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ベルギーのチョコレート

2014.12.12

ひと粒でふたつのおいしさが楽しめる個性派のチョコ

私はこんなチョコが好きです。ベルギーの地方の町ウェヴェルゲムという小さな町のショコラティエです。
 
20141212102631.jpgフレデリックさんと職人のルーカさんが満面の笑みで待っていてくれました。
 
20141212110132.jpgとても、日本進出するような感じの店ではありません。お店も年期が入ってます。
 
いやー。失礼ですが、こんなところでこんなに面白いチョコに会えるとは~

思いもしないロケーションです。さて、2階のリビングで商談です。ルーカさんの声はしゃがれていてイタリアマフィアみたいでかっこいい。日本人であそこまでの渋い声の人はいないですね。サッカーが好きみたいで阪神ファンのように熱くサッカーについて語ってました。地方でありながら、チョコの研究には熱心。自分の生活は大事にしながらも絶えずチョコのことを考えている職人さんという感じがします。
 
アルティマールさんで、ほかでは見たことがないチョコを発見しました。いわゆる大粒型のベルギーチョコなのですが、これだけ、なんか違うんです。新商品だよ。胸を張って見せてくれたのはなんと、ヨーロッパの人誰もが大好きなナッツのプラリネとキャラメルがとろ~んと入ったボンボンをふたつ、貝のように合わせているんです。確かに、確かにお互い大人気! しかし、こんな形にした人は見たことない! これはそれぞれ別で作って最後にあわせてるので、2倍の時間がかかっています。

お店で人気No.1のチョコ

 
20141212102631_1100.jpgアルティマール デュオボール
  
すべては、自分のペースでチョコと向き合うルーカさんの向上心によるものだと思いました。オリジナリティーありますよ。都会のショコラティエに負けてませんよ。おそらく観光では訪れることがない町だと思います。だから、ぜひお取り寄せください。ルーカさんの渋い声とステキな笑顔もいっしょに届けたいなぁ。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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