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2022年度基金活動報告ー盲導犬育成支援(認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会)

フェリシモ「メリーポイントで社会貢献(盲導犬育成支援)」から2022年度に基金を拠出した「認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会」さまから、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。

みなさまからのご寄付は加盟する8つの盲導犬協会で
盲導犬の育成やデビュー後のサポートなどに役立てられています。

ハーネスをつけた盲導犬

私たち全国盲導犬施設連合会は、盲導犬育成費用の一部助成・補助(一頭当たり200万円)と、盲導犬としてデビューした後のフォローアップ活動において、新たに助成を始めることにしました。2022年度はみなさまからのご寄付を活用し、加盟施設に6頭分の盲導犬育成のための支援と、現在活動をしている643頭のフォローアップ活動に助成することができました。

盲導犬協会では盲導犬とユーザーの生活環境や歩行状況の確認・把握をするために、定期的に職員が連絡を取って自宅などを訪問して、指導・アドバイスなどのフォローアップをしています。

例えば引っ越しなどで生活環境が変化した場合、ユーザーの元を訪問して新しい場所や道での歩行指導などを行っています。万が一、盲導犬やユーザーが病気や事故にあったときには、駆け付けたりしています。

後ろから歩行状況の確認をしている歩行指導員

フォローアップの大切な項目のひとつに盲導犬の健康状態のチェックがあります。盲導犬の健康診断や予防接種、日々の毛やつめのケアなどの健康管理はユーザーの役目ですが、適切に行われているかどうかの確認を盲導犬協会の職員と一緒に行っています。

盲導犬協会の職員が盲導犬の耳の中をチェックしている様子

盲導犬協会はどの地域にお住まいのユーザーであっても必ずフォローアップを行い、盲導犬が引退するまで犬とユーザーをサポートし続けています。そのため費用の大半は寄付や募金に支えられている現状があります。みなさまからの温かいご支援は、大切に活用させていただいています。

雪道で歩行する盲導犬

〈支援者のみなさまへ〉

いつも盲導犬育成事業にご支援を賜り、誠にありがとうございます。
みなさまからの温かいご支援のおかげで、目の見えない・見えにくい方が盲導犬とともに安心安全に街中を歩くことができます。

これからも、盲導犬の育成とデビュー後から引退までをサポートし続けられるように、また盲導犬とユーザーがともに参加しやすい社会になるために、私たち全国盲導犬施設連合会は寄り添い、取り組んでまいります。今後とも、ご支援・ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

■全国盲導犬施設連合会さまのその他の活動はこちら

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