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2012年度基金活動報告 ー 国内医療支援(骨髄移植&心臓(臓器)移植など)(公益財団法人 骨髄移植推進財団)

2012年度に次の基金より拠出した公益財団法人 骨髄移植推進財団さまの活動レポートをご紹介します。

  • メリーポイントで社会貢献 国内医療支援(骨髄移植&心臓(臓器)移植など)
  • アルモンド骨髄バンク基金
  • ピースフルティータイム基金

 

私たちは、骨髄バンク事業の主体として平成3年12月に設立され、国の主導のもと、日本赤十字社と地方公共団体の協力を得て、白血病などの血液難病に苦しむ患者さんを救命するために善意のドナー(骨髄及び末梢血幹細胞提供希望者)を募り、患者さんへ提供する橋渡しの事業を行っています。

骨髄及び末梢血幹細胞(以下、造血幹細胞という)移植を成功させるには、患者さんと白血球の型が適合したドナーから造血幹細胞の提供を受ける必要がありますが、白血球の型は種類が多いため、患者さんに適合するドナーを見つけることはたいへん困難です。特に、非血縁者間では適合する確率が数百分の一から数万分の一といわれています。適合するドナーを見つけやすくするためには、よりたくさんのドナー登録が必要となるのです。

多くのみなさまにドナー登録をしていただくためには、まず骨髄バンクのことを幅広く知っていただく必要があります。私たちは、骨髄バンク事業を応援してくださるプロスポーツやライオンズクラブなどの協力を得て、各地で広報イベントを行いました。

これらの活動の結果、平成24年度は38,050人(累計429,677人)もの方にドナー登録をしていただきました。1,338件(骨髄移植1326件および末梢血幹細胞移植15件)の移植を実施することができ、移植数の累計は15,389件となりました。

現在、年間約1,300件の移植を実施していますが、これは骨髄バンクに登録されている血液難病患者の6割程度です。ひとりでも多くの血液難病患者の命を救うために、更にドナー登録を増やし、より多くの移植が実施できるように、骨髄バンク事業を推進していきます。

平成24年9月に「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」が成立、公布されたことにより、「骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業者」として位置付けられることになりました。これを契機として平成25年10月1日より「公益財団法人 日本骨髄バンク」に名称変更いたしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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