パリ凱旋門の歩き方
パリといえば、エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、そして凱旋門です。
そんなに今まで興味がなく。
写真は撮っていますが。あるな、くらいでした。
凱旋門というだけあって、戦争で戦って帰ってきた人をお迎えするためにナポレオンがつくらせたものです。ですので、今も軍人さんの献花の式典が行われています。

この凱旋門からシャンゼリゼ通りなどが放射線上に伸びているのです。
凱旋門の周りはロータリーになっていて、地上からは行けないのです。中に入るには一回地下にもぐります。
地下道を通るとチケット売り場がありますが、すごい列なので一回諦め、後日ネットで買いました。凱旋門は夜の11時まで開いてるので、夕ご飯も全部食べてからでも行けます。
注意しないといけないのは、チケットを持っていても地上に上がってさらに並ぶのです。この並びはセキュリティーなので、チケットは先に買わないといけない。しかし、そんなアナウンスをフランスはしないんです。日本だったら、放送で連呼すると思いますが。このへん、フランスあるあるです。チケットがないと入れないということを知らない人も多く…
私の前の海外から来たであろう、何語かわからない女子高生らしいにぎやかな10人組は、大はしゃぎだったのです。スペイン?イタリア?いや違うな。セキュリティーの列に30分以上並んだとき、一人がどうもチケット買わないといけないらしいと気が付いたようで。その後大騒ぎ。こんなにいるんだから誰か気が付きそうなものだけど。ギャーギャーと消えていきました。わかってたら教えてあげたけど。まさかと。
ですので、気を付けてください。チケットはネットで先に買いましょう。
このかばんのセキュリティーチェックのために、歴史的建物はどこでも列が出来るんです。何かいいスキャンの方法があったらいいですね。
そして、もうひとつ気を付けてください。
階段なんです。
車いすの方には特別に隠れ扉があるようですが。一般的には階段しかない。
それも234段ぐるぐる登るんですが。途中で休憩など、もってのほか。だって踊り場とかないので、渋滞を作ってしまいます。ひたすら根性で一気に登るしかないのです。はは、はは、はは。

さすがにきついけど。みんな頑張って登り切っています。
そして、凱旋門の上に上がると、放射線上に伸びた道と街並みが美しい。

頑張って良かったなと思います。
ベタな観光もやってみると面白いです。
たまたま夜の10時前に行ってみると、なんか満員でした。なぜかというと隣のエッフェル塔のキラキラ点灯が10時に間近で見られるのです。知らずに行ったので、ラッキーだと思いました。
パリに行く機会がありましたら、ぜひ頑張って登ってみてくださいね。

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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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