「フェリシモメリーで社会貢献(iPS細胞研究支援)」から2024年度に基金を拠出した「京都大学iPS細胞研究所」さまより、このたび活動レポートが届きましたので、ご紹介します。
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iPS細胞から血小板を大量に製造できる培養装置を開発
~献血のドナーに依存しない血小板輸血の安定的な供給へ~

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)では、現在は有効な治療法がない病気やケガに苦しむ患者さんに新しい医療を届けられるように、日々研究に励んでいます。現在、CiRAには約30の研究グループがあり、iPS細胞研究を主導し、基礎研究から新しい医療の実用化まで手掛けています。具体的には、がんや糖尿病、心臓病、血液の病気、パーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、筋ジストロフィー、アルツハイマー病などの研究で、損なわれた体の組織の機能を回復させる再生医療、病気の原因解明や新しい薬の開発を進めています。
2024年度は、血小板を大量に製造できる培養装置の開発について、論文発表しました。iPS細胞を用いて体外で血小板を製造する技術は、献血のドナーに依存しないため、血小板輸血の安定的な供給に貢献することが期待されています。こうした技術が評価され、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大型プログラムにも採択されました。産業界、医療機関と協力し、高品質の人工血小板の実用化を目指しています。

みなさまからのご支援は、基礎研究、応用研究や研究支援体制の充実のために大切に使わせていただいております。ここで、CiRAの研究者らが財源の一部としてiPS細胞研究基金を使用した研究を抜粋してご報告いたします。
■iPS細胞研究基金を財源に活用した主な研究
血小板製造の規模拡大を実現する新たな培養装置の検討と設計
(https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/240617-180000.html)
間質流を用いたヒトiPS/ES細胞由来小腸モデルの開発
(https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/finding/240712-000000.html)
BMP-9は進行性骨化性線維異形成症(FOP)の早期の進行を促す
(https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/finding/241204-000000.html)
COVID-19 mRNAワクチン ブースター接種後の高齢者における免疫応答
~ワクチン接種機会を活用した免疫老化の理解~
(https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/241223-130000.html)
〈支援者のみなさまへ〉
あたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
iPS細胞は、今後の医療に大きな影響を与え、誰もがその恩恵を受ける可能性のある新しい技術です。しかし、医療応用までには長い時間と多くの研究費を要します。
いただいたご寄付は、患者さんや周りで支えておられる方々へ、一日も早くiPS細胞による新しい医療をお届けするために、大切に活用させていただきます。今後ともiPS細胞研究へのご理解・ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、CiRAの活動をメールでご報告する『CiRA新着ニュースメール』を月1回 、より重要な成果や活動に絞ってコンパクトにまとめた『CiRAニュースレター』を年3回配信しています。登録無料ですので、ぜひご登録ください。
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