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2013年度基金活動報告 ー カンボジアでの保育事業支援(認定NPO法人 幼い難民を考える会)

2013年度に次の基金より拠出した認定NPO法人 幼い難民を考える会さまの活動レポートをご紹介します。

 

■カンボジアの子どもたちの健やかな成長を支援したい!

全人口の15%を子どもたちが占めるカンボジアで、私たちは30年以上にわたって保育・幼児教育の支援をしてきました。
現在、首都プノンペンはどんどん市街化が進んでいます。しかしその一方で、地方の農村から出てきた人たちが、安定した仕事に就けずに、そのまま住みつき、スラム化も進んでいます。スラムは現在700にものぼり、40万人以上が住んでいるといわれています。家族が日雇い労働をして生計を立てている家庭も多く、ほとんどの子どもが成長に十分な栄養を取れていません。

写真②(スラム).jpg(スラムの中、危険もたくさんある場所で遊ぶ子どもたち)

 

■「お腹が減ってちゃ遊べない・歌えない・絵本も読めない」 ~子どもたちを豆乳でもっと元気に!~

このプロジェクトでは、子どもたちの健康と成長を支えようと、現地NGOがスラムで運営する6カ所の保育所に、月に2回、豆乳の提供を行っています。飲み物の中でも、豆乳は最も栄養価が高く、不足しがちなタンパク質を摂取しやすいからです。

写真③(特別給食).jpg

(お昼寝のあとは、豆乳とおやつでお腹もいっぱい!)

 

保育所で給食だけでなく、私たちが支援する豆乳で栄養を取り始めた子どもたち。保育所での生活を通して、子どもたちには多くの嬉しい変化が起こっています。それは入所前後での体重の増加や、病気にかかりにくくなるなど健康状態が改善されたこと。そして保育所で栄養をとっているので勉強や遊びが思いっきりできるようになり、絵本を読んだり、歌ったり…たくさんのことができるようになったこと、です。

写真④(絵本).jpg(保育所では、たくさんのお友だちといっぱい遊んで、勉強もして…毎日たのしい!)

 

<支援者のみなさまへ>
スラムに住む子どもたちは常にお腹をすかせており、慢性的な栄養失調に悩まされています。カンボジアの未来を創る子どもたちがより健康に、楽しく成長していけるよう、私たちは支援しています。これからも、ぜひご協力をお願いします!

 

前回の報告書はこちら

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