低身長さんの冬コーデ完全ガイド|150cmでも着ぶくれしないスタイルアップ術

重ね着が増え、肌見せが少なくなる冬の装い、コーデを決める時に気に掛けるポイントが「スタイルアップ」ではないでしょうか。特に着ぶくれが気になる冬はアイテム選びで見た目が大きく変化しますよね。さらに低身長さんの場合はサイズ感や生地など、気を付けることが多くて悩んでしまうはず。そこで今回は、低身長さんにおすすめのスタイルアップコーデ術を紹介します。

低身長・小柄さんが押さえるべき冬コーデ基本ルール

①重心を“上”にする

小柄な方や低身長の方は、重心を上にするのが鉄則。下にすると小ささが強調されてしまいます。重心を上にするには、ややオーバーなものを羽織ったり、短め丈のトップス、ハイウエストのボトムスなどがおすすめ。極端に重心を移動するとアンバランスに見えるので、中心アイテムをベースに全体のバランスを整えましょう。

着用アイテム

②縦ラインを意識して“細さ”を出す

小柄な方はなるべく縦に視線を引き伸ばすようなコーデにすることで、身長の低さが目立ちにくくなります。ストンと落ち感のあるスカートや、縦ラインを強調できるワンピース、ミドル丈のコートなどを活用すると◎。Iラインを作ると、身長が気になりにくくなるだけではなく、体形のコンプレックスカバーにも繋がりますよ。

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③色で“軽さ”を出す

冬はコーデの色味が沈みがち。収縮色であるダークトーンを使うと、より小柄に見えてしまうかも。カラーアイテムを取り入れることで、軽さやコーデのメリハリを作りましょう。ポイントはブラウンや白のような、明るいベーシックカラーと組み合わせること。黒や紺を使うなら靴やバッグで取り入れるとコーデが引き締まります。

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【アイテム別】冬の低身長さんに“似合う”コーデ

ニットコーデ

モノトーンニットコーデには白のすそチラ見せで軽さと境界線を強調

定番のニット×モノトーンは抜け感の作り方が低身長さんコーデのコツ。ぜひ取り入れたいのが「すそのチラ見せ」。白のトップスと黒のニットをレイヤードし白を出すだけでできあがります。これだけでトップスとボトムスの境界がくっきりし、のっぺり感を払拭。靴を白にして統一感のあるモノトーンコーデに仕上げましょう。

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子どもっぽいなんて言わせない、上質&上品なカーディガンコーデ

上品なカーディガンは大人の女性のマストアイテム。シックかつ華やかなので、低身長さんが悩みがちな「子どもっぽく見える」という悩みを解消できます。ボトムスも上質さが際立つウール調のパンツをセレクト。全体のバランスを上重心に整えるよう、靴はタイトなブーツやコンパクトなパンプスを取り入れるのがおすすめです。

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コートコーデ

自分の身長に合うコートと出会えればハンサムコーデが簡単に完成

キュートな印象に見られがちなら、自分の身長丈にあったトレンチコートを取り入れませんか?おすすめはふくらはぎが隠れつつ、くるぶしは見えるロング丈。前を開けてざっくり羽織れば重たく見えずに着こなせます。またハイウエストなボトムスを合わせるのもポイント。ロング丈により重心が下がりすぎるのを防いでくれます。

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トレンドコートは着方と色の組み合わせで「着られている」→「着こなす」

トレンドが継続中のオーバーサイズブルゾン。小柄な方は「着られている感」が出やすいため、着こなしに工夫が必要です。軽やかな色味と合わせるのはもちろん、衿部分を少し抜いてさらに軽さを出しましょう。コート以外のアイテムはタイト〜ジャストサイズを選ぶのもおすすめ。バッグを小さくしてバランスを取るのも◎。

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パンツコーデ

ウエストインで重心アップ!冬なら体形カバーもらくらくなんです

パンツコーデでおすすめなのが、トップスのすそをインして上重心に見せるテクニックです。ハイウエストのデザインが苦手な方でも取り入れやすく、トップスをボトムスより明るい色にすれば重心が整います。ウエストが強調されて嫌…という方も、この時期は短め〜ミドル丈のアウターやカーディガンを羽織ればカバーできますよ。

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スカートコーデ

甘いアイテムはコーデにひとつだけ投入するとこなれた大人コーデに

フレアースカートは女性らしさがアップするアイテム。低身長さんが着ると甘さが増す可能性があるので、トップスはスウェットのようなカジュアルで辛さのあるものを選びましょう。短め丈ならなお◎。全体で見るとコーデが大人寄りになり、こなれた雰囲気が醸し出せます。アウターもトレンチのような大人っぽいものがベスト!

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ワンピースコーデ

ワンピースは丈選びとレイヤードを駆使してスタイルアップ!

低身長さんがワンピースを着る時は丈とメリハリを意識しましょう。あまりに丈が長いと着られている感が出るため、足首が見えるものがベター。またのっぺり見えてしまうと身長が強調されてしまいます。この時期おすすめなのがニットベストのレイヤード。ウエストや細い腕まわりを強調できるのでスタイルアップして見えます。

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【シーン別】冬の低身長さんに“似合う”コーデ

通勤・オフィス

仕事は幼く見えないことが大事。シックな大人のモノトーンコーデ

小柄さんのオフィスコーデは、大人っぽいシンプルなスタイルがベスト。モノトーンかつすっきりとしたコーデなら幼く見えるのを防いでくれます。トップスはジャケットやカーディガンを羽織りやすい、タイトなハイネックニットをチョイス。ボトムスはダークトーンのIラインスカートでシックなスタイリングに仕上げましょう。

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休日・カジュアル

ラフさの中にも大人な要素を入れて大人女子的カジュアルスタイル

低身長の大人女子は、カジュアルの中にも大人っぽさや渋さを入れると好バランス。定番のオーバーサイズスウェットには、スタンダードなチノスカートで大人の上質さをプラス。色味も派手すぎず暗くないライトグレー×ベージュで渋めにまとめて。白スニーカーで重心を下げすぎないことで軽やかでラフな雰囲気も出せますよ。

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お出かけ・きれいめ

この時季のコーデはシックな服&華やかアクセで落ち着いた女性に

人と会ったりレストランや忘年会に行く機会も多い冬。女性らしいけれど落ち着いた雰囲気のジャンパースカートは、この時季大活躍してくれます。インナーに黒のリブニットを入れると、大人な印象のコーデが完成。イヤリングやピアス、ネックレスなども映えるコーデなので、場面に応じて小物でスタイリングを変えられます。

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低身長・小柄さんが冬に気を付けたいNG例

①黒アイテムが中心でコーデが重たくなる

低身長さんはコーデのどこかに抜け感や軽さを作るのがおすすめ。黒や紺などのダークトーンでまとめると、コーデ全体が重たく見えて悪目立ちしてしまいます。ダークトーンを中心としたコーデの時も、明るい色のインナーを少し見せたり首もとが少し空いたデザインを選んだり、抜け感を作りましょう。一気に垢抜けて見えます。

②ダウンやボアなど「オーバーサイズすぎる」アイテム

小柄な方は、横幅が強調される服を着ると強い違和感が生まれます。そのためダウンやボアなどのもこもこになるアイテムは要注意。横幅が広がりすぎないよう、ステッチが入っていないダウンや落ち感のあるコートを選ぶのがおすすめ。トレンドのブルゾンなども、スッキリシルエットのアイテムを選ぶと似合いやすいですよ。

③ロング丈や装飾など重心の低い位置でボリュームが出る

低身長さんや小柄さんは上重心を意識するのがおすすめ。ロング丈のスカートやコート、ごつめのブーツなどを重ねて下重心にしてしまうと、アンバランスな印象になってしまいます。上の方が軽くなると低身長が強調されてしまう効果も。ロング丈のボトムスにはタイトな靴を合わせるというように、引き算でコーデを考えると◎。

重くならないコーデで冬のおしゃれを楽しんで

色や形、丈感で、どうしても重たくなりがちな冬コーデ。低身長さんや小柄さんは特に、冬のコーデに悩んでしまう方も多いのでは?コツや小さなポイントを押さえれば、ぐっと垢抜け感や大人っぽくコーデをまとめられます。特に最後に全身鏡やスマホで写真を撮るなどで、全身のバランスをチェックしてみるのもおすすめです。

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