• ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

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揺らぐからだ、変わっていくこころ。“間違い”でも、”弱さ”でもなく、私たちが生きてきた愛おしい軌跡たち。誰かが決めた物差しは置いといて、自分の肌で感じる「心地よさ」だけを信じてみる。ここは、そんな選択を積み重ねて、揺るぎない今の「わたしの居心地」をととのえていく場所。さあ、深呼吸と一緒に。わたしを満たす、新しい扉を開きましょう。

  • ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

2026.08.05

  • こころの深呼吸

「ちゃんと」の鎧、ゆるめてみたら。私らしく生きていくための、小さなきっかけ

「ちゃんとしなきゃ」って、思い込んでいた

背筋をピンと、穏やかに、失礼のないように。初めての場所ほど「ちゃんとした大人でいなきゃ」と、私はいつも以上に背筋を伸ばしてしまう。

「こんなとき、大人だったらなんて言うかな?」どんな反応をして、どんなふうに動くのが正解なんだろう?

本当の自分にがっかりされるのが怖いから、「ちゃんとした大人」を演じることにした。
穏やかで、失礼がなくて、仕事はきちんと。

でも、「理想の大人像」を演じ続けているうちに、自分の本音がどこにあるのかわからなくなっていった

それはまるで、自分の本当のサイズを無視して、窮屈な下着に無理やりからだをねじ込んでいるような感覚。周りからの見え方ばかり優先して、自分の苦しさにはなかなか気づかない

まるで「鎧」みたいな。

本当はうっかりミスをすることもあるし、悔しくてトイレで泣くこともある。思いっきりふざけたいときだって、あるんだけどな。

そう思いながらも、「これって、みんなの思う『わたし』のファッションかな?」と、服装の選び方まで窮屈になっていった。
どんどん、こころもからだも、鎧がきつくなっていく。

信頼はされる。でも、どこか距離があった

仕事では、ありがたいことに信頼してもらえることが増えていった。きちんとできているみたいで、よかった。

でも、雑談タイムになると急にわからなくなる。話の輪に入る勇気が出なくて、「楽しそうだな、混ざりたいな」と思っているのに、真顔でパソコンと向き合っているしかなかった。
食事の席でも、話を聞くことはできても、自分から何かを話す勇気が出ない。

そんなある日、お世話になっている先輩が、ぽつりと言ってくれた。
「頑張り屋さんだから、心配だよ」「もっと肩の力抜いていいんだよ、私もいるから」

びっくりした……し、すごくほっとした。
そばにいてくれる人がいるんだ。私を見てくれていた人がいたんだ。私って、ここにいてもいいみたい!そう思うと同時に「無理をしていたこと」まで見抜かれていたんだと気づいた

ああ。 私は、間違えないことばかり考えていたんだ。

ぎゅうぎゅうに締め付けていた鎧で、自分を守るばかりでわからなかった。知らない間に、周りの人とかかわる「余白」までなくしていたみたい。

本当の「わたし」でいたほうが、うんと心地よかった

だからといって「よし、こころを開こう!」と力むと、また疲れてしまう。本当の私は、そんなに器用じゃないから。

そこで考えたのが、相づちと表情
いきなり自分から話題をつくるのって、大きな勇気がいる。だったらまずは、思ったことをできる範囲で伝えてみようと思った。

共感することがあったら、相手の目を見て「それ、すごくわかります!」。
むずかしい話だったら、ちょっとだけ首をかしげて、「そう、なんですか??」みたいに。
言葉をのみ込むことを、少しだけやめた。そうしたら、周りがあたたかく寄り添ってくれた。もしかすると、言葉にするのって、怖くないのかも!

そこから、もっと「本当の自分」を出してみるようにした。
「実はこれ、よくわからなくて」「こういう仕事、時間がかかってしまうんです」と。
すると先輩は笑顔で、「だよね、むずかしいよね!」と、ていねいにやり方を教えてくれた。

私は、「できない自分」を伝えただけなのに、会話が弾んで、こころの距離がぐっと近づいた気がした

人は思った以上にやさしい。そして、完璧じゃないから愛らしい
そう気づいたら、からだの力がすとんと抜けた。

私たちは、いきなり鎧を脱ぎ捨てる必要はないと思う。
まずは、あのとき不安だった私たちを守ってくれていた鎧を、少しだけゆるめてみる
ぎゅうぎゅうじゃなくて、大丈夫。

からだを締め付けない下着が心地いいように、人間関係だって、ちょっとゆるめるくらいのほうが、きっと私らしくいられるから

  • Writer / 松本温美
  • Illustration / minomi

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