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地球村の基金活動報告ー「HIVと共に生きるシングルマザーの生計向上を通じたエイズ孤児支援」(特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS)

2017年に「地球村の基金」で支援をしているプロジェクト「HIVと共に生きるシングルマザーの生計向上を通じたエイズ孤児支援」の活動レポートをエイズ孤児支援NGO・PLASさまからいただきましたので、みなさまにご報告します。

    〈プロジェクトの中間報告〉

    2017年10月上旬から7回の研修を実施しました。本事業に参加するHIV陽性シングルマザー10名が業終了後も自立してカフェを運営していくことができるようにベーカリー研修(パン・ケーキの製作)、会計、接客マナー、衛生の研修に加え、店舗の経営や貯蓄に関する研修を提供しています。2017年はベーカリー研修を中心に実施しました。

    カフェはシングルマザーたちがグループを作り協力し合いながら運営するため、研修にはチームビルディングのセッションも設けられ、和気あいあいとした雰囲気で研修が進みました。また、6名それぞれが研修で「出席管理のリーダー」「ワークショップリーダー」など役割を担うことになりました。

    〈現地の様子・現地の声〉

    シングルマザーたちは新しいことを研修で学ぶことに意欲的です。10月中旬に実施したベーカリー研修では、ホールケーキの焼き方を習い、さっそく全員で挑戦しました。焼きあがったケーキを手にしたシングルマザーたちはみな嬉しそうで、得意げな表情からはカフェ事業へのモチベーションを感じさせます。

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    焼きあがったケーキを手にするシングルマザーたち

    研修で学んだスキルを店舗で実践できるよう、研修では復習のセッションも行いました。これまで学んだケーキやクッキーを講師の指導なしに各自で小麦や砂糖の分量を適確に守りながら生地を作り、焼き上げることができました。また、シングルマザー同士で店舗運営や調理に関するアイディアの交換もされ、積極的な姿勢がみられています。

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    開店準備をするシングルマザーたち
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    事業に参加するシングルマザーと子どもたち

    〈支援者へのメッセージ〉

    ご支援・応援いただきありがとうございます。HIVと共に生きるシングルマザーたちにとって、自分たちでビジネスを立ち上げ、自分たちで収入を得ていくことは、教育をはじめ子どもたちにより良い暮らしを届けるだけでなく、シングルマザーたちに自信を生み出します。HIVによる差別・偏見や貧困など困難な状況の中でも前向きに頑張ろうとするシングルマザーたちをこれからも応援ください。

    (特定非営利活動法人 エイズ孤児支援NGO・PLAS 小島さまより)

    ■HIV陽性のシングルマザーの生計向上を通じたエイズ孤児支援
    実施場所:ウガンダ共和国ルウェロ県カルレKalule、ンデジェNdejje、
         ブスラBusula
    実施期間:2017年9月~2018年8月
    ・プロジェクトの詳細はこちら
    ・プロジェクトの活動報告(中間実績
    ・エイズ孤児支援NGO・PLASさまのその他の支援活動はこちらから

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