無心でサクサクして完成!世界にいっぴきのニードルフェルトうさぎをつくってみた話

2022年10月7日(金曜日)

発売前から一目見て、「わたしも作ってみたい!」と燃えたこのキット。
SNSで見かける #羊毛フェルト失敗 が脳裏によぎりますが…

結論、まずは一匹のうさぎを完成させることができました!!

左が作家さんのお手本で、右が今回作成したもの。ちょっぴり個性や愛嬌が出ていますが、それもいとおしく感じます。不器用なわたしでも作れた、かわいいもふもふ動物のニードルフェルトキット。そのかわいさと、つくりやすさの秘訣をレポートでご紹介します◎

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今回作ったキットはコチラ!
羊毛フェルトで作る 愛らしく健気な 北の小さなもふもふ動物の会

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もくじ
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・お届け内容ってどんなの?
・うさぎをつくろう!!!
・できあがり
・作り手の個性を並べて見たい!


①お届け内容ってどんなの?

小分けになった材料一式と、完成見本のポストカード、つくりかた説明書が届きました。
6匹のうちから1匹ずつ届くのですが、今回は「エゾユキウサギ」のようです。

商品企画の先輩方に持ち手つきのニードル(必須)と、替えの針(予備)を用意するといいと教えてもらったのでキットと一緒に注文しました!(実際に作ってみて、替えの針を用意していてよかった!と思うときがちゃんとありました)

※写真右の、持ち手つきのニードルと、替えの針はキットに含まれません。

中身を取り出して並べて、羊毛とわたをそれぞれのパーツに必要な分でとりわけます。わたのカットまで解説してくれる親切な説明書にあんしん。

身体の土台になるわたを刺しはじめるところからスタート!

けっこう大きな塊なので、「これがあのうさぎのサイズに…??いったいどこまで刺せばいいんだ…???」と思いましたが、やってみないことにははじまらないので、ニードルを持ちます。

②うさぎをつくろう!!!

ひたすらプスプス刺していきます。果たして本当にウサギになるのか、いったい、何回指を刺すのか……!小中学生時代は周りに「器用だね」と言われていましたが、気づけば周りに「不器用だね…」と言われるようになっていたので、どきどきのスタートです。

けっこう固まったのでそろそろかな?

と思いましたが、実物大の図と並べてみるとまだ大きかったです。

さらに刺しつづけて、頭を付けるためのくぼみまでできました。

同じように頭も刺し固めました。
できあがった頭と体をくっつけて

顔や身体に羊毛をつけていき、終わったら鼻をつくります。

つぶらな目も付けてあげました。

うさぎのはずが、なんだかちょっぴりあざらし風…?
ここまでの作業時間は6時間半でした。少しづつ手のひらの中で形になっていくところが感動します。

目をつけた際に顔がちょっぴり気に入らなくて、たくさん刺していたら固くなって針が折れてしまいました!替えの針も用意して助かりました~~!ですが、処理に時間がかかったほか、顔に刺さった針がなんだかショックで写真は撮り忘れてしまいました。すみません。

このあとに、耳と手足しっぽもつけて全部の所要時間は10時間ほどになりました!
といっても、友人と電話しながら刺したり、音楽を聴きながら無心でプスプスと刺したりしていたので、時間が経っていることにも気づかないくらいでした。ひとりで黙々と刺していたときも、まるで瞑想でもしているような感覚で、忙しくておざなりにしていた自分とも向き合えた時間になりました。

③できあがりました

ニードルフェルトははじめてだったので、悪夢なうさぎができあがったらどうしようかと、途中までは不安でしたが、ちゃんといとおしく思えるくらいのゆるふわのウザギチャンができあがりました。

先輩や同期のみんなに「Yちゃんに似てるね!」と言われました。そう言われると確かになんだか作り手のわたしに似てゆるい顔をしている気がします。

あざらしを経由しながらもうさぎとして形にできたのは、丁寧な作り方説明書のおかげ。

随所に実物大の図があり、写真でもこれくらいになるまで刺すという指示があるので、羊毛フェルトあるあるの「刺しすぎてガッチガチのカッチカチ」や「刺し足りなくてほにゃほにゃのぼわぼわ」などを回避できました!
初心者あるあるだと思うのですが、顔を作るあたりで私は謎の自信が湧き出して、ちょっとアレンジに走ってしまいました。あざらしになったのもたぶん、そのせいなんですが……それでもきちんとうさぎに仕上がったので、詳しいレシピの存在がありがたかったです。


ちなみに、「何回指を刺すんだろう……」と不安だったケガについてですが、できあがるまでに指を10回ほどちくっと刺してしまったものの、特に血が出ることもなく無事でした!
ただ、耳や手足などの小さなパーツは誤って指を刺しやすいので、作られる際にはお気を付けくださいね。

④みんなちがってみんないい~!

作り手に似るのなら、いったい「どれくらい個性が出るのか」気になっていたので、作家さんの作品とモニターさんの作品をお借りして、念願を叶えました!

(ドドンッ!)

顔はもちろん、手足も身体も全体的に個性が出ますね!!!商品企画の先輩には、「できあがる子は作った人にちょっと似る」ということを教えてもらいました。わたしが作った子は右から2番目のウサギで、いちばん右の子はキットを監修してくださった先生が作られた子です。

こうやって並べてみても、みんなしっかりウサギになっていてかわいいですね。

すべてそろった材料と、ていねいな説明書のおかげで再現性が担保されているので、ニードルフェルトにはじめてチャレンジする人も安心してトライできると思います。

お顔だけでなく、360度どこから見てもかわいいの権化だったのでおしりも並べてみました。
まるで大福のような、ふくふくまるまるとしたかわいいおしりで、見ているだけで愛おしくなります。

足の裏もかわいいので、ヘソ天うさぎを見ていただきたいです。赤ちゃんのおやつボーロのような、ちょっとミルキーでやさしい味を想起させる足だと思いませんか?たまにひっくりかえして見てしまいます。


無心でチクチクと形を作っていく間に、自分と向き合えるようなゆったりとした時間の流れを感じることができました。お友達や家族と一緒に作って、できあがった子を並べてみるのも楽しいと思います。わたしは仲のいい人や推しが生み出す動物をぜひ見せてもらいたいです。

「学生時代、家庭科はニガテだった」「新しい趣味としてハンドメイドをやってみたいけど、刺しゅうや編み物はハードルが高いなあ」という方にもはじめやすいニードルフェルト。縫い目や編み目のがたつきが目立って気になる…という方も、いびつさこそが個性と魅力になる、のびのびと楽しめるニードルフェルトをおすすめしたいです。

この記事ではうさぎを紹介しましたが、ほかのもふもふ動物のキットも届きます◎
ひとりでもみんなとでも楽しめるニードルフェルト、ぜひぜひ作ってみてください!

本記事で紹介した商品はこちら

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寒さに負けず、北の大地を健気に生きる6種類の小さなもふもふ動物たちをサクサク刺しながら自由に形作る羊毛フェルトの楽しいキット。

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