なんと、ベルギーの権威あるグルメガイドブック、「ゴー・ミヨ」でベルギーチョコのチャンピオンにショコラティエＭさんが選ばれました！ やっぱりこの人すごいと前から思ってた。ってべたに関西のおばさんみたいなことを言ってしまいます。この方に会うまで私は大きな間違いをしていました。ベルギーチョコはもっちゃりしてる。と思っていました。でも、そのもっちゃり感がたまらなくやさしい懐かしさがあるのだと。場所によるんです……
　

ここはクノック。ベルギー人の憧れの地。オランダ国境の海岸沿いの別荘地です。訪問したのは月曜の朝９時。白い砂浜ぎりぎりまで、別荘マンションが立ち並んでいますが、人っ子ひとりいません。でも、レストランの前には魚介類の空箱のおびただしいこと。全部、昨日食べたのね……　食べたのねっ。まったく人がいないのはここが紛れもなく土日の別荘地だから。なんて小憎らしい優雅な生活でしょう。そんな、お金持ちの集まる地域にこのしゅっとしたショコラティエMがあります。グルメを知り尽くしたセレブたちの御用達です。
　
イメージはパリ。ベルギーチョコの素朴さなんてありゃしない。試食を進められるお皿も細長く美しく、「おなかいっぱいになるでしょ。」ってナイフが出てきました。そんなこと言われたのベルギー人で始めてです。味わいもフルーツを生から絞って作る、最先端なチョーフレッシュチョコ。お酒もなんとこっちでは手に入りにくい「山崎」を使っています。
「随時５０種類を作っていて、シーズンによって分けています。」ええー。シーズンによって分けている？？これがベルギー？？
オーナーのデビットマンハウトさんと奥さんのイザベルさんがふたりでていねいにつくる芸術品です。
　

カカオにもこだわっていて、カカオを求めて、産地にも行くそうです。やっぱりなー。すごいと思ったやっぱりただ者ではなかったですよショコラティエMさん。なんと、「チョコレートデザイナー」という商標登録もしたそうです。まさにチョコレートデザイナー。
　
今回はお店でも特別にディスプレイされているショコラティエＭのチョー自信作。「UMAMI」をご紹介します。>
ショコラティエＭ ＵＭＡＭＩ

日本産の醤油とチョコレートのコラボレーション

「うまみ？」そう。実は日本の醤油のチョコなのです！ 醤油を甘くみたらし団子のたれのようにします。それをチョコに入れてるんですが、その入れ方もとろんとするけど、多すぎない。うまくチョコと融合してまして。すばらしい作品なんです！！！！ あー。思い出したら興奮してしまいます。よくこんなにうまいこと作らはったな。って関西弁でいうとありがたみがないですね。いやー、なかなかここまでの完成度の高い芸術品チョコないですよ。絶対体験して欲しいっ。１粒で５時間くらい語り明かせそうです。新しいベルギーチョコの先頭に立つショコラティエＭ

ばんざーーーーい！ばんざーーーい！ばんざーーーーーい！！！
こちらから！