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2015年度基金活動報告 ー 盲導犬育成支援(認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会)

2015年度に次の基金より拠出した認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会さまの活動レポートをご紹介します。

 

みなさまよりいただくご寄附金は、当連合会に加盟する北海道から九州まで全国にある盲導犬協会の盲導犬育成に役立てられています。

 

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「オッケー!グーッド!!」

私は、とある視覚障害者の方とその日一緒に歩いていました。その方は歩くのがとても速く、めったに行かない場所にも関わらず、スイスイと歩いていきます。その傍らにはパートナーである盲導犬がいます。

盲導犬は曲がり角で止まったり、障害物を避けるたびに「オッケー!グッド!!」と明るい声で褒められ、とても嬉しそうに尻尾を振りながら歩いています。視覚障害者の方と盲導犬が、互いに協力し合いながら歩く姿はとてもすがすがしく、一緒に歩いていた私も、気分が明るくなりました。

盲導犬は、危険を目で見て回避してくれるので、一緒に歩くとき心にゆとりが生まれ、目的地までの道のりも楽しくなります。そのため、盲導犬との歩行を「風を切って歩いているようだ」と表現する方もいます。

「盲導犬と一緒に、風を切って歩きたい」と願っている視覚障害者の方が、まだまだたくさんいらっしゃいます。私たち全国盲導犬施設連合会は、そのような方の願いを1人でも多く叶えるために、みなさまから頂くご寄附を盲導犬育成のための費用として、当会に加盟する全国の盲導犬協会へ配分しています。フェリシモ基金からのご寄附も活用させていただき、平成27年度は33頭分の盲導犬貸与に役立てることができました。

 

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街中に、「オッケー!グーッド!!」の明るい声とともに、盲導犬と歩く視覚障害者の姿がもっともっと増えますよう、みなさまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

<支援者のみなさまへ>
盲導犬は、盲導犬ユーザーとして訓練を受けた視覚障害者と一緒に、さまざまな場所へ同伴することが法律でも認められています。街中やお店、電車内、ホテルなど、あらゆる場所で盲導犬ユーザーと出会う場面があるかもしれません。その際は、どうぞ温かく受け入れてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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前回の報告書はこちら

■全国盲導犬施設連合会さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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コメント

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コメント

  • うさ より:

    駅前で盲導犬の為の募金をしているのを見たことがあって、財政的に厳しいようなことも聞いたことがあったので、人を助けてくれる犬達に支援をとおもいました。
    盲導犬のワンちゃん達ありがとう! 応援してるからね!

  • ゆきりんご より:

    私は犬が好きです。 でも事情があり飼えません。だから盲導犬や聴導犬、捨てられてしまった犬や猫への助けをしたいです。
    このメリーでのサポートは続けてほしいです。
    レポートがあることで、本当に役立ててくれているとわかって有難いし、嬉しいです。

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