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ベルギーのチョコレート

2016.01.05

ショコラティエは工業高校の先生。シュタイン ヴァンハウト【ベルギー】

必読お願いします!!!!

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こ のチョコレートを押すのは、全世界のバイヤーの中でも、私、バイヤーみりだけだと思います。でも、このチョコをおすすめできて私はいい仕事をさせていただ いていると思います。『幸福のチョコレート』の探し求めるチョコは「しあわせ」のチョコレートです。決して有名でもなければ、賞をいっぱい取ったチョコで もありません。
だから、私が世界からお届けしたいのは、チョコに乗せた「しあわせ」です。

一般のお店ではチョコを見て買うでしょ。この「幸福のチョコレー ト」は情報を見て、世界のショコラティエのさまざまな「しあわせのあり方」を選んでほしいのです。しあわせな人が作ったチョコはみなさんにきっと味以上の 魔法をもたらしてくれると信じています。いやいや作ってる人のチョコは食べたくない。日本のみなさまのことを考えて、「私のチョコを日本で選んでくれて、 ありがとう。ほんまに喜んで欲しい」そんな心をみなさんにつなげたいと思っています。だから、私は作り手のいろいろな情報を話し続けています。

このチョコはそんなしあわせなチョコの代表みたいな、私のチョコ仕事の代表とも言えるチョコです。

507911_368_25.JPG初めてこの店を訪れたとき、その人里離れた感じに驚きました。小さな一軒家です。

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シュタイン ヴァンハウトさんはシャイな感じで寡黙に迎えてくれました。

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お店はこぎれいで何より、チョコが光っています。技術の高い人だなと思いました。カウンターの奥がアトリエです。

そ こで寡黙な彼から信じられないことを聞きました。

「僕は高校の技術の先生です」。

先生”だった”ではなく、現役の先生だそうです。
チョコが好きで好きで、 仕事が終わってから7年チョコの学校に通ったそうです。「僕はマシーンが壊れたら自分で直せる」って言って笑ってました。しかし、彼のチョコはすごい研究熱心 で、ベルギービールの職人を集めて、チョコに合わせる研究会を開いたり、絶えずチョコの研究に没頭してるんです。たしかに、人生いろんな状況があるんで しょうから、彼はショコラティエ一本ではだめなんでしょう。しかし、彼のチョコへの愛情は本気です。
「どうしてそんなにチョコを? 」って食い気味に聞いたとき、彼の発した言葉が印象的でした。「passion パッション」(情熱)。いいチョコを作りたい。やむにやまれないくらいチョコが好きなんでしょう。すごいでしょ。彼はまったくもちろん無名ですが、その情 熱はきっと人にしあわせをもたらすでしょう。

そして、このチョコです!!! うなりますよ。大きなレーズンが乗ってます。ラム酒がとっても効いたビターな大人のチョコです。子ども味ではございません。

507911_368_28.JPGこのおいしさはあんまりほかでは味わったことがありません。ぜひ、お酒と一緒にご主人と食べてほしいなあ。ウィスキーとか合いますよ。
そのときはヴァンハウトさんの話も話題にしてください。高校の技術の先生の夢。それがこのチョコです。

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シュタイン ヴァンハウト レーズン

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チョコレートバイヤーみり〈フェリシモ〉

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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