これからの人生を深める、時計と真珠との出会い

こんにちは、フェリシモ日本職人プロジェクトのリーダー・山猫です。

この〈&Stories/アンドストーリーズ〉シリーズでは、「誰かの物語から立ち上がるモノ作り」をコンセプトに日本製のアイテムをラインナップ。1人ひとりの中にある、小さいけれど熱烈な「好き」「欲しい」を叶えることで、世の中にはないモノが生まれます。

この春のキーワードは、「deepening(深化)」。深くなる、濃密になる、という意味の言葉です。
日本職人プロジェクトがスタートして18年、少しずつ変化してきた気持ちとカタチ。たくさんの人との出会いや、重ねてきた時間によって、物語はじっくりと深みを増しています。

そして、プロジェクト19年目を迎えるこの春。これからの人生を深めていける、そんなパートナーを見つけてもらえたら。そんな気持ちで、今回もスペシャルなアイテムをご用意しました。ともにゆっくり時間を積み重ね、人生に深みをもたらしてくれる、そんな出会いがありますように。

今回ご紹介するのは、金沢の時計工房さんと作った4つの時計と、神戸の老舗真珠メーカーさんと作った4つのパールアクセサリー。これまで一緒にモノづくりをしてきた実績と経験に、今回ならではの新しい試みをプラスしています。どちらも、ともに時を重ねていくのにふさわしい逸品です。

春の夜に見上げる、美しい夜桜のきらめき

古都・金沢の時計工房さんとのお付き合いは、もう3年目。アートディレクターであり、日本画家としても活躍する牛島孝さんと一緒に、これまでさまざまな時計を作ってきました。

時計という実用品にアートとしての表現を取り入れているのは、芸術家としての一面も持つ牛島孝さんならでは。すべての仕上がりをしっかり最後まで見届ける姿に、こだわりの高さをいつも感じます。

こちらの工房とのコラボを代表するアイテムが、「見惚れる腕時計」シリーズ。「溜塗(ためぬり)」という技法を使って文字盤を着彩し、自然に生まれるグラデーションでさまざまな風景を表現しています。ただの「色」ではなく、濃淡がみせる表情がなによりの魅力。小さな文字盤の中に奥深い世界が広がり、見つめるほどに吸い込まれそうになります。今回登場するのは、その溜塗をさらにブラッシュアップしたスペシャルモデルです。

筆にたっぷり含ませた絵具で文字盤に色をのせていく溜塗(ためぬり)。筆の運びや乾くまでの時間によって濃淡の出方が変わり、まったく同じものは2つとありません。

「この春も、桜でいきませんか?」と言ったのは、山猫の隣の席に座っている、日本職人プロジェクトのヘッドマネージャー・NISHIYAN。以前牛島さんに作っていただいた「桜に見惚れる腕時計」が好評だったので、今年もぜひ!とのことでした。でも、せっかく新しい春の始まりなので、まったく同じ「桜」ではない方がいいな、、、と思った山猫は、「牛島さーん。特別な美しさを感じる夜桜をテーマにお願いできませんか?」とリクエストしました。

イメージしたのは、山猫が毎年楽しみにしている兵庫県の夙川沿いの桜。春の夜空に広がる、ライトアップされた桜の美しいこと! 明るい昼間の桜とはまた違う、夜桜ならではの風情を表現してもらえたら、と考えました。さっそくその想いをお伝えすると、静かに「う~ん。なるほど、おもしろいですね。今までの技法や表現方法を組み合わせて、一度製作してみますね」と牛島さん。リクエストに応えて、試作品にチャレンジしてくださることになりました。(この3年間のお付き合いで、山猫たちの無茶振りにもだいぶ慣れてくださった気がします。汗)

そして数日後、「山猫さんのリクエストしてくれた夜桜を、私なりに表現できました。今できあがった文字盤を仮で組み立てたので、画像を送りますね。感想をお聞かせくださいー」と牛島さんから連絡をもらいました。

その時お送りいただいた写真。メールには「ほんのり薄いグレーを塗った上に、パールが混ざった落ち着いたピンクを流しました。パールも以前のものとは違い、若干青みを感じるものにして、夜桜の妖艶なイメージをさり気なくプラスしました」と製作のポイントが記されていました。

牛島さんが仕上げてくださったのは、イメージどおり、、、ではなく、それ以上でした。肌寒い春の夜に満開に咲く桜をイメージされたのが、よく伝わる仕上がり。繊細に、華やかに、すこし艶やかさをプラスされた絶妙な魅力を醸し出す表現。あたたかい春の日差しではなく、まだ少し寒さの残る春の夜に見上げる桜の風景がそこにありました。(すぐさま牛島さんに「すぐに現物を見せて欲しいです~」とお電話しました)

ほんのり淡い桜色のグラデーションに繊細なパールがきらめいて、まさにライトアップされた夜桜の風情。

いつもの溜塗と違うのは、下地にまず薄いグレーを塗り、その上に細やかなパールが入った桜色を流しているところ。パールは少し青みを感じるものを使用することで、少し寒さが残る春の夜の空気を表現しています。パールのきらめきも繊細で、とても控えめ。ギラギラせず、角度を変えるたびキラリと小さく輝きます。

絵具の色合わせ、下地の見え方、パールの大きさなど、細やかに調整する牛島さん。芸術家でもある牛島さんなので、画材や素材へのこだわりにも妥協がありません。グラデーションやラメの流れ方は文字盤ごとに変わるので、世界でひとつしかない桜吹雪になるところもこの時計の魅力のひとつです。

溜塗が終わった後は、ひとつずつ文字盤の数字を削り彫りする作業へ。1度も失敗が許されない中、完成した文字盤を丁寧に組み立て完成します。できあがった本体の美しさには本当に目を奪われます。

そして、文字盤に合わせてコーディネートしたのは、ブラウンの本革ベルト。淡い桜色と相性の良い、優しいカラーです。桜色とリンクした、ピンクゴールドのフレームもおしゃれ。さりげない華やかさを演出してくれます。

使うほどになじむ本革ベルトは、着け替えも可能です。

小ぶりの文字盤と細めのベルトが、華奢な手もとを演出。肌なじみの良い色で、どんな着こなしにもしっくりなじみます。とにかく着け心地が軽いので、ふだんあまり時計をしない方にもおすすめです。

水面で揺れる月の輝きを、小さな文字盤に閉じ込めて

続いてご紹介するのも、新しい試みをプラスした溜塗の新作モデル。春らしい「朧月夜」をテーマにしています。

「月」は、日本職人プロジェクトメンバーにとって特別なモチーフ。牛島さんと最初に作ったのがまさに月をテーマにした、「藍月に見惚れる腕時計」でした。文字盤の上で青色が織りなすグラデーションが本当に美しく、溜塗にすっかり魅了された我々。おかげさまでこの時計は大ヒットし、ここからさまざまな「見惚れる」シリーズが誕生しました。
そして今回新たにチャレンジしたのは、水面に映る月。水の面でゆらゆら揺れる、そんな月を表現して欲しいと牛島さんにお願いしました。

すると、いつも通り数日後、「水面に映る月時計を試作してみました。イメージがふくらむデザインなので、山猫さんのアイデアでさらなる付加価値を付けられそうです」と牛島さんからご連絡いただきました。

試作品で上げてくださったのは、丸い文字盤と四角い文字盤の2パターン。こんなすごい「美」を追求していただけるなんて!と興奮ぎみの山猫。でも嬉しい反面、1点は制作できても、たくさんのご予約をいただくと、、、この美しい月をすべてに再現できるのかが心配になりました。そんな山猫に牛島さんは「そうですね、水面なので、いろいろな月ができると思いますが(笑)、美しさが損なわれないように慎重に、緊張感を持ちながら描くので、大丈夫ですよ」と頼もしく答えてくださいました。一瞬ごとに表情を変える水面の月のゆらぎを、美しく表現してもらえるなら、、、と思い、発売を決めました。

その後、日本職人プロジェクトメンバーのプランナー・MOEとNISHIYANとも相談した結果、より水面や月の雰囲気が感じられる丸バージョンでいくことになりました。そして、時計として大切な文字自体が見えづらかったので、「牛島さんー! 文字盤をもう少しだけ見やすくしたいです~!」とさらにリクエスト。

それからまた、牛島さんが「山猫さん!いろいろやってみました」この中でベストの色合いでいきますね!と画像をお送りいただきました。

どれも美しい仕上がり。その中で、さらに時計として仕上がったときに完成度が増す色合いを選ばせていただきました。

溜塗でグラデーションを出しながら、絵具を部分的に塗り残すことでベースを覗かせ、水面に映る月に見立てています。塗り残した部分がきらめいて見えるのは、ベースに純銀メッキを施しているから。青色の合間から見える純銀メッキがぼんやりと輝いて、水面のゆらぎや月の光を感じさせます。こちらも先ほどの夜桜の時計と同じく、仕上がりは物によって異なります。どれも世界でひとつしかない特別な文字盤。

ひとつづつ手彫りで数字を彫っていきます。仕上がった文字盤を、丁寧に組み立てていきます。完成するまで気を抜けない、繊細な作業が続きます。

本革ベルトは、月明かりの夜をイメージしたグレーをセレクト。フレームもシルバーを合わせて、文字盤の青色を上品に引き立てます。手もとにやさしくなじむ、やわらかなカラーが魅力です。着け心地も軽いので、時計をあまりしない方も、違和感なく着けられます。

主張しすぎない小ぶりな文字盤と細いベルト。本革ベルトは、着け替えも可能です。針と合わせて、あえて金色を選んだ留め金具もおしゃれ。

「見る角度や、光の環境によって月の光は移ろいます」と牛島さん。水面の表情もひとつひとつ異なり、自分だけの月を持つことができます。ぼんやりと水面に浮かぶ朧月を眺めていると、不思議と気持ちが穏やかに。慌ただしい日常の中、心を落ち着けるお守りになってくれそうです。

宝飾品のような美しさを放つ、オーロラ色が輝く黒蝶貝

最後にご紹介する腕時計は、これまでとは全く違うアイテム。黒蝶貝を使用した、宝飾品のような美しさを持つ新作時計です。

この時計は山猫が初めて金沢の工房を訪ねたときに、「牛島さんが、最高にこだわった腕時計はどれですか?」とお聞きして、「そうですね、、、どれもなんですが、あえて選ぶならこの時計ですかね。インデックスの見え方や素材の模様など、螺鈿的な美しさの要素を取り入れながら仕上げた時計なんです。とても大人っぽくて、着けているだけで品位があがる感じです。組み上げるのがとても大変なので、今の一押しはこれですね」と言われていたことを思い出し、リクエストしたもの。今回ついに、発売させていただけることになりました!(当時は「山猫さん、この時計はたくさん作るのはなかなか難しいので、、発売は見送った方がいいかも」と言われました)

黒蝶貝とは、黒真珠の母貝となる二枚貝のこと。内側は、やわらかく銀白色に輝く真珠層を持っています。この黒蝶貝の真珠層を切り出し、漆や木に嵌め込む技法を螺鈿(らでん)と呼びます。螺鈿の歴史はとても古く、奈良時代に中国から日本に持ち込まれたといわれています。

長い歴史を持つこの伝統技法を使っているのが、今回の文字盤。牛島さんが螺鈿の技法に精通した輪島塗の職人さんに依頼し、一点ずつ仕上げています。まずは、貝の素材を整えるところから。貝はそのままでは細かいキズがたくさんついているので、駿河炭という、油桐の炭で研いで平滑にして、光沢を出します。炭をやすりのように使用するのは、日本刀や漆芸の伝統的な研磨の技法ですが、普通の炭焼きの方法では作れない特殊な炭で、現在では上質な研炭を焼ける職人さんも少なくなり入手困難になっているそうです。(こういう職人さんとつながりがあるのも、ご自身も日本画家として活躍する牛島さんだからこそ、、、だと思います)

次は黒蝶貝を12個のパーツに切り分け、1枚ずつ手作業で張り込んでいきます。このつなぎ目が、インデックスの数字のかわりになるという粋なデザイン。インデックスすらも省き、黒蝶貝の文字盤の美しさを存分に楽しめる仕上がりになっています。(とても、とても慎重に作業されます)

12枚それぞれが異なる輝きを放ち、黒蝶貝のオーロラ色の個性がより楽しめる仕上がりに。本当に美しくて見惚れますよ。

12枚のパーツが織りなす黒蝶貝のオーロラ色は、ため息ものの美しさ。深みのある柔らかなグレー色の貝が、見る角度を変えることで、青や紫、ピンクなど、さまざまに光り輝きます。

いくつもの不思議な色の輝きを見せる黒蝶貝は、奥深く神秘的な美しさ。

文字盤を彩るシルバー色のフレームに、ブラックの本革ベルトを合わせて、ぐっとスタイリッシュな印象に。あえてモダンな雰囲気に仕上げることで、ファッション性を高めています。

細めの本革ベルトは肌なじみがよく、着け心地も軽やか。ベルトは着け外しも可能です。

真珠層が持つオーロラ色の輝きは、手もとを彩るジュエリーのよう。華美ではないのに存在感があり、着こなしを一気にクラスアップしてくれます。ふだんあまりバングルやブレスレットをしない方も、時計ならさりげなく手もとのおしゃれを楽しめます。

古くから漆器に使われてきた螺鈿の技法を、卓越した職人さんの技で腕時計に用いているのが、金沢の時計工房さんならでは。いまも伝統工芸が盛んな土地柄だと、日本画家でもある牛島さんの人脈があればこそだと感じます。悠久の時を刻んできた歴史と、宝飾品のような美しさ、その両方を身に着ける贅沢と幸せを、ぜひ味わってください。

母の日にも!やさしい時を刻む、藤の花の置時計

そして最後に、伝統工芸の技術から生まれた置時計シリーズの最新作。こちらも山猫のむちゃぶりからです。

「牛島さんー。今回はなんだかスペシャルバージョンが多いので、置時計も、特別なものを出しませんか? せっかくなら母の日のプレゼントにもぴったりなものを」。山猫がそういうと、牛島さんは「なるほど、最近、花をイメージした文字盤で仕上げているものもあるので、まずは山猫さんのイメージする母の日の花の写真でも送ってください」とお返事をいただきました。

山猫はけっこう花や植物が好きなので、いろいろ自分の好みで思いつく花があったのですが、、なかなか置時計のデザインに最適なモチーフになるものなく、悩んでいました。(私の好みだと、アネモネ、ハイビスカス、クレマチス )

と、思っていたときに、「あ!フェリシモの母の日用のお花カタログがヒントになるかも、、」と想い、牛島さんに送りました。「牛島さん、このお花カタログの写真の中で、よさそうなお花があるかもです! このカーネーションやしゃくやくなんかもいい感じですよね!」とお伝えして待つこと数日。また素敵な便りが届きました。なんと、美しいカーネーションの、、、ではなく、上がってきたのは藤の花バージョン。これには日本職人プロジェクトメンバー全員驚きました。

牛島さんからの説明では「山猫さんの期待のカーネーションやシャクヤクの花ではないのですが、藤の花にピーンときたので、仕上げてみました。母の日にもおすすめですが、大人の女性が藤の花を楽しめる置時計なんて素敵かなと思いまして」とのこと。

藤の花という意外なセレクトに加えて、さらに驚いたのはその製作工程でした。「文字盤の文様は、藤の花の形に切り抜いた和紙を貼り重ねて凹凸を作り、その上から〈スギライト〉という紫色と、〈グリーンジャスパー〉という緑色の鉱物を砕いて作った岩絵具を塗りました。ベースとなる和紙を若干青く染めることで、上に塗った岩絵具の粒子の隙間から青色が見え隠れするようにして、藤の繊細で複雑な色合いを表現しました。岩絵具特有のざらざらとした質感と、柔らかい色彩とともに、優美な藤の花の表情をお楽しみください」。和紙と岩絵具という日本画の技法を用い、丁寧に仕上げられた、まさにスペシャルなアイテム。この美術品ともいえる時計を眺めながら生活する毎日、、、本当に素敵ですよね。

小さなインデックスは、和紙に金沢の金箔を貼り付けたもの。こちらももちろん、手作業でひとつずつ乗せていきます。針の取り付けも、手作業です(量産品とは全く違って、本当に一点ずつ、丁寧に作られているんです)。ギフトにもぴったりな小箱にいれてお届けします^^

そして、時計のフレームとなる木枠の部分に使われているのは、「ろくろ引き」という技法。漆器の産地として400年以上の歴史を持つ石川県加賀山中に伝わる伝統工芸で、回転する木に鉋(カンナ)を当てて形を作り、美しい曲線と木目を出していきます。

丈夫で木目がきれいな欅を使用。お椀のように、木肌のやさしいぬくもりが手にしっくりとなじみます。淡い色合いの文字盤に合わせて、木色も明るめのものを合わせてくださいました。

時計の裏側のカバーは、贅沢にも牛革を使用。見えない部分にまでこだわるところに、牛島さんの美意識の高さがうかがえます。。

岩絵具、和紙、漆器の成型方法、金箔など、伝統の技を余すところなく閉じ込めた特別な置時計。加賀百万石の歴史を持ち、多くの伝統工芸・美術工芸が継承されている金沢市の工房さんならではの時計であり、日本画家の牛島さんでなければ作れない逸品だと思います。山猫も母の日プレゼントにしたいと思っています^^

和の趣がありながらも、洋間にも似合うモダンさも兼ね備えたデザイン。静かに時を刻む様は、忙しい日常に癒しをもたらしてくれそうです。金沢の長い歴史の中で培われた技術から生まれた置時計が、暮らしの時間を少し豊かにしてくれるかもしれません。

一本は欲しかったホワイトパールの輝き。

ここからは、神戸にある老舗真珠メーカーさんと作ったパールアイテム3点をご紹介します。年々希少になるパールですが、さすが老舗のメーカーさん。厳しい状況にも関わらず、いつも必ず手配できるものから上質の真珠を集めてくださいます。

真珠の価値が世界的に高まり、流通量がとにかく減っているという現状。市場に出回る数が少ないので、量を確保するのがとにかく大変だとGAKOさんは仰います。それでもなんとか、質の高い真珠を選べるだけの束を集めてくださって、本当に感謝しています。

GAKOさんとは約16年前に、ブルーベリーパールのネックレスを企画したのが最初の出会い。これまでブルーベリーパールやピーチメルバパール、バロックパールなど、個性豊かなアイテムを一緒に手掛けてきました。そこから一転して今回は、ベーシックなホワイトパールのアクセサリーにチャレンジしています。

真珠といえば白が基本ですが、実は山猫のまわりでは「ホワイトパールのアクセサリーは持っているけど、普段はほとんどつけない」という人が多数。幅広いシーンに似合うホワイトパールアクセを作れたら、、、と思い、GAKOさんと「あえてスタンダードに挑戦してみましょう!」ということで、デザインが異なる2種類のネックレスと、オーソドックスな一粒パールのピアスとイヤリングを企画しました。

 

シルバーのチェーンを合わせたロングネックレスは、カジュアルな着こなしにも合わせやすいアイテム。たっぷり長さがあり、着けるだけで一気に印象が華やぎます。

やわらかくまろやかな輝きは、天然のパールならでは。パール粒も少し大きめでボリューム感があります。粒は均一ではなく、大きさや形も違うからこそ、ひとつひとつの個性が輝きます。

スクエアなフォルムのチェーンは、シルバー925。パールの輝きを邪魔しないシンプルさと、カジュアルな使いやすさが魅力です。

ニットやカットソー、Tシャツなど、何に合わせてもさらりとなじんでおしゃれな印象に。ホワイトパールの輝きを気軽に、デイリーに楽しめます。

2つ目は、幅広いシーンに使える約41㎝のネックレス。こちらは、かわいい小粒のパールをたっぷり使いました。

小粒の真珠は、真円ではなくだ円に近いフォルム。この少し不ぞろいな形のおかげでフォーマルになりすぎず、カジュアルな着こなしにも似合います。

シンプルなデザインのチェーンは、サイズ調整も可能。短くしてチョーカー風にしたり、似合う長さで使えます。

やわらかいパールの輝きは肌なじみがよく、顔うつりも華やか。春のやさしい日差しにもよく似合います。

この2本のホワイトネックレス、最後にこだわったのが価格でした。山猫は商品の販売価格に関してメーカーさんにリクエストすることはあまりないのですが、この企画の際にGAKOさんに、「めちゃくちゃ品質のよいグレードの高級パールアイテムもいいのですが、、日常使いにちょうどいい品質で、できれば2万円台で発売できるものを用意したいんです。すべて美しい粒でなくてもいいので、個性的で、世界で一本しか存在しない、愛嬌のある珠が連なるネックレスを!よろしくお願いします!」とお伝えしました。そのリクエストに応えてくださったGAKOさんのおかげで、今回とても買いやすいプライスで今回発売できました^^ 

大きめの珠でたっぷりボリュームのあるロングタイプと、小ぶりの珠を並べた愛らしいショートタイプ、どちらも春からの装いを華やかに彩ってくれます。セレモニーが増える季節、ぜひ真珠の輝きを身に着けて。

耳もとにきらりと一粒、上品かわいいパールの彩り。

続いては、ホワイトパールのピアスとイヤリング。小さめのかわいい珠を一粒あしらった、ベーシックなデザインです。「いつかひとつは欲しかった、シンプルなパールの耳飾り」がコンセプト。なので、どちらもフレームの材質にもこだわりました。

ピアスタイプは、真珠の輝きと相性の良い18金の金具をリクエスト。パールのまろやかな輝きを、18金が引き立てます。実はこの18金の金具は、このピアスのためにメーカーさんが別注手配してくれたもの。「山猫さん、、こういうシンプルな金具って、ありそうでないんですよね。真珠のサイズに合うように作らせていただきました。デザインがシンプルだからこそ、こういったところは凝った方が良いと思ったので」とGAKOさん。さすがの仕事ぶりです!「めちゃいいですねー!」と手に取ってよく見ると、キャッチ部分の18金金具に「K18」の刻印がキラリ。山猫のイメージ通りの仕上がりに興奮しました。(鼻息が荒くなりました)

そして、イヤリングタイプの金具は、シルバー925に本ロジウムメッキ仕上げ。パールの輝きを邪魔しない、控えめな存在感がポイントです。上品なシルバーの輝きが、パールの美しさを際立たせてくれます。

上品な小粒サイズながら、肌にとけ込むような美しい光沢感で横顔を印象的に彩ります。一粒だけでもおしゃれに見えて、ふだん使いにもぴったり。イヤカフなど、他のアクセサリーとの重ね着けも楽しめます。

「どんどん高級化する真珠だからこそ、ふだん使いしてもらえるアイテムを」とGAKOさんにご用意いただいた今回のホワイトパールシリーズ。特別な日だけでなく、なんでもない日にも、ホワイトパールの輝きを楽しんでもらえたら、、、と思っています。いつか欲しかったホワイトパールを、ぜひこの機会に。これから先もずっと長く愛用できる、お気に入りのアイテムになってくれるはずです。ネックレスも耳飾りもギフトにも使用できる専用のケースに入れてお届けするので、どうぞお楽しみに^^

金沢の時計職人が手掛けた 夜に舞う櫻吹雪に見惚れる腕時計〈ブラウン〉

¥20,500 ( +10% ¥22,550 )

金沢の時計職人が手掛けた 水面に映る朧月に見惚れる腕時計〈グレー〉

¥19,000 ( +10% ¥20,900 )

金沢の時計職人が手掛けた オーロラ色の輝きに見惚れる黒蝶貝の腕時計〈ブラック〉

¥43,000 ( +10% ¥47,300 )

金沢の時計職人が手掛けた たおやかに揺れる藤の花に見惚れる置時計〈欅〉

¥18,000 ( +10% ¥19,800 )

神戸の老舗真珠メーカーが手掛けた 淡水パールのネックレス〈シルバー925〉

¥22,000 ( +10% ¥24,200 )

神戸の老舗真珠メーカーが手掛けた 淡水パールのチェーンネックレス〈シルバー925〉

¥27,500 ( +10% ¥30,250 )

神戸の老舗真珠メーカーが手掛けた 淡水パールの耳飾り

¥15,000 ( +10% ¥16,500 )

日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。

プロジェクトリーダー 山猫

ITEM

CATEGORY

BRAND

SEARCH

PICK UP

  • 新作デジタルカタログ