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2018年度基金活動報告 ー iPS細胞研究支援(京都大学iPS細胞研究所)

以下の基金から2018年度に拠出した京都大学iPS細胞研究所さまの活動レポートをご紹介します。

  • メリーポイントで社会貢献(iPS細胞研究支援)

iPS細胞研究所(CiRA)では、iPS細胞を用いた再生医療と新しい薬の開発を目指し、日々研究にはげんでいます。現在、CiRAには約30の研究グループがあり、ガンや糖尿病、心疾患、血液疾患、パーキンソン病、ALS、筋ジストロフィー、アルツハイマー病等の研究が進められています。

CiRAの戸口田淳也教授、池谷真准教授らは、筋肉の中に骨ができてしまう、FOP(進行性骨化性線維異形成症)という難病を研究しており、これまで有効な治療法がありませんでしたが、2017年9月に京都大学医学部附属病院などで治験が開始されました。

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記者会見で話す(左から)戸口田教授、池谷教授、日野研究員

難病やケガで苦しむ患者さんにiPS細胞を用いた新しい医療をお届けするには、まだまだ長く険しい道のりが続きますが、みなさまのご支援によって着実に研究を進めることができています。CiRAの研究者らが2017年度に発表した論文のうち、財源の一部としてiPS細胞研究基金を使用した研究を抜粋してご報告いたします。

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オープンラボで実験を行う様子

<支援者のみなさまへ>

iPS細胞研究基金にあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

賜りましたご寄付は、今は治すことができない病気やケガに苦しむ患者さんへiPS細胞技術による新しい医療を届けるために、大切に活用させていただきます。
今後ともiPS細胞研究へのご支援・ご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、研究の進捗をご報告差し上げる『CiRA Newsletter』を年4回配信しています。登録無料ですので、ぜひご登録ください。

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iPS細胞研究所長・教授 山中 伸弥

前回の報告はこちら

■京都大学iPS細胞研究所 (CiRA=サイラ)さまの詳しい活動はこちらからご覧いただけます。
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コメント

  • baan-yuyuka より:

    孤発性脊髄性小脳変性症と、最近診断されました。すぐにこの基金の事を思い出して、ポイント寄付しました。私たち難病患者に希望の光を下さい。今は、出口が見えないと感じます。フェリシモさんの、手仕事のコレクションが大好きなのですが、あまり長いコレクションも、明日どうなるかわからないと思うとためらってしまいます。一日も早く、研究が進みますように。

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