地直しのやり方 ~生地の種類別にご紹介~

2020年2月14日(金曜日)

地直し

ソーイングを始める前の大切な下準備。生地もたくさんの種類があるので、どんな方法で行えばよいか迷いますよね。今回は生地の種類別に、簡単にできる地直しの方法をご紹介します!

地直しとは?

生地は生産される過程でどうしてもゆがみが生じてしまいます。その程度は生地の種類によって異なりますが、ゆがんだまま裁断して縫い合わせると、シルエットがきれいに出なかったり、洗濯することで、縮みや型くずれが起こったりして、せっかくの作品が台無しになってしまう場合も。こんなことを防ぐために、布目をきれいに整えて、ゆがみを戻す作業を「地直し」と言います。 

地直し

たとえば、縦糸と横糸が垂直に交わるように織られた平織りの生地の場合、横糸を抜いてみると、ゆがみがよくわかります。1本の横糸が生地の端から端まで通っている状態になるように、短い横糸を抜いてみましょう。

地直しのやり方

生地の種類によって地直しの仕方が異なるので、種類別に紹介します。

◇コットン・リネン

天然素材のため、洗濯によって縮む性質があります。地直しをすることで縫製後の縮みを防ぐこともできますよ。

地直し コットン・リネン 手順①

布を大きめにたたんで水に30分〜1時間ほどつけておきます。

地直し コットン・リネン 手順②

軽く脱水してからしわを伸ばし、半乾きの状態になるまで干します。

地直し コットン・リネン 手順③

布目を整えながら、生地の裏からドライアイロンをかけ、完全に乾かします。

◇ウール

基本的には水洗いをしない素材のため、コットンやリネンとは地直しの仕方が異なります。また、デリケートなのでアイロンの温度などにも気をつけましょう。

地直し ウール 手順①

生地の裏からまんべんなく霧吹きで水をかけます。

地直し ウール 手順②

ポリ袋などに生地をたたんで入れて密封し、水分がなじむまで1〜2時間置いておきます。

地直し ウール 手順③

布目を整えながら、生地の裏からドライアイロンをかけます。

◇シルク・化学繊維

水分や熱によって風合いが損なわれやすいので、適正な温度で、生地の裏から軽くドライアイロンをかける程度にしましょう。また、レーヨンなど、アイロンによってテカリが生じる素材の場合は、当て布をしてアイロンをかけましょう。

◇ガーゼ

ゆがみの出やすい素材なので、縦糸と横糸が直角に交わるように手で引っ張ってゆがみを直し、裏側からスチームアイロンを少し浮かせてかけます。

◇起毛素材

別珍やコーデュロイなど毛足の長い生地は、毛足をかみ合わせるように中表に重ねて、裏から軽くドライアイロンをかけます。その際、毛足の方向に気をつけるようにしましょう。

布の種類ごとに性質を覚えて、手作りをもっと簡単に!

地直しは布を使う上で、基本となる作業。地直しの仕方を覚えておけば、布のゆがみをなくすことができ、きれいな作品が仕上がりますよ。

クチュリエブログでは、さまざまな手づくりのコツやたくさんのお役立ち情報を掲載しています。手づくりキットを販売しているクチュリエショップや、公式SNSアカウントもお見逃しなく!

▽クチュリエショップはこちら

クチュリエ  Instagram バナー

本記事で紹介した商品はこちら

クチュリエクラブ

「クチュリエクラブ」登録会費(年間登録)

「クチュリエクラブ」の会員誌『クチュリエの種』が2020年1月号(Vol.211)よりデザインを一新してリニューアルしました! 「クチュリエクラブ」にご入会いただくと、月々100円でお得な会員特典が盛りだくさん! 初回お試し価格でのお買い物や毎月届する『クチュリエの種』では季節の手づくりアイデアや作家さんのオリジナル作品、手づくりテクニックを紹介するコーナーなど、楽しくて役立つ情報が満載です。

コメント

コメントを投稿する

コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

※本名など個人を特定できる情報の入力はご遠慮ください。