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ポルトガルのチョコレート

2022.11.12

豊富なポルトガルの食材をチョコに生かした〈カーサグランデ〉

久々のポルトガルのショコラティエです。

「幸福のチョコレート2015」のポルトガル特集の時にポルトガルにお邪魔してから、なにやかんやとショコラティエが減ってしまい。
久々の新ブランドです。
〈カーサグランデ〉のオーナー、ペドロさんとお話しました。

カーサグランデとは“大きなおうち”という意味。もともとは別のオーナーが経営されていて、ポルトガルでも高級路線のショコラティエだったそうです。
すべてにおいてハンドメイドで、イギリスの高級百貨店ハロッズでも販売していたとか。でも、経営が厳しくなり、5年前に経営が続けられなくなったのをペドロさんが引き継いだそうです。
今まで以上にポルトガルの素材や伝統に特化した、ポルトガルチョコレートとしてカーサグランデは生まれ変わりました。
できる限りポルトガルの素材を生かしたチョコレートです。

まだお店はないそうですが、来年2023年に一号店をポルトにオープンするそうです。ポルトはドゥロ川沿いにずらりと並んだポートワインの酒蔵と立派な鉄橋が有名な、中世の趣残る素敵な町。

高級路線のカーサグランデだけじゃなく、ポルトガルの若者向けのチョコブランドも展開しようとがんばってるそうです。
海外のお菓子の展示会に出したり、国際的にも国内にも広げていきたいと。
日本のみなさまに送ることもとっても喜んでいました。
意欲満々です。

実はポルトガルは小さな国に見えるけど、大西洋にいっぱいの小島があるのです。ありとあらゆる農作物が採れるのが実はポルトガルの強みです。
市場に行くと、もう野菜やフルーツの勢いが違います。太陽をいっぱい受け取りましたーっていう元気に溢れています。お料理も素材そのままが生きている感じ。味付けもシンプルで充分おいしいのです。
おいしいものがいっぱいあるのがポルトガル。それが私のイメージです。
ちょっと前に流行したエッグタルトも香港発と思ってる人もいるかもですが。ポルトガルです。エッグタルトだけの専門店もあって、エッグタルトを食べにポルトガルに来る人もいるくらいです。ほんとにスイーツが激うま。

カステラも金平糖も日本にはポルトガルから来たお菓子がいろいろあります。私たちのDNAにもうポルトガル味が組み込まれてるのかも知れません。
全部私たちが好きな味です。

カステラの親戚のような卵の黄色さが全面に出ている素朴系スイーツが多くって、お店のショーケースには焼き菓子がいっぱい。テンション上がります。みんなひとつひとつ指差して紙の袋に入れてもらって食べています。

その素朴さはほかのヨーロッパにはない感じ。
もー。ポルトガルに住みたいっ。
そんな人たちが作るチョコはおいしいに決まってます。食べる前からもうおいしい。

今回選んだオレンジピールは、もちろんポルトガルのオレンジです。柔らかさも絶妙だと思います。太陽浴びてたんだろうなあ。しあわせそうなオレンジだろうな。

カーサグランデ オレンジピール
1箱 ¥2,700(+8% ¥2,913)

→うち27円は「LOVE & THANKS基金」として運用されます。(基金部分は非課税)
■内容量 / 約100g


そして、ポルトガルの人の一番の自慢は、やっぱりポートワイン。少し甘めの赤ワインです。
その香り高いポートワインをふんだんに使ったチョコもカーサグランデの十八番(おはこ)です。自信満々にポルトガルから送り出してくれますよ。

カーサグランデ  ポートワインチョコ 
1箱 ¥3,600(+8% ¥3,885)

→うち36円は「LOVE & THANKS基金」として運用されます。(基金部分は非課税)
■内容量 / 12個


パッケージもかわいいです。

ペドロさんもお仕事もがんばっていますが、お休みの日は家族とビーチパーティーだそうです。
ビーチでもおいしいもん楽しく食べてるんだろうな。
よせてほしいーーー。呼ばれてなくても偶然を装って日本から参加したいーー。「あれ?ペドロさん?ご家族でお食事?まあ、偶然。」
ポルトガルの明るいラテンのハッピーを、チョコでおすそ分けしてもらいましょう。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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