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かもめブログ

「海旅、楽しみんちゃい 」北海道 札幌~襟裳岬編 vol.1

こんにちは~、しましまりこです。

さて、今回は北海道の海旅をご紹介します。

私が数年前に札幌に住んでいたときに、本州の友人が遊びに来てくれました。
友人は、車で北海道1周の旅にチャレンジしていたのですが、旅は道連れ♪ということで、私も数日間ご一緒させていただくことになりました。

ちなみに本州住まいの方は、なかなかピンとこないのですが、「でっかいどお。北海道。」(眞木準)のコピーのとおり、北海道はめちゃくちゃデッカイです。


(↑一時期twitterで話題になった北海道と本州を比較した地図)

2泊3日とかで「函館で夜景見て、旭川動物園でペンギン見て、富良野のラベンダー畑で写真撮って、知床で大自然を味わいたい」という人がいたら全力で止めるようにしています(^^;

移動だけで結構時間がかかりますから……。

今回、私たちの旅の目的は、「襟裳岬に行こう!」というもの。
これも結構無謀(!?)な旅ではあるのですが、2泊3日で下記のルートを辿ってきました。

ちなみに今回の記事では、北海道がでっかいどお過ぎて海に辿り着きません……
襟裳岬までの長い旅路をいっしょに楽しんでいただければ幸いですm(_ _)m

まずは札幌を出発して富良野へ。車での道のりは、約2時間。

私たちは、作家・倉本聰さんが主宰する「富良野自然塾」に立ち寄りました。こちらでは、ゴルフ場跡地を元の森に還す「自然返還事業」と、そのフィールドを使った「環境教育事業」が行われています。

実際に何をしたかというと、インタプリタ―(自然案内のスタッフ)に森の中を案内してもらったり、目隠しをして森を歩くワークを行うことで自然をより身近に感じたりしました。

やはりプロの方に案内してもらうと、自然の見方・見え方がぐっと変わってきます。人間も自然の中の一部であることも、改めて実感しました。

最後には植樹を行って、元の森に還す作業をさせてもらって終了。


※向かって右側に移っているのが本ブログの執筆者です。しましまな服を着てなくてすみません。

こちらは「富良野自然塾」で作られている季刊誌『カムイミンタラ』。アイヌ民族の言葉で“神々の遊ぶ庭”という意味とか。倉本聰さんのエッセイも掲載されていて読みごたえがありました。
富良野まで来たらラベンダー畑もオススメですが、「富良野自然塾」もたくさんの発見があってすごくオススメです!

さてさて、そして次はトマムを目指します。富良野自然塾を南下して車で約1時間。
そこには、星野リゾートで有名な「トマム ザ・タワー」があります。
ちなみに、トマムには星野リゾートのホテルが「リゾナーレトマム」と「トマム ザ・タワー」の2つあって、後者のほうがリーズナブルに泊まれます。アクティビティなどに費用をかけたいよーという方は、こっちがいいかも?

こちらはザ・タワー内のカフェラウンジ「yukkuyukku(ユックユック)」。約800冊の蔵書をほこるライブラリーがあって、昼間はコーヒーやスイーツ、夜はワインを味わいながらくつろげる空間。時間があれば2~3時間はゆっくりくつろぎたかった。

そして、私たちがいちばん行きたかったのが、トマムの「雲海テラス」。
日の出を目指して、朝いちばん(5:00出発)のゴンドラに乗りました。

ぎゃぼぼぼーーーーん……。

ゴンドラに乗った時点では、霧が全体を覆っていて何も見えない……。
当日の天候に左右されて、当然見えない日もあるとは聞いていたのですが、これはハズレなのか。いや、霧がいっぱい出ていて、むしろ雲海日和なのか……そんなことを考えつつ、雲海テラスの頂に向かいます。

あれ?心なしか、霧が晴れてきた!?

テラスで待つこと小一時間。太陽がしっかり顔を出してきました。

あー!これこれ!この瞬間を待っていたのです!

雲海なのかどうなのか、正確にはアヤシイですが(笑)、とても幻想的な雲と太陽が彩る景色が眼前に拡がっていました。

帰りのゴンドラに乗るときは、霧もすっかり晴れて、トマムの大自然が見渡せました。

と、本日の海旅ブログはここまで。
海旅なのに、海(襟裳岬)に出会うまでの旅程は、まだ三分の一程度……
次回は、十勝平野を通って太平洋まで走ります!

海が見える海旅ブログ、次回楽しみにお待ちください(_ _)

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かもめブログライターご紹介

しましまりこ

『海とかもめ部』新入部員。
淡路島出身。編集者。3歳児の母。
これまでに7回の引っ越し経験あり(北は北海道~南は広島まで転々と)。
海に囲まれた淡路島で育つも、実はたまねぎ畑が広がる平野育ちなので海へのあこがれが強い。各地のおいしいものや美しい景色を堪能するのが好き。 特技は、その土地の方言を会得すること。
海街にまつわる楽しい記事を執筆していきます!

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