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アメリカのチョコレート

2023.09.23

真空パックでフレッシュなチョコ!郊外の研修熱心ショコラティエ!〈フェブ〉

だいぶ郊外に来ました。

倉庫や工場が集まったイマドキのエリアが世界中にあるのです。

日本にもあるのですが、一般の人はあまり行くことはないと思います。

個人店というより、ちょっとホテルとかに卸しているとか、ちょっと数店舗のお店になったので、アトリエは別に、という感じのショコラティエがよくこういうところにいます。

世界中のこういう場所に来ましたが、景色がまったく一緒なのです。

かわいくない。

そう、かわいくないビジュアルです。

道路しか写真撮るとこない。

しかし、こういうところでおいしいチョコレートは生れているのです。

日々、チョコのことだけ考える、そんなお仕事熱心な人が街と隔離されているかのように四角いアトリエに詰め込まれているのです。なんだか現実社会のチャーリーとチョコレート工場かも知れません。

「フェブ」もまさに、そういう産業エリアにあります。

シンプルなアトリエに入ったら、いきなり商談です。合理的。

最近アメリカのショコラティエは名刺を出そうとすると「名刺?イマドキないよ」と言われちゃうのですが。日本人なので、まだあいさつのとき習慣で出さないと手持ちぶたさなんです。

でも、フェブはしっかり昔スタイルのビジネスあいさつに付き合ってくれました。

ブライアンさんとおしゃるんですが。綴りがあれ?と思ったんです。Bryonって。私は不思議そうにしていると、「古いイギリスの家族の綴りなんです」って。きっと伝統あるご家族なのかも。

ブライアン社長はビジネスマンです。日本にも何回も来てるそうです。

フェブはお店を持たずにいろいろなところに輸出したりしてるそうですが。すごいチョコが輝いているんです。

おやっと思ったら、なんと。特別な真空のパックを開発したそうです。だからフレッシュなまま8週間もチョコを楽しめると。何ですって?!

助かるーーーー。

これを今まで誰も思いつかなかったのかと、出来たものを見たら思うんだけど。そんなのは後出しじゃいけんなわけで。それに気が付いて実行した人がいなかったんだもの。

ブライアンさんすごいよ。

これはチョコレート界にとって偉大な発見かも。挑戦かも。

時代が変わるかも。

そんな特別なチョコ。

時代が変わる発明かどうか。フレッシュなままかどうか。ぜひ、みなさま自身が体験してみてくださいね。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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