「バターってどうやって保存したらよいの?」と思う方もいるでしょう。

市販のバターは量が多く、1回で使いきれないことがほとんどなので、保存に困ってしまいますよね。

そこで本記事ではバターのおすすめ保存方法を詳しく解説していきます。

本記事を読めば、バターの適切な保存方法がわかり、バターを最後までおいしく使い切れます。

バターの保存方法でお困りの方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください!

バターを冷蔵庫で上手に保存する方法3選

バターを冷蔵庫で保存する際は、以下3つのポイントに気をつけましょう。

  • 10℃以下で保存する
  • 空気に触れないように保存する
  • においの強い食材から離して保存する

各ポイントについて詳しく解説していくので、バターの保存方法が適切か確認してみてください!

10℃以下で保存する

バターの保管温度は未開封でも開封後でも10℃以下が適切です。

そのため、以下の場所以外で保管してください。

  • ドアポケット
  • 野菜室
  • チルド室以外

家庭用冷蔵庫は野菜室やチルド室など、場所によって温度が異なります。

野菜室は基本的に約3〜8℃に設定されていますが、 冷蔵庫の開閉で温度が高くなってしまう可能性があるので、バターの保存には向いていません。

またチルド室でもバターの保存は可能ですが、温度が低く凍ってしまう恐れがあります。

バターは凍ってしまうと、風味や味わいが変わってしまう可能性があるので注意が必要です。

空気に触れないように保存する

バターは空気によって酸化してしまう食材なので、空気に触れないように保存しましょう。

開封後余ったバターは空気が入らないようラップで包み、購入時についていた箱にしまって保管します。

バターは空気以外にも光によって酸化してしまうので、銀紙やアルミホイルを使用し、光を防ぐようにしましょう。

バターを保管する際は、チャック付き保存袋やパッキンのついたケースなど密閉力の高い容器に移し替えるのもおすすめです。

「フェリシモで買えるバターの保存にぴったりなアイテム」でバター保存におすすめの商品を紹介しているので、バターの保存容器をお探しの方はぜひ参考にしてくださいね♪

においの強い食材から離して保存する

バターには「においを吸収しやすい」といった特徴があるので、バターを保存する際は、においの強い食材から離すようにしましょう。

気をつけたいにおいの強い食材には、魚や玉ねぎ、にんにくなどが挙げられます。

バターの周りの食材ににおいの強いものがないか確認してみましょう。

どうしてもにおいの強い食材の近くにしかバターを置けない場合は、チャック付き保存袋やパッキンのついたケースなど、密閉力の高い容器に移し替えるのがおすすめです。

密閉力の高い容器に移し替えることで、におい移りを防げますよ!

バターは冷凍保存ができる!?

バターは冷蔵保存が主流ですが、実は冷凍庫でも保存ができます。

バターを冷蔵庫で保管すると開封後2週間程度ですが、冷凍庫で保存することで保存期間が長くなり、半年程度保存可能です。

また雑菌が活動できない冷凍環境では、においが発生しにくいので、におい移りの防止にもなります。

バターの使用頻度が少なく短期間で使い切れるか不安な方は、ぜひこの機会にバターの冷凍保存を試してみてください!

バターを冷凍保存する方法①かたまりのまま

バターの冷凍保存には、かたまりのまま保存する方法があります。

かたまりのまま冷凍することで、使う時に必要な分だけカットしながら使えます。

冷凍方法と解凍方法について詳しく解説するので、バターの冷凍保存にチャレンジしてみたい方はぜひ参考にしてください。

冷凍方法

バターをかたまりのまま冷凍する手順は、以下のとおりです。

  1. バターの銀紙の上からラップで包む
  2. 冷凍用保存袋に入れて冷凍する

バターは光と空気によって酸化し、劣化していきます。

バターについている銀紙では空気を通してしまうので、銀紙の上からラップで包むようにしましょう。

さらに冷凍用保存袋に入れることで、におい移りと酸化を防げます。保存袋の口を閉じる時はバターの酸化を防ぐため空気をしっかり抜いてください。

解凍方法

バターを解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍してから使いましょう。

一度解凍したバターは再冷凍できないので、解凍後2週間を目安に使い切るのがおすすめです。

バターが凍っていて切りにくい場合は、包丁に熱湯をかけるか直火で温めると切りやすくなりますよ♪

バターを使いやすい量だけカットし、解凍して使用するのもおすすめです。

バターを冷凍保存する方法②カットした状態で

バターを冷凍保存する方法には、あらかじめカットしておく方法もあります。

小分けにした状態で冷凍することで、使う時にカットする必要がなくなるので便利です。

またあらかじめ計量しておけば、使う時に計量する手間も省けます。

バターをカットした状態での冷凍方法と解凍方法を解説するので、参考にしてください!

冷凍方法

バターをあらかじめカットして冷凍しておく方法の手順は、以下のとおりです。

  1. バターを使いやすい大きさにカットする
  2. 切ったバターをそれぞれラップで包む
  3. アルミホイルで包み冷凍用保存袋に入れ冷凍する

バターを切るときは、キッチンペーパーを半分に折り、包丁の刃先にはさんでからバターを切るのがおすすめです。包丁や手にバターがくっつくことなく、スムーズにバターが切れます。

また切ったバターを保管する際は、光による酸化を防ぐためラップの上からアルミホイルや銀紙で包むようにしましょう。

バターをカットする際は、グラム数を変えて数種類保存しておくと便利ですよ。

カットするグラム数は下記表を参考にしてください!

グラム数用途
5gパンに塗る
料理の仕上げ
10g炒め物や焼き魚の油代わり
シチューのベース
50gお菓子作り

「計量器がない」「計るのが面倒」という人は、5g、10gごとに切れているバターを活用するのもよいでしょう。

また、一般的な200gの大きさのバターであれば、約0.3〜0.5cmの幅に切ると5g、約0.6〜1.0cmの幅で切ると10gになります。

解凍方法

カット済みのバターは凍ったまま使用できます。そのままトーストにのせたり、フライパンに入れて溶かしたりして使いましょう。

お菓子作りやパン作りなどでやわらかくしてから使う場合、夏場なら50gにつき室温で30分ほどで解凍できます。

ただ冬はやわらかくなりにくいので、電子レンジで少しずつ様子を見ながら加熱して解凍するのがおすすめです。

これってまだ食べられる?劣化したバターの見分け方

「商品に記載してある賞味期限は未開封の場合で、開封後はどれくらいもつのかわからない」とお悩みの方もいるでしょう。

バターの劣化はにおいや見た目、味に現れやすいので、簡単に劣化しているかどうか見分けられます。

劣化したバターを見分ける際は、以下2点に注意してみましょう。

  • においに異常がないか
  • カビが生えていないか

見分け方についてそれぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください!

においに異常がないか

劣化したバターを見分ける際は、においを確認してみましょう。

バターは酸化が進むとすっぱいにおいや油臭いにおいになり、冷凍保存の場合、冷凍やけをして、においがきつくなることもあります。

ラップやアルミホイルが密着していないと、隙間から空気が侵入し酸化が進んでしまいます。

以下のようなにおいがする場合は、食べずに処分するようにしましょう。

  • 牛乳らしいクリーミーな香りがない
  • 使い古した油のようなにおいがする
  • 牛の飼料のようなにおいがする
  • ツンとした刺激的なにおいがする

カビが生えていないか

カビが生えているかどうかも、バターの劣化を見分けるポイントです。

バターにカビが生えると以下のような状態になるので、見極める際の参考にしてください。

  • 全体が水っぽくなる
  • ナイフでけずるとぼろぼろと崩れる
  • ナイフでけずると水滴がにじみ出る
  • ポツポツとした斑点やしま模様がある

バターにカビが生えないために「バターを冷蔵庫で上手に保存する方法3選」で紹介した方法で、適切に保存してください。

表面にカビが生えていなかったとしても、全体にカビの菌糸が広がっている可能性があります。

カビが生えていない部分があっても、食べないようにしましょう。

フェリシモで買えるバターの保存にぴったりなアイテム

フェリシモで買えるバターの保存にぴったりなアイテムは、以下2つです。

  • フリーザーバッグ
  • 使うたびに切る手間いらずのバターカットケース

各アイテムについて、詳しく解説していくのでバターの保存にぴったりなアイテムをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!

フリーザーバッグ

こちらのフリーザーバッグは、横長型でしっかり入るので、バターの冷凍保存にぴったりです。

底はまち付きで自立しやすいから、冷凍庫に入れやすくて◎

段差のあるチャック付きでピチッと閉じやすく、持ち運びにもぴったりです。

またおしゃれな柄ばかりなので、おすそ分けにもおすすめ♪

横長型×まち付きでしっかり入るので、パンやスープの冷凍保存にもぴったりです。

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使うたびに切る手間いらずのバターカットケース

バターカットケースを使用すれば、かたまりのバターを常温に戻さずカットして保存可能です。

まずはバターを包丁や付属のミニスケッパーで半分に切ります。

スケッパーとはさまざまな用途で使われる、四角く薄いカード形の道具で、主にパンやお菓子作りで使われます。

ワイヤープレートの上に半分にしたバターを重ねてセットし、ふたでギュッと押すだけで、料理やお菓子作りに便利な約5gサイズにカット可能です。

5gずつにカットされていれば、調理中も取り出しやすくて便利ですよ。

またカットしてふたを閉めれば、冷蔵庫にコンパクトに保存できます。

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バターを活用したおすすめレシピ

バターを活用したおすすめレシピを3つ紹介します。

  • にんじんのグラッセ
  • フレンチトースト
  • みそバター肉じゃが

バターが余ってしまって、使い道にお困りの方はぜひ参考にしてみてください!

にんじんのグラッセ

【材料】2人前

  • にんじん 1と1/3本(約200g)
  • ◯有塩バター 10g
  • ◯砂糖 小1
  • ◯塩 ひとつまみ
  • ◯水 150ml
  • 乾燥パセリ お好み

【作り方】

  1. にんじんを1cm幅の輪切りにし、面取りをする
  2. 切ったにんじんと◯の材料を鍋に入れ中火で熱する
  3. 沸騰したらふたをして、にんじんがやわらかくなるまで弱火で10分程煮る
  4. ふたを外して中火で熱し、汁気がなくなるまで煮詰める
  5. 火から下ろし、器に盛ったら完成

ハンバーグやステーキ、ムニエルの付け合わせにぴったりですよ♪

フレンチトースト

【材料】2人前

  • 食パン(6枚切り) 2枚
  • ◯卵 1個
  • ◯牛乳 100ml
  • ◯砂糖 大1
  • 有塩バター 10g
  • お好みのトッピング

【作り方】

  1. 食パンを半分に切る
  2. ボウルに◯の材料を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる
  3. バットに切ったパンを並べ、2をかけて10分程つけこむ
  4. 中火で熱したフライパンに有塩バターを入れて溶かし、浸したパンを焼く
  5. 焼き色が付いたら裏返す
  6. ふたをして弱火で2分程焼き、両面に焼き色が付いたら火から下ろす
  7. お皿に盛り付けて完成

トッピングにサラダを盛りつけると、色鮮やかになりますよ。

フルーツやアイスをそえて、デザートに食べるのもおすすめです!

みそバター肉じゃが

【材料】2人前

  • じゃがいも 2個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/3個
  • 豚肉 100g
  • ◯水 100ml
  • ◯砂糖 大1と1/2
  • みそ 大1
  • 有塩バター 10g
  • トッピング用有塩バター 10g

【作り方】

  1. じゃがいもは一口大、玉ねぎはくし形、にんじんはいちょう形に切る
  2. 豚肉を食べやすい大きさに切る
  3. 鍋にバターを入れ、豚肉を中火で炒める
  4. 豚肉に火が通ったら、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを入れて炒める
  5. 全体に油が回ったら、◯の材料を入れて煮る
  6. 煮立ったら弱火にして落しぶたをし、じゃがいもに串がすっと通るまで煮る
  7. 煮汁が1/3以下になったら、みそを加えて絡め、火を止める
  8. 器に盛り付け、トッピング用有塩バターをのせて完成

いつもの肉じゃがに飽きてきたら、みそバターでアレンジしてみましょう♪

まとめ

バターを冷蔵庫で保存する際は、以下3つに気をつけましょう。

  • 10℃以下で保存する
  • 空気に触れないように保存する
  • においの強い食材から離して保存する

バターは冷凍保存も可能なので、一度に使い切れない場合や頻繁にバターを使わない場合は、冷凍しておくのがおすすめです。

バターは空気や光によって酸化しやすいので、ラップやアルミホイルを活用して酸化しないように保存しましょう。

今回紹介した「フェリシモで買えるバターの保存にぴったりなアイテム」を活用して、適切にバターを保存してみてはいかがでしょうか。

フェリシモ「Kraso(クラソ)」では他にもさまざまな便利アイテムが揃っているので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

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