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フェリシモたすけあい基金からの支援:傷ついた子どもに寄り添う「付添犬」を届ける(特例認定NPO法人子ども支援センターつなっぐ)

みなさまとともにこれからの未来の暮らしを作っていく取り組みのために設立された「フェリシモ たすけあい基金」より、傷ついた子どものこころの手助けをしてくれる「付添犬(つきそいけん)」を届けるための支援を実施しています。

ひとりでも多くの子どもに「付添犬」のサポートを!
「付添犬」は虐待や暴力の被害を受けた子どもが、安心して受けた出来事を伝えるための手助けをします。

はじめまして。
NPO法人子ども支援センターつなっぐです。

私たちは虐待や暴力などで傷ついた子どもたちを、ワンストップで中長期にサポートをする団体です。児童相談所や警察、検察、病院や行政、そして、子どもたちをサポートする団体と「多機関多職種」で連携をとりながら、ひとりひとりの子どもたちに必要な支援を届けています。

行政の担当者は異動することがあるため、子どもが成長していく中で担当する機関の人たちが変わっていくことが多くあります。そのため子どものサポートは、ずっと伴走するにはむずかしい現状がありますが、つなっぐでは子どもたちが自立をし、生活できるようになるまで、手を放すことなく伴走支援をしています。

子どもにどんなことがあったのか、どんな被害に遭ったのか。
ということを聴いて記録に残しておくと、その後の裁判などの司法手続きや病院での治療、また中長期の伴走支援においても大切な情報になります。

しかし、被害にあった辛い経験を子どもが話すことは、もう一度被害に遭うのと同じくらい辛い状態に置かれるため、それ以上に勇気がいることなのです。そんな時、そっと寄り添い力をくれる「付添犬」がいると、高まった緊張がほぐれたり、話す勇気を与えてくれたりします。

子どもに寄り添う「付添犬」

日本でこの「付添犬」の派遣をしている団体は「つなっぐ」だけで、「付添犬」として派遣できる犬は首都圏や東海圏を中心に10頭程度しかいません。

社会福祉法人日本介助犬協会から派遣される「付添犬」は、介助犬としての基本的なトレーニングを終えた犬のうち「付添犬」の適性のある犬が活躍しています。中には、介助犬候補犬からキャリアチェンジをして、「付添犬」として活躍してくれている犬もいます。

また、公益社団法人日本動物病院協会から派遣される「付添犬」は、家庭で大事に育てられ温かい愛情を注がれた犬が、学校や病院にボランティア活動として訪問をするなかで、「付添犬」としての適性を認められた犬が活躍しています。

そして、すべての「付添犬」は、飼い主や獣医からの適切な健康管理を受けて派遣されています。

これまでに認証を受けた「付添犬」たち

将来的には、日本全国の傷ついた子どもたちのそばに「付添犬」を届けられるようにしていきたいと考えています。そのためには、多くの人たちに「付添犬」の素晴らしさや子どもたちのためになる活動ということを知ってもらう必要があります。

〈支援内容〉

子どもが児童相談所や警察、検察などで話をするときや、裁判で証言をしなければいけないときに、日本介助犬協会と日本動物病院協会の協力を得て「付添犬」を派遣しています。

「付添犬」とハンドラー(手助けをする人)が、裁判所や検察庁、児童相談所などに行って子どもに寄り添うためには、「付添犬」とハンドラーの活動費用が必要です。活動内容や時間によって金額は異なりますが、5,000円~30,000円程度の活動費用と交通費実費が必要になります。

そこで「フェリシモ たすけあい基金」を活用し、派遣費用に充てることでひとりでも多くの子どもたちが「付添犬」に寄り添ってもらえるようにしたいと思います。

〈期待される効果〉

子どもには、自分に起こった辛い経験を話さなければならないときがあります。この話をすることはとても辛いため、もう一度被害に遭うのと同じ状況になることもあります。

それでも自分に起こった辛い経験を正しく伝えることは、加害者を罰するための刑事手続きを進めることができたり、自分自身の権利を守ることへとつながり、被害で生まれた精神的ダメージへの適切な治療や、被害者支援などのサービスも受けることができるようになります。

「付添犬」はこれから辛い経験を話さなければいけない子どもに、じっと寄り添ってくれます。「付添犬」として活動をしている犬は、子どもとふれ合い、なでてもらうことが大好きな犬です。実際に、これまでの活動のなかで法廷に入った「付添犬」がいたように、どんなところでもリラックスすることができます。

どこでもリラックスできる「付添犬」

そんな「付添犬」を子どもは無言でなでながら、「付添犬」からたくさんの力と勇気をもらい、息遣いを感じながら、「自分はひとりではない」「一緒にいてくれる犬や人がいるんだ」ということに気づきます。辛い話をした後に、やわらかいモフモフとした「付添犬」と一緒にいると、子どもの緊張もほぐれて、「付添犬」との楽しい時間を過ごしたことが思い出になることもあるのです。

「付添犬」は人と一緒にいて楽しいという自然な気持ちから子どもに寄り添い、私たち人間にはできない仕事をしてくれます。子どもにとってその後も被害との闘いは続きますが、「付添犬」と一緒につくったきずなはこれからの長い道のりの中で力と勇気をくれることでしょう。

■傷ついた子どもに寄り添う「付添犬」を届ける
実施場所 : 首都圏・東海圏
実施期間 : 通年(派遣依頼の都度)
協力団体 : 社会福祉法人日本介助犬協会公益財団法人日本動物病院協会
・子ども支援センターつなっぐさまのその他の支援活動はこちらから

活動レポートが届きましたら、みなさまにご報告させていただきます。

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コメント

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コメント

  • Hana より:

    付添犬の活動に深く賛同いたします。
    我が家は、猫を飼っておりますが、可愛くてとても癒されます。
    動物の飼育は、子どもたちの情操教育にとても良いと聞いたことがあります。
    これからも、子どもたちのために、引き続き支援していきたいです。

    • フェリシモ社会文化活動担当 より:

      Hanaさま
      付添犬の取り組みにご賛同いただき、ありがとうございます。
      今後も子どもたちの明るい未来をつくる活動を応援してまいります。
      フェリシモ基金活動へのご支援、ご参加をどうぞよろしくお願いいたします。

      フェリシモ基金事務局

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