを嗅いでいるようなかわいいシーンをカメラに収める楽しみも。

浅野さん
麺の部分はゴム入りで引っ張ると伸びます。先端は噛むと音が鳴ります。
餃子のボケット(写真左)や餃子の間におやつを隠すことができます。
餃子のボケット(写真左)や餃子の間におやつを隠すことができます。
シューマイ(左)は牛革を使用し、噛むことで歯磨き効果が期待できます。ごま団子(中)は鈴入りで投げて遊べます。(右)は小籠包のセット。見た目だけではない充実度!
シューマイ(左)は牛革を使用し、噛むことで歯磨き効果が期待できます。ごま団子(中)は鈴入りで投げて遊べます。(右)は小籠包のセット。見た目だけではない充実度!

なかでも特に印象的なのが、レンゲ柄の靴下と小籠包のセット。靴下に取り付けて飼い主が動き回るだけで、ワンちゃんと取り合いができるおもちゃなのです! 

浅野:うちの子は小籠包が一番好きで。一人でおもちゃで遊ぶよりも、飼い主と一緒に遊べるのがうれしいみたいですね。

小えび天は衣が剥がせて顎のせ枕にもなり、春巻きはパリパリ音が鳴ります。さらに、赤い円卓マットが付属しています
小えび天は衣が剥がせて顎のせ枕にもなり、春巻きはパリパリ音が鳴ります。さらに、赤い円卓マットが付属しています

小えび天は衣が剥がせて顎のせ枕にもなり、春巻きはパリパリ音が鳴ります。さらに、赤い円卓マットが付属しています。ご想像の通り、7つのおもちゃをこのマットに並べると中華料理店の雰囲気がより高まり、包むと餃子の形になってかわいく収納できてしまいます。このこだわりよう、ワンちゃんを飼っていなくても欲しくなってしまうアイデア満載のグッズです。

わんこのための本格中華を好きなだけ+犬七番飯店の会
フェリシモオリジナルのプロモーション動画は中華料理の世界観がしっかり伝わる雰囲気に。出演しているワンちゃんは全員フェリシモ社員の愛犬なのだとか。

犬との暮らしをおしゃれ&快適に

一方、リブインのテーマは、“毎日を心地よく、自分らしく過ごせる”こと。商品企画を担当する河原さんのご自宅では、同居しているお母さまがふくちゃんというトイプードルを飼っています。基本的にはお母さまがお世話をしているのですが、河原さんも、ふくちゃんを散歩に連れていったり、ごはんをあげたり。生活をともにしています。

河原:ふくちゃんと家族として暮らすなか、母の様子を見ていても感じていたのですが、たとえば、散歩に行くことが楽しみというよりはお天気などその日の状況によってはちょっとためらってしまうことも多くて。犬との暮らしをもう少しハッピーにしたいという思いから、飼い主とワンちゃんとの快適な時間を過ごせるアイテムを企画しました。

そこで、2025年の冬には、愛犬家としても知られるモデル はまじさんとの特別コラボアイテムが登場しました。

河原:はまじさんも愛犬家なので、「散歩のときにテンションが上がる、でもキレイめすぎない、毎日着ちゃうコートを作りたい!」と話が盛り上がっていたんです。見た目の心地よさに加え、日常で使いやすい機能面にも配慮した商品を企画しました。

後編に続きます

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