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かもめブログ

南太平洋ニューカレドニアの旅・その1

はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。
終わったと思ったバヌアツの旅、でもまだ続きがあります。

私とバディである友人は神戸と東京在住なので、ダイビング旅行はいつも現地集合・現地解散です。バヌアツの旅は東京経由便だったので成田集合でしたが、帰りは乗り継ぎ地のニューカレドニアでお別れです。私だけ1日ニューカレドニアに滞在して翌日便で関空に帰ることにしたからです。1日だけの一人旅。

バヌアツのポートビラ空港にて。ニューカレドニアの首都ヌメア行きの便に乗る前のワタクシ。明らかにテンションダダ下がり。分かりやすい。手にしているのはバディから借りた「地球の歩き方」です。懐かしいな。

到着したヌメアの空港は超近代的でした。宇宙船?ここどこ? って感じです。

私はこのミニバスでヌメア市内のホテルへ向かいます。

愛しのマイ・バディとここでお別れ。
ばいば~い!ありがとう!
ばいば~い!!

ん?私どこだ? あ、ここか。

空港からヌメア市内へはとても遠いです。しかも道が真っ暗。街灯もない道をひたすら1時間近く走ります。近代都市の割にあいだは手薄な感じです。

ともかくホテルに着きました。アンスバタ地区にあるホテル ル・ラゴンはえらく設備の整った近代的なホテルです。ヌメアは街もめちゃめちゃ小ぎれいだし、走ってる車はシトロエンやプジョーだし、人はみんなしゅっとしてます。私はここがEUであることを理解しました(ニューカレドニアはフランス領です)

高そうなホテルに見えますが、キャンペーンのアップグレードプランでいい部屋になっただけで、値段は普通、東京並みです。
インテリアはきれいですが、ごはん食べるとこか周りにないので、TVディナーって感じです。そのためにキッチンもついてるのかな。

翌朝。いい天気です。南国らしい風景が窓の外に広がっていました。

この日は一日1人で市内観光です。早朝1本ならダイビングにも行けそうでしたが、午前中2本海に出っぱなしのスタイルだったので、潜れないのにただ船の上で待っているのも時間がもったいないのでやめました。

昔だったらそれこそ「地球の歩き方」だけが頼りで、行ってみたら店がなくなってたとか、バスの時間も変わってたとか、そんなことはしょっちゅうでしたが、現代にはスマホがあり、地図アプリがあり、リアルタイムのネット情報があります。一人で旅をするのに何の困ったこともありません。


しかし、困ることがないということは、人を頼ることもないということで、現地の人とコミュニケーションする機会はぐっと減りました。昔はしょっちゅう道に迷っては人に聞き、道案内してもらい、車に乗せてもらい、ついでになぜか家に呼んでもらい…今からは考えられない珍道中の思い出がたくさんありますが、今は何もかもが予定調和的で自己完結気味で、味気ないと言えば味気ない。でもまあそれが時代の流れなのでしょう。

ということで、バスに乗ってお出かけです。ホテルのあるアンスバタ地区からヌメア中心地区へ。行き方とかは、日本人の方が何人もブログで詳しく紹介されていますのでそちらをご参照ください。

まずは、フランスらしくマルシェで朝ごはんと行きましょう。本当はその目の前にあるニューカレドニア博物館に行くつもりだったのですが、改修中で閉館していました。残念!

朝市「ヌメア・マルシェ」 はモーゼル湾という海のそばにあります。 とても大きな市場で、新鮮な野菜や果物がたっくさん! 地元の人と観光客の両方で賑わっていました。売ってる人はチャイニーズも多い印象でした。

マンゴーおいしそうだなー。 キッシュもおいしそう! CFPフランと円はレートが1:1くらいなので、大体1個300~400円ですね。日本より少し高いぐらい。

カフェテリアコーナーも充実しており、パン屋さんでバナナタルトを買って、カフェでカフェオレを頼んで外のテーブルで食べます。気持ちいいです。どことなくパリっぽい。

次に向かった先は教会です。セント・ジョセフ教会。

中に入ってみると…誰もいません。えー、教会ってメインの観光地じゃないの?

ステンドグラスもこんなにきれいなのに。

ここは何がきれいだったかって、教会の出口から見えるこの景色!

海が…青い!白いヨットが浮かんで、まるでヨーロッパ映画のようなビジュアルです。

次に、高い場所に上ってみます。教会の裏手がF.L.O.の丘と言って、ビュースポットがあるということです。
うわーー!教会の尖塔の向こうに港の景色が。きれい!これぞニューカレドニアという光景です。海の側の街、いいな。

丘から降りるときの坂道の風景も好きでした。青い海と赤い花のある街。素敵。

このあとココティエ広場前にある、あまりはやってない市立博物館に行きました。うん、はやってないわけが分かるよ(関係者の方すいません)
これは博物館の中にあった古いフランスのポスター。“l’ile de lumier”(光の島)と書かれていますね。ヨーロッパから見れば、南太平洋の島はまさしく光あふれる夢の島だったでしょうね。天国にいちばん近い島。

ニューカレドニアの旅、午前中はこの辺りまでです。次週は超有名なアンスバタビーチと水族館の様子をお話ししましょう。
ではまた来週!

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かもめブログライターご紹介

旅カナ

『海とかもめ部』飛び入り部員。元「ecolor[エコラ]」ブランドマネージャー、現「幸福のチョコレート」マネージャー。 旅が好きでこれまで旅した国は35ヵ国。趣味はカメラとダイビング。沖縄離島とフィリピンを主に潜り、経験本数は約500本。 特技は海の生き物のイラストをダイビングログブックに描くこと。インスタグラムで「お絵描きDiver 旅カナ」として作品を発表中(@nosekana)「海とかもめ部」ではブログ「海の写真館」連載担当。 イメージキャラクター:タンクを背負ったカンパチ

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