どこからも見えるパリのシンボルエッフェル塔
パリに着いて一番テンションがあがるのはエッフェル塔です。
実は私は何回もパリに行っていますが、近づいたことがなかったのです。パリのフェリシモスタッフに「みりさん、エッフェル塔の写真とかあったほうがいいんじゃない?」と言われ、パリを俯瞰で見たことがない自分に気が付きました。
今回は近づいてみました。
すごい人です。

そして、これってのぼるのになんと予約とお金がいると。
そして、チケットが取れないと。
知らなかった……。
オーバーツーリズムの王様はすごすぎます。
まだ取れそうなチケットは「歩いてのぼる」チケットです。
無理です。
て言うか、いやです。
周りをうろうろで充分です。
そして、あることに気が付いたんです。そういえば、私はよく交通の便がいいモンパルナスに宿泊するんですが、そこから、どばーんとエッフェル塔が見えるんです。
おやっ。
ご存じでしょうか。エッフェル塔は高さが300メートルくらい。東京タワーの方が若干高いと聞いています。
なんで見えるの?
東京タワーを高いと思ったことがないのに。
どうしてそれより低いエッフェル塔がここまでパリのシンボルになるのか。
そして、10時になるとエッフェル塔がキラキラライトアップされるのです。パリのあちこちからこのキラキラが見える。

テンションあがります。
300メートルでどうして?
それこそ、パリのすごさ。
エッフェル塔は山の上にあるわけでも丘の上にあるわけでもないのに。ちゃんと周りに空間を空けて、どこからでも見えるように街が出来ている。
そして、それを見たらみんな「ここがパリだ」と満足する。
すごい計画性。プロデュース能力の高さ。

時代によっては高いビルを建てようという価値観も絶対あったと思うんです。それをぐっとこらえたからこの街はこんな人を呼んで、パリはブランドとなっている。
すごいなあ。まねできない街の歴史の積み重ねがここにあります。世界一の歴史的観光地に間違いないです。
改めてパリに脱帽です。
私はあっちこっち世界各国行っていますので、よくどの国がオススメか聞かれます。
マニアックな国も、もちろんいいですが。もし、海外が初めてだったら、まずはパリでいいと思います。
圧倒的な西洋文化を見せつけられてから、他の国に行くと基準が出来て、よけいにいいかも。
って今回、新たな考えが出来ました。
ぜひ一生に一回はパリに!

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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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