【目次】
ロングスカートを大人らしくおしゃれに着こなすポイントは？
【Point.1】 着太りして見えてない？ロングスカートの選び方をチェック
足の太さやお尻が大きいことがお悩みの方は、足首までの長さのマキシ丈がおすすめです。足首の細さをより際立たせる効果があります。
ひざ下より長く足首より短いミモレ丈のロングスカートは、ふくらはぎがにょっきり出ている印象になってしまうのでNG。
細かいプリーツのロングスカートは、ポンチョ効果で実物より大きく見えてしまうので避けましょう。
たっぷりドレープがあるフレアスカートやロングのタイトスカートなら、着太りすることを避けてくれますよ。素材はとろみ素材よりもハリのある素材のものを選ぶのがベター。
【Point.2】 体型のお悩み別に着こなしポイントをおさえて
鳩胸さんやりんご体型の方は、下半身はほっそりしているのに上半身にボリュームが出てしまうため、ロングスカートで体の細い部分を隠してしまうと全体的に丸い印象を抱かせてしまうことに。選ぶべきロングスカートは、下重心に見えるようなトレンチスカートやIラインの縦長シルエットを作るペンシルスカートなどで細見えを狙いましょう。
上半身に厚みがある方はトップスをコンパクトにまとめるのが鉄則。そして、なるべく首・デコルテを見せるVネックを選んだり、腕まくりをして手首を見せたりするとスタイルアップして見せてくれます。丈の長さはおへそと骨盤のジャストサイズを選ぶと、足長効果が期待できますよ。
一方で、上半身は細いけれど下半身がもったりしているという洋梨体型さんは、上半身にボリュームを出すことと下半身をすっきり見せることを意識しましょう。選ぶべきロングスカートは、ストンと落ちる柔らかいシフォン素材のプリーツスカートや女性らしいマーメイドスカート、ウエスト周りはキュッとしていながら裾がレディに広がるペプラムスカートなどがよく似合います。
バストトップから骨盤までの距離が長い洋梨体型さんは、上重心を意識すること！トップスの丈はおへその位置、もしくはおへそより3〜5センチほど上で調整すると、スタイル良く見せてくれます。ベルトでウエストマークするのもOKです。また、デコルテ周りの装飾を意識したり、大きめのイヤリングを身につけるのも上半身をコンパクトに見せてくれる効果が期待できますよ。
ロングスカートの着られている感を解消するスタイリング術
特に低身長さんのロングスカートコーデに多いのが着られている感。スタイリングする上でのキーワードは「ぬけ感」と「視線を散らす工夫」です。
低身長さんには足元にスリットが入っているタイプのロングスカートや、種類の違う生地や違った柄を組み合わせる切り替えがあるスカートがおすすめ。素足だったり柄や生地の切り替えだったりで、下半身から視線を散らすことを意識してください。トップスはコンパクトにまとめ、アウターは足首くらいまであるロング丈のコートか、骨盤くらいのジャストサイズ〜少し短い丈で縦長シルエットを狙います。
また、足元は極力ボリューム感を減らしましょう。下に重心を持ってくるとどうしてもロングスカートの面積の広さで目線が下がってしまい、全体がもったりして見えてしまう原因に。アクセサリーでも上半身に視線を持ってくることができるので、キラッと光るおおぶりのピアスやネックレスなどで工夫することができますよ。
ロングスカートをカジュアルに着こなすおしゃれ度UPコーデ
ミリタリーなロングタイトスカートは上品ベージュを選べばきれいめカジュアルアイテムに
ぴったりしすぎないタイトスカートは、ゆるっとした抜け感たっぷりなIラインシルエットを実現してくれます。辛口ミリタリーなディテールですが、上品カラーの明るいベージュを選べばきれいめカジュアルコーデの万能アイテムになってくれます。ロングスカートが全体をすっきり見せてくれるので、カラーはベージュのワントーンで統一してとことん縦長効果を狙いましょう。前にスリットが入っているので、足元が軽やかでこなれて見えますよ。
- 着用アイテム
定番カーキのロングスカートはパリッと素材でカジュアルとレディのいいとこ取り！
どんなカラーのトップスとも相性の良いカーキのスカートは、カジュアルに着こなしたい時には素材感がキモ！とろみ素材はフェミニン寄りになってしまうので、パリッとした張りのある物を選んでください。カーディガンは深みのある色からパステルカラーにチェンジして、春コーデにチェンジしていきましょう。ふくらはぎ丈のロングスカートはスニーカーとの相性も抜群♬足元を軽やかなキャンバス素材にすれば、より春らしさが際立ちます。
- 着用アイテム
黒トレーナー×紺ロングスカートはダマスク柄切り替えでワンランクアップのオシャレ顔に
黒トップス×ネイビーのロングスカートの色合わせは一見地味見えしがちですが、だからこそ柄物にチャレンジするチャンスです。フェミニンすぎないダマスク柄がカジュアル派にも取り入れやすく、ワンアイテムで大人カジュアルにぐっと近づけることができます。気をつけたいのは素肌を見せて抜け感を出すこと。暗いトーンのコーデなので、腕まくりで手首を見せたり、華奢なピンヒールパンプスで重たい印象を与えないようにしましょう。靴とバッグはスカートに合わせてネイビーで統一すれば、より柄が際立って綺麗見えが狙えますよ。
- 着用アイテム
◎あわせて読みたいコーデ特集
▼【春夏】大人カジュアルに着こなすスカート。タイプ別コーデ集
フェミニンスタイルもロングスカートで鮮度の高い旬コーデへ
アシンメトリーブラウンロングスカート×アイボリーカーデで定番に＋αして
ベーシックなブラウンのロングスカートと白系のトップスは、アシンメトリーな形のスカートを選ぶことで一癖あるインパクトコーデに仕上げましょう。柔らかい素材のロングスカートが苦手な腰張りさんも、左右非対称な形のロングスカートを選ぶことでポンチョ状態を回避することができます。逆に上半身のボリュームが気になる方は、ボディラインに沿った形の黒やネイビーのトップスを合わせてください。ロングスカートの効果で下半身に重心がいくので、トップスをスッキリさせるとスタイルアップが狙えます。
- 着用アイテム
ブルーグリーンロングスカート×アイスブルーのコンパクトカーデでクールフェミニンを狙う
シャーベットカラーが恋しくなる春先には、アイスブルーの爽やかカーデと落ち着いたブルーグリーンのロングスカートを合わせて見ましょう。しっかりめにプリーツが入ったロングスカートは、コンパクトなカーディガンとの相性バツグン。デコルテ・手首・足首を見せて、軽やかな印象に仕上げてください。パンプスはネイビーなどでブルー系のグラデーションコーデにしてもGood。せっかくの寒色コーデにチャレンジするなら、黄味寄りのアイテムは避けてとことんクールに仕上げましょう。
- 着用アイテム
深みパープルのプリーツロングスカート×ライトモカの柔らかトップスで作るフェミニンコーデ
上品なフェミニンコーデを作るなら、深みのあるパープルのロングスカートがベスト。明るいカラーのトップスなら柔らかく女性らしい印象に、黒やグレーなどのモノクロなトップスを合わせると落ち着いた上品さを演出してくれます。プリーツスカートにボリュームがあるので、バッグやシューズは華奢なタイプを選んで引き算しましょう。ヒールがあるパンプスは良い女度がUP、ヒールがないバレエシューズ等はグッドガール感がUPしますよ。
- 着用アイテム
ロングスカートで作る垢抜け大人上品コーデ
黒スリットロングスカート×こなれ白シャツ×ミントグリーンの春ニットはカラー初心者もチャレンジしやすい
取り入れやすいけれど重くなりがちな黒のロングスカートは、前スリットが入ったタイプを選べば素肌が見える面積が増えて抜け感がアップします。垢抜けを狙うならトップスにはカラーアイテムが最適。白シャツでトップスとスカートのきちんとテイストを統一しつつ、ミントグリーンのカラーニットで季節感をプラスしましょう。ニットのカラーは季節に合わせてお好みで変えてOKです。ただし、上半身も気をつけたいのが肌見せの面積。手元をまくったり鎖骨を見せたりして、リクルートっぽさを回避しましょう。
- 着用アイテム
Iライン強調のイエローラップスカートはシンプルなアイボリートップスと合わせて大人可愛く
チアフルな印象のイエローも、こっくりカラーを選ぶと落ち着いた上品な印象に。さらにタイトなラップスカートならスッキリと大人っぽく、でも装飾があるので可愛らしくも仕上がります。ロングスカートを主役にするため、トップスは限りなくベーシックなタイプを選ぶのが正解。同じ黄色みがあるアイボリーをチョイスすることで、真っ白よりも主張が少なくグッと上品にまとまります。シューズも黒・紺・茶などのベーシックカラーか、スカートかトップスに合わせた色であくまでスカート1点を主役に持っていきましょう。カラーアイテムは全体的なトーンのまとまりがオシャレ見えのコツですよ。
- 着用アイテム
ブラウンのAラインロングスカートはストライプトシャツとの相性◎
女性らしさと上品さを兼ねあわせたAラインスカートは、上品コーデの必須アイテム。合わせるストライプシャツは、目鼻立ちがはっきりしている方は太めのものを、パーツがこじんまりしている方は細めの線幅を選びましょう。どちらのアイテムもシンプルなので、自分の体型や顔にあったものをこだわって探してくださいね。きっちりした服をこなれて見せるテクニックは、やっぱり関節を見せること。華奢な時計やピンヒールを選んで意識して軽さを取り入れてみてください。
今季も継続トレンドのロングスカートはコーデに積極的に取り入れて
流行が続くロングスカート。イマドキ感も出るし体型カバーもできそうで、積極的に取り入れてみたものの、いざ着てみたら着ぶくれして見えてしまったり、野暮ったくなってしまって買ったことを後悔した経験はありませんか？
簡単そうで実は奥深いロングスカートですが、ちょっとしたコツでスタイルアップも旬顔コーデも気軽にチャレンジできる優秀アイテムなんです。ロングスカートの着こなしテクをおさえて是非スタイリングを楽しんでみてくださいね。
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