播州織のカラフルなテキスタイル

こんにちは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。

日本職人プロジェクトのひとつ、「 Stories (ストーリーズ)」は、たった1人の「好き」「欲しい」に寄り添い、物語のあるものづくりを大切にしています。
そんなストーリーズから新たに生まれた、WEB限定の「 Stories (ストーリーズ)」。8つのアイテムに込められた、8つの物語をご紹介します。

今回は、播州織のカラフルなテキスタイルを使った「ヘアターバン」を、メンバーのMOEがご紹介します。とある運命の出会いで生まれたこのアイテム、さて、どんな物語があったのでしょうか。

運命の出会い、そして全員ひと目ぼれ

初めまして、日本職人プロジェクトメンバーのMOEです。

カラフルな生地を使ったヘアターバンは、播州織のテキスタイル商社「丸萬」さんのブランド<POLS(ポルス)> とのコラボアイテム。このコラボが実現したのは、ものづくりがつないでくれたご縁でした。

ストーリーズで大人気の腕時計を手掛けてくださっている金沢の時計工房さんが、神戸でポップアップショップを開かれるというので、プロジェクトメンバーみんなでご挨拶に訪問したとき、運命の出会いをしてしまったのです。

それが、同じショップ内で販売されていた<POLS>の商品。鮮やかで個性的な播州織に、たちまち心を奪われました。メンバー全員、ひと目ぼれ。「生産背景やブランドコンセプトを詳しく聞きたい!」とすぐに<POLS>を展開されている丸萬さんに連絡をとり、ご訪問しました。

伝統の播州織で新しい表現にチャレンジする、<POLS>のテキスタイル。

ハイブランドも認める、世界レベルの技術力

私たちが訪れた兵庫県西脇市は、山に囲まれ、広い河川が流れる街。丸萬のMARUYAMAさんとTAKAIさんと駅で待ち合わせし、生産背景を知りたいという私たちのリクエストで、染工場と織物工房に案内していただきました。

丸萬さんの会社訪問のために降り立った西脇市駅。のんびりのどかな雰囲気の駅前。

まずは西脇市のお隣・多可町にある染工場に伺い、糸染めの現場を見学しました。たくさんの生糸が大きな釜の中で美しく染め上がっていく工程はダイナミックで圧倒されます。

生糸を染めて生地を織る、「先染め」が播州織の伝統。この糸が、細やかな柄を生み出します。

染工場のサンプルルームには、これまで染め上げられてきた色とりどりの糸色見本が並び、それぞれに染料の配合データがきっちり管理されていました。その色数や美しさは圧巻で、工場の歴史と技術の高さがわかります。

ずらりと糸見本が並ぶサンプルルームは、一日中眺めていても飽きないくらい素敵な空間でした。

次に、丸萬さんが長年提携している、コンピュータジャカードの織物工房を訪問。
ガッシャン、ガッシャンと織機が稼働しているこぢんまりとした工房では、ひとりの男性が忙しく織機を調整されていました。脇目も振らず織機に向かうその姿は、真剣そのもの。

繊細な柄を織り上げていく機械。この柄を生み出せる高度なプログラミング技術は、この工房さんならでは。

細やかで複雑な表情を持つ<POLS>のジャカード織には高い技術が求められ、その表現ができる数少ない工房とのことです。男気あふれる職人さんの手によって生み出される、美しく繊細な織物たち。そのギャップも魅力的です。海外市場でも高い評価を受けるテキスタイルが、自然豊かなこの環境で生まれているというのも意外な発見でした。

工場見学ですっかり丸萬商品のクオリティーに感服した一同。本社屋にもお邪魔しました。
商談では「ぜひ、御社とモノづくりを通してお付き合いがしたい!!」と前のめりに語る山猫にやや(かなり!?)圧倒され気味の先方でしたが、無事、前向きにご協力をいただけることになりました。

最後に見せていただいたショールームでは、ハイブランドに採用されたこともある播州織の生地見本が数えきれないほど保管されていました。技術の結晶である数々の生地を見ながら、「こんな生地で何か作りたい……」とプランナー魂を燃やしていると、あっという間にお暇の時間。大慌てで帰路につきました。ああ。もっとじっくり見たかった!!

目指したのは、初心者に似合うヘアターバン

<POLS>の鮮やかなテキスタイルを使ってヘアターバンを作る!と決まったとき、ヘアターバン初心者の私も個人的に、「これなら欲しい、着けたい」と思いました。

コーディネイトが適当で地味になってしまったときも、パパっと着けたらすごくあか抜けて見えそう! 手抜き感をこなれ感に変えてくれます。髪がセットできないときや、染めた髪の根本のプリンや白髪カバーもおまかせ。着けるだけで顔まわりが華やかになるので、マスク着用やリモート対面が多い今こそ、印象アップに役立ちます。サイズ調整可能なアジャスターボタン付きなのも、何気にうれしいところ。

今回WEB先行発売する4種類は、ヘアターバン初心者でも使いやすく、<POLS>のオリジナリティーがきらりと光る厳選デザイン。どのテキスタイルもあまりに素敵で、あれこれ頭につけて試行錯誤しました。ものすごく悩みましたが、その時間すら楽しかったです!

それでは、MOE厳選のラインナップをご紹介します。

まずグリーン×ブラウン。どんな髪色にもなじみやすいカラーなので、気軽に取り入れてもらえると思います。浮きすぎず、でもインパクトはある、そんな色の組み合わせです。

ダーク系カラーは初心者さんにもおすすめ。髪をゆるく結んで着けても。

お次は、ピンク×ブラウン。
ビビットなピンクが目を引きます。一見派手なようで、着けてみると意外にシック。シンプルなコーデのアクセントにぴったり、一気におしゃれ見えします。

クロスの部分を真ん中にしたり、斜めにしたり、着け方もいろいろ。

続いて、ライトグレー×オレンジ。
モードな香りのする、大人っぽい配色です。品よく決まるので、ワンピースなどフェミニンな装いにも好相性。柄ものとの組み合わせも、しっくりおさまります。ちなみにこちらのデザインファブリック、生地の場所によってこのようにモデル写真のもとと少しニュアンスが違ってくるのもポイントです。

幅を広めにして着けると、スカーフを巻いているようなレトロ感。

そして最後は、スカイブルー×イエロー。
この心踊るさわやかなカラーは、期間限定。立体感のあるドット柄もキュートです。ラフな感じで、さくっと着けるといい感じ。浴衣と合わせてもいいと思います。

着けるだけで気分が上がる、カラフル&ポップなカラーリング。

おしゃれ!だけじゃない魅力

ひと目ぼれから始まった、今回のヘアターバンの企画。播州織という地場産業を発展させ、高度な技術で海外市場にも認められている丸萬さんとの出会いは、まさに運命でした。金沢の時計工房さん含め、真摯にものづくりに向き合う人のご縁が、私たちのプロダクトの源です。

オリジナルの色糸、テキスタイルデザイナーによるオリジナルデザイン、ジャカード織のオペレーション技術、すべてがひとつにまとまった、まるでファブリックのオーケストラのような<POLS>のテキスタイル。ヘアターバンに仕立てたときに、同じ織生地でもひとつひとつ表情が異なるのも魅力。世界にひとつのヘアターバンをお届けします。
本気の人たちが本気で作り上げたアイテムを身に着けることで、きっと明日からの景色が変わるはず!ぜひ、この素敵なヘアターバンを、毎日のおしゃれに取り入れてみてください。

次回は、スタイリスト・村上きわこさんとのコラボシリーズ!今回も名作誕生の予感です。どうぞお楽しみに!

※日本職人プロジェクト「Stories summer2021」の商品は、ご注文いただいてからひとつずつ仕立ててお届けします。
※ 「 Stories summer2021 」 のお申し込み受け付けは終了しました。

テキスタイルデザイナーと作った 播州ジャカード織のヘアターバン〈グリーン×ブラウン〉

1個 ¥5,280(税込み)

テキスタイルデザイナーと作った 播州ジャカード織のヘアターバン〈ピンク×ブラウン〉

1個 ¥5,280(税込み)

テキスタイルデザイナーと作った 播州ジャカード織のヘアターバン〈ライトグレー×オレンジ〉

1個 ¥5,280(税込み)

テキスタイルデザイナーと作った 播州ジャカード織のヘアターバン〈スカイブルー×イエロー〉

1個 ¥5,280(税込み)

(株)丸萬は、創業120年になる、兵庫県西脇市の先染め織物「播州織」の商社。取り扱う播州織は、コンピュータジャカードの織組織プログラミング技術が非常に高く、従来にない表現の織物で、ハイブランドでも使われています。
ブランドサイト: http://www.maruman-inc.jp/

<POLS>ブランドは、テキスタイルデザイナー梶原加奈子氏と(株)丸萬とのコラボで2015年にスタート。独創的な表現のジャカード織でインテリアやアパレルアイテムを通して「テキスタイルの楽しみ」を発信されています。
ブランドサイト: http://pols.jp/

「日本職人プロジェクト」について

 未来に残すべきモノづくりを応援する取り組み「日本職人プロジェクト(Japan craftsman project)」は、2004年から企画を開始し、2005年発売の「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」から始まり、以降いろいろな人との縁をつなぎながら、今では財布・靴・時計・帽子のオリジナルアイテムづくりまでフィールドを広げてきました。

 私が日本製品を応援したくなったきっかけは、2000年代初頭の日本のモノづくりの現状に疑問を抱いたこと。日本で商品プランを立てたうえで人件費の安いアジア諸国で製造するというスタイルが増え続けていくことへ強い違和感を覚えました。効率重視の産業構造により、日本のモノづくりを担う職人たちの技術が少しずつ衰退していく様子を、黙って見ていてよいのだろうか?

 疑問が日に日に大きくなっていたときに、兵庫県豊岡市の鞄工房を訪れる機会がありました。そこで出会った職人たちに自分の思いを語り、理想の鞄づくり相談して、まずはひとつ、日本製ならではのオリジナル鞄を製作できることに。そうして、どうにか完成した「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」を第1号として、2004年から始まった日本職人プロジェクト。たくさんの人の思いやこだわりを、職人さんの技術で形にして世の中に送り出しています。

プロジェクトリーダー 山猫

日本職人プロジェクト

日本のものづくり応援プロジェクト。日本の職人がつくる鞄、財布、靴、アクセサリーなどをご案内しています。

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