• ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

{ concept }

揺らぐからだ、変わっていくこころ。“間違い”でも、”弱さ”でもなく、私たちが生きてきた愛おしい軌跡たち。誰かが決めた物差しは置いといて、自分の肌で感じる「心地よさ」だけを信じてみる。ここは、そんな選択を積み重ねて、揺るぎない今の「わたしの居心地」をととのえていく場所。さあ、深呼吸と一緒に。わたしを満たす、新しい扉を開きましょう。

  • ”正解”よりも、あなたの心地よさを

  • 鎧を脱いで、深呼吸。

  • 誰かの目線より、自分の感覚

  • 完璧よりも、ごきげんな私を選ぶ

  • 鏡の前のダメ出し、今日はお休み

  • 今日は、いちばんの味方でいてあげて

  • できないことは、明日やればいい

  • 揺らぐのは、一生懸命生きてる証拠

  • 居心地のよさは意外とすぐそばに

  • 奇跡を待つより、軌跡を信じて

  • こころの波にあらがわない

2026.03.04

  • こころの深呼吸

「おしゃれは我慢」は卒業。余裕をまとう、ハンサムなわたしにアップデート

「我慢」は、わたしの美意識を貫くために必要だった

首元が開いた服じゃないと、わたしのからだはきれいに見えない。厚着はやぼったい。そんな思い込みが、いつのまにか、わたしのこころに根づいていた。

おしゃれは我慢」。

その言葉をこころの底から、“美意識の証”として信じていた時代がある。「寒い」なんて思いは二の次。なにより大事な「おしゃれ」を実現するために、我慢は当たり前だと思っていた。

デコルテのラインは美しく。タイトな服を選ぶ。コートを脱げば、薄着。震えながら歩く夜道も、「これが、わたしなりのおしゃれ」だと信じてきた。

我慢を重ねることで、自分のスタイルを貫く。その徹底ぶりは、今思い返すと潔かったとすら思う。

|「我慢しない」時代の到来に、置いてけぼりのわたし

でも、数年前から空気が変わってきた。ほどよいリラックス感があるもの、「ゆるめる」をテーマにしたファッションが流行りはじめた。

「お腹が苦しいなら、ゴムにしよう」「体型が気になるなら、生地を工夫しよう」。そんなファッションがどんどん発信されるようになった。

それと同時に、ファッションの技術もアップデートされていく。締め付けなくても、きれいに見える素材の開発。からだのラインを自然に整える、機能性インナーの登場。ストレッチ性とシルエットの美しさを両立させた生地。おしゃれの選択肢が、我慢を前提としないものへと、静かに変わっていった。

……わたしは戸惑っていた。

「お腹が苦しいのは、我慢するものじゃないの?」「体型が気になるなら、補正下着で締め付けるんじゃないの?」。シルエットを保つために、わたしにとっては当たり前だった「我慢」から、解放されていく人たち。我慢しないなんて、アリなの?という違和感がずっとあった。

同時に、これまでがんばってきた自分って何だったんだろう?とも思った。あんなに苦しい思いをして、寒さに耐えて。ムダだったのかな。

我慢はいらない。ラクだから、美しくなる

そんな気持ちが変わったのは、とある旅行に出かけたときだった。

お風呂に入るとき、友達が「リラックス」をうたうインナーをつけていた。なににもとらわれずに、自分の心地よさに重きをおく姿勢が、すごく格好よく見えた。我慢していないから、余裕があって、たたずまいまで洗練されている感覚。

すると「戸惑い」が、「興味」へと変わった。(そうだ、私はミーハーでもあったんだった!)

早速、リラックス系の下着を買ってみたら、びっくりするほどラク。「こんなに締め付け感がなくても、いいの!?」と感動した。だって、ラクなのに、からだのラインはきれいに見える。このときをきっかけに、服の選び方も変わっていった。

|ラクは手抜きじゃなくて“余裕”

……過去の自分の「我慢」があったから、気づけたことがある。それは、ラクをすることは、手を抜くことじゃないということ。

むしろ、リラックスした状態でいることが、「大人の余裕」につながる。格好いい大人って、余裕だし、ご機嫌だし、力がほどよく抜けている。

大切なのは、自分にとって「心地いいかどうか」。心地よさを手放さず、ポジティブな気持ちでトレンドを取り入れていく。それこそが、今の居心地がよくなるおしゃれなんだ。

夏を快適に過ごすための機能性インナーもそう。リラックスファッションに合わせられる、一枚でサマになるブラキャミだって、手に取っていい。自分のファッションに合った、足の形にマッチした疲れにくいスニーカーを選ぶ……とか。

こういうふうに、ちょっとしたアイテムからアップデートしていくだけで、おしゃれはもっと楽しくなる。

これからは、「おしゃれは我慢」という視点は、いったん横に置いておく。

「もっと心地よいものがないかな?」と、プラスの視点で下着や服を見ていくことにしよう

トレンドをうまく生かしながら、わたしたちは、おしゃれをアップデートしていけるんだから。

そう思えたら、なんだか、我慢していたあのころの自分もちょっと愛しく思えてくる。

  • Writer / 松本温美
  • Illustration / 新木 しょうご

For you

この記事を読んだあなたへ