フェリシモ「LOVE&THANKS基金」から、2025年度に基金を拠出した「認定NPO法人 ACE(エース)」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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「支援される側」から「自ら未来をつくる存在」へ
コミュニティが歩み出した大きな一歩
ガーナ・アハフォ州のカカオ生産地で、コミュニティ組織の能力強化・教育・生計・児童保護に統合的に取り組み、地域主体の児童労働のないコミュニティづくりを支援しました。
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コミュニティ主体の取り組みを支援する中で、今期特に印象的だったのは、住民自らが行政を動かし、子どもたちの学習環境を大きく改善した事例です。支援対象2校のうち1校では、校長を含めた教員が2名しかおらず、充分な授業が行えない状況でした。コミュニティは行動計画を策定し、住民の手で教員宿舎を建設したうえで、行政に粘り強く働きかけました。その結果、新たに7名の教員が配置され、教育環境が大きく改善しました。もう1校では、学校管理委員会による継続的な働きかけが実を結び、3月から政府の給食プログラムの導入が実現されました。外部支援に依存するのではなく、自らの権利として行政サービスを引き出した好例です。


さらに、昨年導入したVSLAプログラムも大きな成果を上げています。農家100名で開始した第1サイクルでは、総貯蓄額GHS 458,280、貸付返済率95~100%を記録し、教育費の確保や家計の安定化につながりました。参加者の56%を女性が占め、経済的自立や意思決定への参画の拡大も確認されています。また、ローン利子の一部を社会基金として積み立て、児童保護活動に活用しています。現在は148名が参加する第2サイクルが進行中です。

〈支援者のみなさまへ〉
ACEはライツベースアプローチに基づき、子どもたちを含むすべての人々が本来持つ権利の実現に向け、物資や資金の提供にとどまらず、基盤づくりから能力強化、持続性の確保まで、各村のニーズに応じた支援を行いながら、コミュニティとともに持続的な仕組みづくりを進めています。
今年は、4年間支援を行ってきた2村において、活動をコミュニティへ引き継ぐ重要な節目を迎えています。住民たちは自ら取り組みを担う準備を着実に整え、その自信に満ちた姿は次世代に前向きな力を与えています。子ども保護委員会のメンバーや保護者からは、遠く日本のみなさまが自分たちのことを思ってくださっていることが大きな励みになっているとの、深い感謝の声が寄せられています。
こうした変化は、みなさまのご支援の積み重ねによって実現したものです。
心より感謝申し上げるとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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