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アジアのチョコレート

2023.08.26

カカオのとりこになった元シェフの探求心の塊チョコ〈タイ・プリディ〉

いちばん、タイで面白かったのが、このバンコクの「プリディ」さんです。

バンコクの表通りではないところ。元カフェを居抜きで借りてるようで。まだまだ最近の感じがします。数ヵ月前に借りたそうです。

ダニエルさんとお仲間で作っているお店で、その中に発酵を担当する「たかし」さんという日本人の方もいらっしゃいます。

ダニエルさんはドイツ人で、タイに引き寄せられた方です、元々はシェフで世界中を渡り歩く中、タイに行き着き、初めは仕事が終わってからとか、料理の合間にちょっと趣味でチョコを作ってみたら、ドはまりにハマり。そこでコロナになって、暇になって、さらにハマったそうです。

どんどん研究するようになりカカオの畑にも興味がわき、今やショコラティエになってしまいました。

今もホテルやレストランを中心にチョコを卸しているそうです。

なにがすごいかって、さすがドイツ人、自分のチョコをパワポで解説してくれます。シェフなのに珍しい。しかも、ちゃんとフォントも整っていて、見習いたいようなちゃんとした説明。

サスティナブルな仕事をするのがミッションだとちゃんとしてるプレゼン。

それがめちゃくちゃ早口でしゃべるわしゃべるわ。

おもしろーい!

さすがシェフだなと思ったのが、やっぱりここは生産地が近いのがいいと。畑にコンタクトが取れるのも楽しいそうです。

タイはここ10年で変わっていく感じが面白いって楽しそうにおしゃってました。

タイのカカオはまだ生産量や流通のこともあり地元でも高いらしく、地元の人が自国のカカオを食べていないと言っていました。

タイは生産地なので、カカオにまじめなシンプルチョコが多い気がしたのですが、ここはこだわっているけど、一般向けにも作っているのもありがたい。うちはチャレンジ、ほかとはスタイルが違うと言っていました。だから、みんなが好きそうなものもありました。スナッキーというおいしそーーーーな、おなかすいたときにたまらんやつも作っていました。

それを、試食を出すときに、必ず自分も食べるんです。

もう知ってますやんね。あなたの味。

でも、ずっと食べてる。あ、また食べてるwww

この人チョコ好きやなーーー。

溢れるチョコ好きがとまらんのです。ふたしてもふたしても溢れだしていて、チョー楽しい。

チョコ食べながらいつまでもこの人の話聞いてられる。



しかし、話よりさらに大事なことが。
さすがチョコにハマるような探求心の塊のシェフなんです。味が……

うまいっ!!!

ほんと、ぜひ、食べて欲しい。

うまいっ!!!
2回言いました。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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