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かもめブログ

泡あわキラキラ

はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。もう10月だと言うのにまだ暑いですね。そしてこのところ私がブログを書く時は、2回に1回は台風のお見舞いを書いている気がする…。八重山のみなさ~~ん、大丈夫ですかぁ~?

今日のお題は「泡」です。これも日常、陸上で生活しているとなかなか見ない光景かなと思いましたので、ピックアップしてみました。
ダイバーはエアと呼ばれるタンクを背負って潜っています。酸素ボンベではありませんよ。窒素も二酸化炭素も地上と同じ比率で含まれた空気です。ただ非常に高圧である点だけが違いです。それを水中で吸って吐いて、しているのですが、吐くと当然気泡が出ます。よくガイドさんはダイバーの吐く泡を見たら、その人がダイビングが上手かどうか分かると言います。落ち着いて呼吸をしているダイバーは、小さな泡が連続して出てる感じですね。
さて、そんなダイバーの吐く気泡と海の景色が織りなすキラキラとした景色を今日はお届けします。

キラキラきれい! サンゴの下の洞窟にダイバーがいるとき、上から見るとこんな感じに見えます。 この写真を見た友人の名言「竜宮城に行くときってこんな感じなんやろなぁ」…まさに!

イワシの群れを見上げて写真を撮った時、偶然吐いた息の気泡と一緒に写りました。普段はこんな風にバブルが画面に入らないように、息を止めて撮ったりしていて、こういう写真は一般に失敗写真とされるのですが、私はこれはこれでいい感じだと思います。

ジンベエザメと太陽とバブルと。泡の大きさとまとまりで自分とジンベエの距離感も分かって、ダイバー的にはなかなかいい写真なのです。

これは多少流れがあって、数人のダイバーが吐いた息がいくつかの筋になってきれいに斜め45度に流れてるところが、画面に動きがあってきれいかなと思います。

これは海底温泉です。海の中には温泉が湧いているところがあって、こんな風に地下から気泡がぷくぷくと湧き上がっているのが見られます。(付近は硫黄の匂いがします。火山ガスなんですね)なんだかキラキラのガラス玉を糸でつなげたアート作品のようです。美しい。

これは不思議な写真。何かと言うと、吐いたエアが洞窟の天井に張り付いて、気泡がミラーとなって周りの景色が映し出しているのです。写真の上手い方だと、ここに生物をからめて、不思議で美しい鏡像写真を撮られてたりします。

最後に1枚目の写真の別角度のカットをもう一度。お気に入りなので一人アンコ-ル。珊瑚が色とりどりなのも美しいですね。

本当は、バブルリングの写真を載せたくてすごく探したのですが、何万枚ものストックの中から探し出せませんでした…。バブルリング、とってもきれいなんだけどなー。でも私は作れません。撮る専です。どなかたきれいなバブルリングの写真を持ってらっしゃったら、海とかもめ部トップページの「写真投稿はこちらから」というボタンからぜひ投稿してください。素敵な写真お待ちしてます!
ではまた来週!

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かもめブログライターご紹介

旅カナ

『海とかもめ部』飛び入り部員。元「ecolor[エコラ]」ブランドマネージャー、現「幸福のチョコレート」マネージャー。 旅が好きでこれまで旅した国は35ヵ国。趣味はカメラとダイビング。沖縄離島とフィリピンを主に潜り、経験本数は約500本。 特技は海の生き物のイラストをダイビングログブックに描くこと。インスタグラムで「お絵描きDiver 旅カナ」として作品を発表中(@nosekana)「海とかもめ部」ではブログ「海の写真館」連載担当。 イメージキャラクター:タンクを背負ったカンパチ

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