フェリシモ「もっとずっときっと基金」から、2025年度に基金を拠出した「一般財団法人 大阪男女いきいき財団」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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地域防災女性ファシリテーター養成講座2025を実施し、同講座3期生として20代から70代までの幅広い年代の23名の修了者を輩出しました。
◆ 養成講座
受講者同士の対話や学び合いを重視し、防災、ジェンダー及び多様性の視点、ファシリテーションなどのさまざまな講義と避難所開設実習や神戸のフィールドワークなどの演習を組み合わせて実施しました。ひとりひとりのビジョンと実現可能性を考慮してアクションプランの目標設定や具体的な計画作成を支援しました。修了式では23名全員が多彩なアクションプランを宣言し、修了証を授与しました。


◆ ネットワークづくり
3期生のみのネットワークを構築したのちに、10月に1期から3期合同のグループLINEを設定し、全体の情報共有、ネットワーク化を促進しました。その後、修了者アンケートや意見交換会を実施して意見やニーズを集約。修了生グループの会は、2名のチューターが世話人となり、「参加しやすさ」を重視し、「学びと情報の循環」をめざし専門性や体験、最新情報を共有し、互いに高めあう会として運営しています。

◆ フォローアップ
2月28日には、「『防災×女性リーダー』で防災力向上」をテーマにフォローアップ研修を実施し、修了者及び一般参加者の48名が参加しました。内閣府男女共同参画局から国の取組、海外の事例や修了者の活動事例と合わせて本プロジェクトの紹介を行い、産官学(※1)の視点から、今後の取組のヒントを共有する機会となりました。
(※1)産官学(さんかんがく)とは、民間企業(産)、官公庁や自治体(官)、大学などの教育・研究機関(学)の3者が協力し合うこと。
◆ 大阪市危機管理室との連携事業
大阪市危機管理室の本事業への信頼と期待感の高まりにより、同室主催の出張型講座の企画に財団および修了者が協力しました。男女共同参画の視点からの防災力向上を目的にした3か年のプロジェクトで、24区の地域住民が対象です。2025年度は講座内容を協働で企画し、修了者が講師となり試行的に2回の講座を開催しました。 2026年度は20回程度の開催予定で、修了者が地域で認知度を向上させることにより、さらなる活動の場の広がりが期待されます。
〈現地の様子や現地の声〉
1期生: 大阪市内の小学校で2期生・3期生の協力を得て、垂直避難訓練
2期生: 東大阪市内の特別支援学校で防災イベント
3期生: 尼崎市内の駅前広場で黙祷後の炊き出しと防災イベント、能登半島ボランティア写真展示
他に3期生のアクションとしては、3月2日に大阪市職員(区役所勤務)が区民対象に、七尾市矢田郷コミュニティセンター所長の関軒明宏氏を招き防災講演会を開催。養成講座で語られた避難所運営リーダーとしての経験が失敗談も含めて貴重な講義だったことで、「区役所職員や地域住民にもぜひ広めたい」と企画実施したもので、区長をはじめ100人が参加しました。
3月21日には芦屋市在住の修了者が「人と防災未来センター」遠足を企画し7名が参加。3月29日には建築士の修了者が家屋の耐震の重要性を伝えたいと「建築の防災講座」を企画しており、他の修了者10名が参加予定です。1・2期生に3期生も加わることで、自らのアクションに加えて、こうしたイベント等での協力や、学びあいの企画実施が質・量ともに加速しています。
2月に実施した第8回目の能登半島ボランティア活動には、1期生1人と3期生3人が参加しました。輪島市仮設住宅集会所でのお茶会・ハンドマッサージなどのサロン活動は継続的に実施しているので、「また来てくれてありがとう」の声も聞かれ、15名の方が入れ替わりで参加されました。
お茶会では、厳寒のなか、住宅に籠りがちな方々が楽しく情報交換したり会話を楽しんでおられました。ハンドマッサージでは、1対1で向き合うので、現段階における自身の生活上の悩みなどを傾聴しました。「忘れないで。また来てね」の言葉に、活動の参加者一同は「継続は力なり」の言葉をかみしめました。

〈支援者のみなさまへ〉
フェリシモ「もっとずっときっと基金」のご支援により、地域防災女性ファシリテーター養成講座3期生を輩出することができました。3期生23名が加わることにより、修了者は78名となりました。
この講座は終了後にも価値があります。同期や先輩たちと、活動で悩んだ時に相談したり、お互いの活動を応援しあう中で新たなことにも挑戦する自信や意欲が高まり、さまざまなコラボ企画も実現しています。各々の専門性・背景は異なりながらも安全で安心できる未来を創りたいとの共通の目標を持つ仲間同士で、互いをエンパワメントしながら実践活動を行うコミュニティが生まれています。
基金のご支援に深く感謝しながら、このコミュニティが確実にじわじわと社会に変化をもたらしていくように、これからも伴走してまいります。
■女性防災リーダーが拓く安全で安心な未来プロジェクト
実施場所 :
・大阪市立男女共同参画センター中央館・東部館
・大阪市立社会福祉センター、大阪市立天王寺区民センター
・神戸市立灘区民センター 他
実施期間 : 2025 年6 月~2026 年3 月
・一般財団法人 大阪男女いきいき財団さまの詳細はこちらから

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