このチョコは本気のチョコ・ホリックの方にのみ食べていただきたいです。

ベルギーのコルトレイクという町にあるのですが、私は何度もこの町を訪れてますが、まさかゴー・ミヨに選ばれるお店がまだあるとは思ってもみませんでした。
（※ゴー・ミヨとは、ミュシュランに並ぶ世界的に権威あるレストランの格付けガイドブック）

ベルギーのブリュッセルから電車に乗るんですが、コルトレイクという発音がまったく通じないのです。チケットを買うときに毎回、

「コルトレイク！ コールトレイク！ コー・ルー・トー・レー・イー・クー！」って窓口でいろんな言い方してやっと買えます。

小さな町ですが、ちょっと住宅地に入ったところに店はあります。大きめの店内にはカカオの生産地のビデオが流れています。カカオの実も展示してますし、産地を紹介したポップもまめにディスプレイされてます。
そうそう、ここの産地のこのカカオが手に入らないそうですね。あ、こっちは、マダガスカル？ 最近人気ですよね。へぇーーー。カカオの原産地と種類にこだわってますねーーー。

……って！ はっきり言って、住宅地にあるようなショコラティエではありませんっ。

このご近所にいったい何人ここまでカカオの話を聞きたい人がいますか？ ……いないと思う。……いや、いない。ほとんど、オーナーのヘルト ヴェルクルーズさんのカカオオタクな趣味のお店です。

一日、6種類ずつ、カカオにこだわったシンプルなチョコを作るんだそうです。

しかし、考えてもみてください。このコルトレイクにはここまでのお客さまはいなくても、日本にはいますよね。そう、みなさまのようなカカオオタク。そう、そのあなたさまのために輸入します。

めったに手に入るおチョコさまではないので、素人さんにはお試しで小さくしますが、これが気になる方は間違いなく、チョコ玄人さんだと思って大きめにしました。8種のオリジン（原産地別）チョコを24種類箱に詰めました。
まず、日本でこのお店のチョコは買えないでしょう。ベルギーの隠れた隠れた実力派のショコラティエ。
オリジンチョコをちゃんと楽しみたい、ヴェルクルーズさんと話が弾みそうな、チョコオタクの方のみにおすすめします。

ヴェルクルーズ　オリジンチョコ

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チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉