クチュリエとのコラボで新たな魅力を再発見!

2016年6月1日(水曜日)

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前回、「18世紀のフランスが息づく、トワル・ド・ジュイの世界へ」をご紹介しましたが、2014年にクチュリエはトワル・ド・ジュイ博物館とのコラボレーションにより、ていねいに図案を修復した夢の復刻を実現しました。その美しい生地は人気アイテムのひとつになっています。今回はその出会いについてご紹介します。

夢の複刻を実現させたのは、ひとりのプランナーの熱意でした

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2012年、ひとりのクチュリエプランナーが、フランスの「トワル・ド・ジュイ博物館」を訪れます。オベルカンフ時代の生地にほれ込んだプランナーは、「現代に蘇らせたい!」と復刻の製作に乗り出します。そして2014年秋、博物館が所蔵する貴重なアンティーク布の中から厳選した12デザインをもとに、日本のすぐれた職人技とプリント技術で夢の復刻を完成させました。

モンティユさんも絶賛! 日本のすぐれた職人技と技術

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トワル・ド・ジュイ博物館の館長エスクラールモンド・モンティユさんは、「このコラボによって生地を高画質でスキャンできましたし、描いてもらった柄もとてもよくできていました。色合いも素晴らしく、当時の色に近いながらも現代的な色合いになっています。」と、クチュリエとのコラボをとてもうれしく思ってくださっているそうです。

クチュリエのアレンジは博物館スタッフもお気に入り

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「クチュリエで紹介されているアレンジ作品は、本当に素敵でとても気に入っています」とモンティユさん。トワル・ド・ジュイの生地で作られた「フェリシモ ハッピートイズ」は、博物館を訪れる子どもたちにも人気だそうです。

多彩なモチーフも、トワル・ド・ジュイの魅力

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「トワル・ド・ジュイは知られていても、オベルカンフや工場のこと、人物画以外にもすぐれたデザインが存在することなど、あまり知られていません。今回、東京と福島県郡山市で開催される展覧会は、トワル・ド・ジュイをより深く知ってもらういい機会になると思います」とモンティユさん。
次回は、日常の暮らしを彩る、トワル・ド・ジュイを楽しむヒントについて教えていただきます! お楽しみに。

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2016年6月14日から東京のBunkamura ザ・ミュージアムで「西洋更紗トワル・ド・ジュイ展」が開催されます。会期中は、クチュリエだけの復刻版オリジナルクロスをオーダーカット注文で承ります。また、この布を使った限定アイテムを併設ショップでも販売します。カットクロスでフランスの歴史が息づくトワル・ド・ジュイの世界をお楽しみください。

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