ハシビロコウが、お洋服になりました。 ~Sunny clouds 25周年のものがたり~ ー第2章ー サニークラウズ、ハシビロコウに出会う。

 サニークラウズは今年で25周年。みなさまからの温かいお声に応え、ハシビロコウを「服」にする、特別な企画が動き出しました。
あの独特な魅力をどうデザインに落とし込むのか?そのヒントを探すべく、サニークラウズチームがまず訪れた場所は……?

いざ、神戸どうぶつ王国へ!

「ハシビロコウの服を作るなら、まずは本物のハシビロコウに会いに行かなくっちゃ!」

そう考えたサニークラウズチーム。幸運なことに、フェリシモ本社のある神戸市には、ハシビロコウに会える「神戸どうぶつ王国」さんがあります。これはもう運命!と思い、早速ご連絡したところ、なんと今回の企画を快く監修していただけることになりました。本当にありがとうございます!

ついにご対面!ボンゴとマリンバ。

わくわくしながら神戸どうぶつ王国さんへ。ハシビロコウのいるお部屋に向かう道のりにもたくさんのどうぶつたちがいて、期待はどんどん高まります。

そして、ついにハシビロコウの部屋へ…

あれ、いない…? と、思って後ろを振り返ると…

画像1
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いました!いらっしゃいましたー!!

すぐそこに、気品あふれる姿でたたずむハシビロコウが! おおきな部屋の中を自由に飛び回ることができるスタイルなので、最初は見つけられませんでした(笑)。間近で見るその迫力に、思わず息をのみます。

こちらには「ボンゴ」と「マリンバ」の2羽が暮らしています。(※2025年6月からは、新しく「サカラ」と「クラル」も仲間入りしたそうです!) 今回は、この2羽をモデルにお洋服を作らせていただくことに。

「動かないことで有名なハシビロコウですが、ここの2羽は意外とよく動いて、羽ばたいたり座ったりする姿も見られますよ。」と広報の方に教えていただきました。それぞれの個性や生態についてもお話を聞き、ハシビロコウへの知識と愛情がどんどん深まっていきます。

ハシビロコウ、イラストになる。

神戸どうぶつ王国さんで得た知識と、2羽の愛らしい姿をもとに、いよいよイラスト制作がスタート。飼育員さんにも細かくチェックしていただきながら、よりリアルな姿を目指します。

例えば、体の大きさもこんなに違うんですよ。

  • ボンゴ:体長 約120cm / 体重 約6kg
  • マリンバ:体長 約110cm / 体重 約5kg

最初のイラストから、最終イラストになるまでを並べています。服の前後ろにあわせてハシビロコウの前後ろ姿のイラストをデザイン。ボンゴとマリンバ、それぞれの特徴を大切にしながら、何度も修正を重ねました。 (修正前と後でどこが変わったか、間違い探しみたいで楽しいですよ!)

前姿のボンゴ
1回目の修正:少し脚を長く。ずんぐりむっくりしているように見えるので、シュッとした感じに修正しています。
2回目の修正:脚が長くなったことで、全体的にシュッとした印象が強くなりすぎてしまったので、脚の長さはそのままで、体つきを訂正前に戻しています

後ろ姿のボンゴ
1回目の修正:首元がふっくらしているように見えたので、少しすっきりとさせています。
2回目の修正:脚の付け根部分の肉付きをよくしています。羽根を閉じた状態になったときは若干羽根の下に尾羽が見えるので、尾羽を少し長く修正しています。

前姿のマリンバ
1回目の修正:少し脚を長くしています。
2回目の修正:尾羽の部分を少し伸ばしています。

後ろ姿のマリンバ
1回目の修正:脚の付け根部分の肉付きをよくしています。羽根を閉じた状態になったときは若干羽根の下に尾羽が見えるので、尾羽を少し長く修正しています。

飼育員さんの専門的なアドバイスのおかげで、細かな微調整を重ねることができました。 そしてついに、2羽の魅力がぎゅっと詰まった、生き生きとしたイラストが完成したのです。いよいよ次は服の製作段階に進んでいきます!

着用アイテム

〉〉続き(第3章)を読む

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