チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?

過去の記事

search

CLOSE

幸福のチョコレートブログ >  イギリスのチョコレート > 理想のローカルチョコレート、ヒルストリート

イギリスのチョコレート

2018.10.02

理想のローカルチョコレート、ヒルストリート

私の理想のローカルチョコレートに巡り合えました。
イギリスのケンブリッジからさらにローカルに。
電車の駅はこんなに小さい。

IMG_5165.jpg
さらにバスに乗り換え。サフロン・ワルデンという小さな小さな町です。

IMG_5164.jpg
その中にあるのが「ヒルストリート」です。
兄弟のお店でお兄さんのグレッグ・スミスさんがデザイン。弟のクリス・スミスさんがショコラティエです。
弟さんはパトリック ロジェで修行されたそうです。

IMG_5182.jpg
お店はピンクです。

P1110997.JPG

IMG_5177.jpg
この薄いピンクは私はイギリス人と日本人が好きなピンクだと思うんです。特に西洋ではこの色はほぼ見ないです。日本人とイギリス人のセンスの近さを感じます。
このお店の中のチョコがほんとうに地元命なんです。
ひとつひとつの説明が手作りと地元の味にこだわり抜いています。そして手が込んでいます。
次から次へと食べても食べても面白い。中には音楽の曲をイメージしたチョコもありました。アーティストですね。

IMG_5174.jpg

IMG_5188.jpg
どうして、ここまで出来るのにロンドンに行かないのか気になりました。
「僕たちはここで生まれたから」
シンプルだけど、深い言葉です。これぞ、ローカルチョコレートです。

IMG_5212.jpg
どれも工夫とバランス感覚、ユニークさにあふれたチョコレートですが。気になったのはこのお店と同じピンクのチョコレート。これも素晴らしく品のいいイギリスらしいチョコレートです。フルーツの香りも紅茶に合う。
もうひとつは、最近ミントチョコが流行ってますが、ミントチョコと言えば実はイギリスの十八番なんです。でも、みなさんは本当のミントチョコを知ってるだろうか。
イギリス人が作る本家本元のミントチョコは、生のミントから作ります。もちろんローカルなミント。これはほんと貴重だと思うんです。
このレベルの高さを理解出来るこの近所の人もすごい。ちょうど日曜で市場が出ていましたが、マーケットに来てる人もなんか文化度高そうに見える。

IMG_5217.jpg
町並みも普通に古いものを大事に使ってるのがわかるのです。

IMG_5247.JPG

IMG_5246.JPG
私は初めて商談のあとショコラティエと一緒に町を散歩しました。
決して観光案内ではないのです。散歩。
はじめてです。
なんかうれしかった。

IMG_5243.JPG

IMG_5224.JPG
地元を愛する気持ちを共有できました。
古いものを美しいものとする感じがこの街にあふれています。
お土産までいただきました。

IMG_5256.JPG

『幸福のチョコレート』にまた素晴らしいチョコレートが加わりました。
真心を込めて。イギリスの小さな村からみなさまの家に。
ローカルとローカルをチョコで結びます。

SHARE:

イギリスのチョコレートの他の記事

サイト内検索

アーカイブ

2014年以前の記事はこちら

plofile

チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

これまでの主な紹介メディア