手づくりはFAVE TUNEに乗っかって♪ 今日の一曲「So I could find the way」

2023年2月22日(水曜日)

 

こんにちは。プランナーのかりんとうです。 このコーナーでは、好きな曲を選んで、その曲を聴きながら頭の中に浮かんでくるイメージを手づくりで表現しています。今回は、祖父との最後の思い出を私なりに残してみました。あなたが自分の人生のエンドロールに流したい曲は何ですか?

「世界を癒やす奇跡の歌声」として、世界中のファンを魅了し続けているアイルランド出身の歌手。「So I could find the way」は、世界一美しい星空を眺めることができると言われるサーク島からインスピレーションを受けて作られた曲。

とても個人的ではありますが、祖父が息を引き取ったときの不思議なできごとについてお話させてください。入院生活が続いた晩年、突然コロナ禍に入り、私たち家族は面会ができなくなりました。ひとりじゃさみしいだろうと、私はお手紙と一緒にテディベアを送りました。そんな状況が変わらぬまま半年たったある朝、今日が最期かもしれないと病院から連絡がありました。

 

念願の再会がこんな形なんて……と思いながら急いで病室に入ると、大きな機械音がビービー!と鳴り続き、祖父はその音に抗うようにゼハー、ゼハー、と必死に息をしています。そんな様子をただ見守ることしかできずに5時間以上経ったとき、せめてこんな機械音じゃなくて、きれいな音を聴かせてあげたいと思い、枕もとでこの曲を流してみました。すると、さっきまでの苦しそうな呼吸がうそのように整い、そのまま安らかに永遠の眠りについたのです。それはまるで美しい女神が歌いながら祖父のもとへやってきて、天国へ連れて行ってくれたようでした。

 

 

コロナで私たち家族が会えない代わりに、ずっとおじいちゃんの側にいてくれたテディベア。お葬式の最後ギリギリまで迷った結果、棺に一緒に入れてあげました。だけど……やっぱりあのテディベアは、燃やさずに連れて帰ればよかった。家に置いていれば、祖父のことを今でも近くで感じられたかもしれない。と、ときどき思い出して後悔してしまいます。今回はそんな想いから、星空のようにきれいな瞳を持ち、王冠をかぶった偉大な女神のテディベアを作りました。これでやっと、祖父との思い出をいつまでも抱きしめられるような気がします。

 

プランナー かりんとう

芸術の街・ニューヨークで生まれ、お笑いの街・大阪で育つ。そのため、笑っちゃうくらい大げさで刺激的なものが大好き。

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