祈りや祝いを身近な暮らしのなかに。 自然の美しさそのまま、どれもが世界に一枚

「Good Job!センター香芝」とフェリシモがコラボレーション。
さまざまな想いを込めて作ったとても希少なプレートセットをご紹介します。

春日大社の境内という神域で育った ”御神気(ごしんき)”のこもった木で作りました

世界文化遺産である春日大社(奈良市)の境内には、天然杉をはじめ多種多様な樹木や草花が生育しています。春日大社境内はご神域であるため、例えそれが草木であっても殺生禁止です。そのため、成長した木が「間伐」されることはほとんどありません。

ただ、台風などの自然災害で風倒木となったり、人や植物に危害を加える可能性が出た枯損木となる、とても希少な木があります。通常、それらが春日大社の外に出ることはありません。

ところが、2017年1月、約30本の枯損木となった杉については、かねてより社会福祉活動に理解を示されていた春日大社より、社会福祉活動に役立てるという趣旨のもと、福祉型事業協同組合「あたつく組合」に譲渡され木材認証管理を行うことになりました。

そしてそれらの杉は、あたつく組合の組合員である「NPO法人森の月人」や、吉野杉を扱う専門家たちのサポートを受け、運び出され吉野の製材所へ。その後約3年乾燥させながら大切に保管されていた杉は、自然乾燥※させ含水率を下げたことによって、木材の割れや反りを軽減させることで製品としてのクオリティがあがりました。

※機械乾燥し製材することもできますが、「春日大社の境内で自然とともに育ってきた杉の木」ということを鑑み、人工的な手段ではなく、ていねいにしかるべき時間をかけよう、ということで「自然乾燥」の方法がとられました。

障がいのある人の新しい仕事づくりをめざす「Good Job!センター香芝」さんと制作

この希少な杉を使い、アートやデザインを通して障がいのある人の新しい仕事づくりをめざす「Good Job!センター香芝」とフェリシモのコラボレーションによって今回生まれたのがこのフラットプレートです。

神域で約50年以上にわたり成長した「春日大社境内の杉」は、自然が生み出す美しいうねりのある木目と、深い赤茶からきつね色や灰色など豊かな色調のある木肌が特徴です。

樹木は、その土地の水や空気、土壌、そして文化まで栄養にして育つのではないでしょうか。コロナ禍で、フェリシモプランナーとGood Job!センター香芝の担当さんがミーティングを重ね、“祈りや祝いを身近な暮らしのなかに”との想いをカタチにしたら、美しいプレートになりました。

ふだん使いできるものでありつつ、素材が持つ特別な背景を大切にしたものにしたい。だから形は、素材の美しさを生かすため、とことんシンプルなものに。計算しつくされた、角の角度、厚さは絶妙なバランス。

杉加工を専門とする工房の職人さんのていねいな手仕事によって素材の美しさが最大限に引き出された、繊細でいて力強さも感じる素晴らしいプレートに仕上がりました。

【プランナーより「予約・限定数」について】

今回このような特別な背景を持つ素材を使ったフェリシモオリジナルを企画できたこと、みなさまにご案内できること、うれしいです!

ただ、杉は数に限りがあるため、限定数付きになります。また、すべての工程が手仕事なので制作にとても時間がかかるため、お届けが5月分になります。ご了承ください。

【限定300・5月分お届け 】 「春日大社境内の杉プロジェクト」”御神気(ごしんき)”のこもったプレートセット

1セット ¥7,070(+10% ¥7,777)

【商品名変更のお知らせ】
一部カタログにおきまして表現に誤りがあったため、商品名を変更いたしました。
誤) 「春日大社境内の杉プロジェクト」御神木プレートセット
正) 「春日大社境内の杉プロジェクト」”御神気(ごしんき)”のこもったプレートセット

春日大社(かすがたいしゃ)
枯損木・風倒木となった杉材を無償でご提供くださった春日大社は、春日山原始林を背景に奈良公園内にある神社。世界遺産「古都奈良の文化財」奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀る。神が鹿に乗って来たと言い伝えられている。

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