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2023年度基金活動報告ーインドでのオーガニックコットン栽培を通じた農村の自立支援、子どもの教育支援とマディングパダー村での子どもたちの教育や女性の職業技術、有機農法に転換するための支援(一般財団法人PBP COTTON)

「Live love cotton基金」と「PBPコットン基金」より2023年度に基金を拠出した「一般財団法人PBP COTTON」さまの活動レポートをご紹介します。

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PBPの組織変更後にプロジェクトを実施し、日本のクライアント向けマーケティング活動を支援するため、新会社「Chetna Regenerative (Organic) Producers and Products Private Limited(チェトナ・リジェネラティブ)」が2023-24年度にインド会社法の下に設立されました。
主な目的は、綿花農家世帯の生活の質の向上を主な目的とし、有機綿花栽培システム、生計向上、教育、スキル開発に焦点を当てた360度介入型モデルを採用・継続しています。

有機栽培への移行に向けた綿花農家への支援
トレーナー養成研修を3期に分けて実施し、延べ約100名が参加しました。研修内容は、種子処理と発芽試験、間作システム、堆肥の施用、病害虫管理などです。
研修を受けたトレーナーが61の村へノウハウを持ち帰り、全ての支援農家に共有されました。
村では10カ月にわたり月例トレーニングと会議を実施し、累計610回、延べ約4,000人の綿花農家がスキルアップしました。このうち1,500人が有機栽培または移行中の農家です。

研修を受けたトレーナーたちの様子

オディシャ州に2つの研究デモンストレーションサイトを設立し、有機綿花に不可欠な非遺伝子組み換え綿花種子(Non-GMO種子)の遺伝子型の研究開発とその増殖に焦点を当てています。
1,500人の綿花農家に6種類のNon-GMOハイブリッド種子2,000パケットが提供され、平均発芽率は約80%でした。
外部研究所での遺伝子組換え作物(GMO)検査では、通常の方法で検査された10サンプルは陰性でしたが、より厳格な方法で検査された10サンプルではわずかにGMOが検出されました。
フィールドレベルでのGMO検査では、400サンプルの90%以上が陰性を示しました。
1,500人の綿花農家が属する3つのICS(内部管理システム)が、APEDA(農産物加工・輸出開発庁)の有機基準に基づきサポートを受けました。

教育分野と生活改善スキルへの支援
綿花農家世帯の50人の生徒・大学生に奨学金を給付しました。
また、10の村の農家に対して医師による健康についての保険セミナーが開催されました。
さらに、MAAD(Music Agriculture Art Dance)の活動として、オディシャ州の4つの学校で10回のイベントや表彰式が開催されました。

奨学金給付の様子

PBP および日本の支援者のインド訪問
2023年11月6日、PBPの3名の理事を含む4名がFFID – チェトナ・リジェネラティブ管理事務所を訪問し、組織変更後のプロジェクト遂行について議論しました。
2024年3月3日から6日、PBP代表理事・葛西を含むチームが農村を訪れ、女性綿花農家と交流、エコセンターで刺繍を学ぶ女性と交流し、Non-GMO種子の研究開発などについて理解を深めました。

〈支援者のみなさまへ〉

この一年は、私たちが目指す「再生型オーガニック」への道のりが決して平坦ではないことを痛感しましたが、同時にみなさまの支援の重みを知る機会でもありました。

みなさまと共に、この困難を乗り越え、綿花農家世帯の未来をさらに豊かなものとするために、FFID – Chetna Regenerativeは今後も邁進してまいります。
引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

■一般財団法人PBP COTTONさまのその他の支援活動はこちらから

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