ないものは、作ってしまおう

こんにちは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。

今回ご紹介するのは、フェリシモの女性プランナーMOEが企画した2アイテム。MOEが自分の「欲しい!」を素直に、忠実に再現したことで、どこにもない鞄が誕生しました。

ふだんは雑貨、インナー、ファッションアイテムなどの企画を担当するMOEは、商品企画歴14年目。いわば、商品企画のプロです。しかし日本職人プロジェクトでは、プロとしての企画力はいったん封印、個人として「自分が欲しい理想の鞄」をとことん追求してくれています。(そして実は、2020年9月から正式に日本職人プロジェクトの正式メンバーとなりました。パチパチ)

その初代としてデビューしたのが、スクエアなフォルムのカレ(フランス語で四角の意味)バッグ。「世の中にはちょうどいいデイリーバッグがない!」という想いから誕生したこのバッグは、多くの女性の支持を得て大ヒット。さらにスマホサイズにこだわったフラグメントケース(第3のお財布)など、個人的な理想を突き詰めたアイテムが共感を呼び、どれも人気を博しています。

MOE企画のフラグメントケースはこちら

おしゃれなお店に寄り道したい!

2021年春にデビューするMOEの新作は、「仕事の帰りに、おしゃれなショップにも気軽に寄り道できる鞄が欲しい!」と企画したもの。仕事に使える実用性があって、なおかつおしゃれに持てるファッション性も備えた鞄を追求しました。

日本職人プロジェクトメンバーの山猫、NISHIYANと打ち合わせをしてできたのが、トートバッグ型の新モデル案。MOEが試作を重ねて、使いやすいサイズを決めました。

カラーは、「毎日使うならこの色」と選んだグレーカーキ。きれいめからカジュアルまで幅広いファッションに合わせられるよう、革なめし工場に色を指定して別注をかけた特別なカラーです。

ずっと使うものだから手ざわりは譲れないとのことで、本体はくったりやわらか、持ち手はもちもち感にこだわっています。(この持ち手、一度握ると癖になります)。内生地やポケットなどはあえて着けず、とことん軽くやわらかく仕上げているのもポイント。革の内側は、ちらっと見えたときもおしゃれなブルーグレーに染めてもらいました。グレーカーキ×ブルーグレーのバイカラーで、スタイリッシュな印象です。

お仕事鞄なので、ノートPCやA4ファイルが収納できる機能性は絶必。(MOEは在宅ワーク時期、実際に試作品のバッグにパソコンを入れて会社から持ち帰っていました)。さらにほどよいまち幅で、お弁当や水筒も安定して入ります。パッと見はお弁当が入っているとは思えないスマートさだから、涼しい顔でおしゃれショップに寄り道ができちゃいます。

荷物が少ない日や休日は、半分たたんでクラッチ風にラフに持つのがおすすめ。何気ないのにこなれて見えて、おしゃれ上級者な雰囲気が漂います。カジュアルな装いも、本革の上質感でワンランク上の印象になりますよ。

荷物をたくさん入れても入れなくてもかっこいいから、毎日持つのにぴったり。オンもオフも、本当にこの鞄ひとつでどこへでもお出かけできます。
このバッグの名前にある「ロイヤルティ(誠実・忠実)」の意味通り、どんなシーンにも寄り添ってくれますよ。

【使用感が分かる動画】 プランナーMOEと作った 職人本革のロイヤルティバッグ〈グレーカーキ〉

日常がドラマチックに変化

そして、MOEの記念すべきデビュー作となったカレバッグが、今度は深紅のルージュカラーをまとって新登場! よりエレガントに、ドラマチックに進化しました。
実は黒色の初代モデルが完成した時に、これは絶対ヒットするから新モデルを作っておきましょう!となり、その時点でルージュ色の革を別注していたんです。

内生地には、上品な光沢のあるストライプ生地を使用。ジャケットの裏地に使われる生地で、ちょっとハンサムに仕上げました。サイドまで大きく開くから、中身の出し入れもスムーズ。使うしぐさまで上品に見せてくれます。

しかも、小ぶりながらまち幅がしっかりあるので、お弁当や小さめの水筒も入ります。この見た目で、お弁当が入ってしまうとは……。しかも、このサイズで底びょうまで付いた本格派。理想のデイリーバッグだけあって、おしゃれ感だけでなく、機能性にも妥協しないところがさすがです。試作品を実際に使って使用感をチェックしたMOEは、申し分のない出来栄えに「山猫さん、これ完璧!」と報告をしてくれました。

洗練性と実用性をベストなバランスでかなえたカレバッグ。この鞄と一緒なら、会社帰りにおしゃれなショップに立ち寄ったり、ちょっといいレストランで食事をしたり、そんな楽しみも増えそうです。

【使用感が分かる動画】 プランナーMOEと作った 職人本革のカレバッグ〈ルージュ〉

鞄が、素敵な場所へ誘ってくれる

ありそうでなかった、かゆいところに手が届く、こんなの欲しかった!の声と共に支持されているMOEの鞄たち。それはきっと、「働く女性がリアルに欲しいもの」がカタチになっているからだと思います。

どんな鞄を選ぶかで、行動や行き先も変わります。春から始まる新しい毎日のことを想像しながら、自分の毎日を楽しくしてくれるもの、わくわくできるのに出会ってもらえたら嬉しいです。

次回は、大人気『幸福のチョコレート』とのコラボアイテムをご紹介予定。どうぞお楽しみに!

※日本職人プロジェクト「職人の春鞄2021」の商品は、ご注文いただいてからひとつずつ仕立ててお届けします。

※ 「職人の春鞄2021」 のお申し込み受け付けは終了しました。

※ 2021年6月下旬~7月下旬 お届け便のお申し込みはこちらから

ロイヤルティバッグ

プランナーMOEと作った 職人本革のロイヤルティバッグ〈グレーカーキ〉

1個 ¥21,780(税込み)

日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。

プロジェクトリーダー 山猫

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