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フェリシモたすけあい基金からの支援活動報告「困難を抱えた若者にLINEで相談事業と生活支援をおこなう」(認定NPO法人D×P)

本プロジェクトが始まった2021年9月から2022年1月14日までの間に、LINE相談事業では、新たに2,285名の登録がありました。そのうち相談を希望された849名に対して相談対応を実施。28,200食分の食糧支援と、相談者の方への生活の安定・就職に向けたサポートを実施しました。

また12月には、「年末年始に生活が不安な15~25歳の方を対象に、最大250名まで、『ユキサキチャット』からひとり8万円のお金を届けます」というプロジェクトを実施しました。年末31日まで相談窓口を開設して、現金の給付や食糧支援の面談を続けました。他の相談窓口がお休みしていることもあって、緊急で食べ物を送ったケースもありました。

<現地の様子や現地の声>

LINE相談事業でひとりひとりの若者の声を聞いていると、多くの10代の若者が新型コロナウイルスや緊急事態宣言によって長期的な打撃を受けてきたということを痛感します。

「アルバイト先が休業になり、収入が減って家賃や電気代が払えない」
「このままだと学費が払えないので、中退するしかない」
「経済的に親に頼れないため、消費者金融などで借りて工面するしかなかった」
など、悲痛な声が多く聞かれました。

そういった状況の中、LINE相談以外でも現金給付や食糧支援を実施しました。

支援が届いた若者からは、
「給付が決まって受け取った時にめちゃくちゃ安心して、久しぶりに自分を大切にできる気がしました」
「おかげで年末年始もきちんとご飯を食べて過ごすことができました」
などの声がありました。

食糧を送った若者からは、パスタを作ったと写真つきでメッセージをもらっています。

まだまだ若者にとっては厳しい状況が続きそうですが、歩みを止めることなく、日々若者に寄り添い続けてまいります。

<支援者へのメッセージ>

当団体への多大なるご支援、誠にありがとうございました。
「10代の孤立を防ぐ」NPOとして、若者の声を否定することなく聞き、どうすれば彼ら・彼女らが心にかなう道を歩んでいけるかを一緒に考えていくことが、とても重要だと考えています。

同時に、このコロナ禍で浮き彫りになった社会課題へのアプローチも重要で、現場における10代への直接的なサポートと、国への政策提言などの間接的なサポートを実行して、今後も10代の孤立を防ぐための活動を続けてまいりますので、引き続き応援のほど、お願いいたします。

■困難を抱えた若者にLINEで相談事業と生活支援をおこなう
実施場所 : 日本国内
実施期間 : 2021年9月~2022年12月
・プロジェクトの詳細はこちら
・D×Pさまのその他の支援活動はこちら

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