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スペインのチョコレート

2026.09.15

チョコレートバイヤーみりの2026チョコ旅振り返り

今回の旅を振り返ると、チョコがこの時代にいかに進化し続けているのか実感します。
私のようなマニアックな人は細部から世界を感じます。
チョコは、文化、歴史、いろいろ映しとる鏡です。

去年、フランスやベルギー、オランダ、ハンガリー、ポーランドといろいろな国のショコラティエをまわって、お話をしてて感じたのは“アップデート”でした。物価、家賃、人件費の高さは日本よりももっと厳しいので、生き残りをかけてみんな一生懸命、合理化にシフトして努力してました。
日本もちょっと遅れてどんどんそうなるんだろうなと。
覚悟のような感じがします。
今回のイタリア、スペインも同じEU諸国なので、そういう話があるんだろうなと思ってました。

しかし、予想を超えてきました。
アップデートはアップデートとしてとらえて、さらにその先に。
ショコラティエは考えていました。
〈より人間に〉
それを価値としているショコラティエがここにはいっぱいいるのです。一人ではないのです。マシーンじゃない、人間の手が作ることをアピールしていました。

偶然の発言じゃなく、それをポリシーにしてるんだと感じました。
「モールド(型)は誰でも同じになるから。うちは使わない。一個一個手で作れる職人がうちにはいるんだ」と言っていました。
そう、ついに。人の〈手〉が一番の価値になってきたのです。
素材でも、国内シェアでもなく。ついに〈手〉なんだ。
スペインが先に一歩進化した気がしました。
そして、なんか他の国より明るい気がします。一歩垢ぬけたような。


「うちの国うまくいってる」と何人かが言っていました。

そして、我々、輸入チョコを販売している者として。
今、つらーーーい。
めっちゃ、つらーーーーい。
通貨のレートの問題、そして、輸送費、カカオ原材料の高騰。もう、頭抱え過ぎて。
チョコを本当に輸入していいのか。
考えてしまう。
しかし…
輸入のチョコについて考え続けて。考え続けて。
私なりの答えが見えました。
輸入のチョコの意味。


〈日本にはないもの〉です。

当たり前かもしれませんが。それこそ、真剣に考えたことです。

みなさん、ご存じでしょうか?
我々日本がチョコを知るはるか前から、大航海時代にヨーロッパにチョコを持ってきたのはスペインです。
だから、ほかの国より恐ろしく歴史のあるショコラティエがあるのです。
何百年のうち何十年でも人に好かれない時期があったら、この世には存在しないのです。
人の好きが現代につなげた歴史あるチョコ。
時間という確固たる〈証明〉。そんなチョコがスペインにはある。
しかも、それだけ多くの人の手によってつながってきたにも関わらず。
まったく無名っ。
日本ではまったく無名っ。

そうかっ。これこそ。日本になくて輸入する価値のあるものだ。

いろいろな環境があってもおチョコさまから私たちはもう逃げられないのです。
おチョコさまは我々の太陽です。
スーパースターです。

だからこそ。みなさまが取り寄せる意味のあるもの。価値のあるもの。

いっぱい探してきましたーーーー!

まずはご覧ください。

チョコレートバイヤー魂のこもったセレクトたちをお取り寄せくださいね。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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