MOEのリアルな気持ちが、共感を呼ぶ

こんにちは、日本職人プロジェクトのリーダー山猫です。

日本のモノづくりを通して、たくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。誰かの「好き」「欲しい」をカタチにした、ここにしかないプロダクトを生み出しています。

次の春シーズンに向けたテーマは、「寄り添う-cuddle」。
いろいろな人に会って、話して、それぞれの物語に寄り添って、モノづくりをしました。
その中からぜひ、春からの新しい生活を彩る、少しわくわくするもの選びを楽しんでください。

今回はFelissimoプランナーMOEが手掛けた、3つの鞄をご紹介。いつも自分の「欲しい」にまっすぐなMOEのアイテムは、多くの女性の共感を呼び、毎回大ヒットを飛ばします。今回も、「そう来たか!」とテンションが上がること間違いなし。MOEから、開発までのエピソードやアイテムに込めた思いをお伝えします。

マーケティングありきではなく、自分の「欲しい」をカタチにしたMOEのアイテムは、社内向けの人気投票でもいつも上位。

持つだけで凛とする、そんなバッグに憧れて

こんにちは、日本職人プロジェクトメンバーMOEです。
私は昔からヴィンテージアイテムが大好き。いくつかよく行くお店があるのですが、中でも特に足繁く通っているのが、大阪・堀江にあるREINETTEさん。こちらのオーナーの中村朋子さんがセレクトするアイテムが、私の琴線にとても響くんです。

中村さんがフランスなどで買い付けるアイテムは、大人の女性にふさわしい質の高さと、今のコーディネイトに合わせやすいのが魅力。手の込んだ装飾を施したニット、どこから見ても美しいシルエットのワンピース、刺しゅうやレースをたっぷり使ったブラウス……どれも本当に素敵で、作った人の思いが手に取るように伝わってきます。ハイブランドの洋服や靴は、ヴィンテージでも素材や縫製の良さはまったく色あせていません。いつもお店に行くたび、中村さんが見せてくれるヴィンテージの奥深い世界に魅了されます。

上質で上品なヴィンテージアイテムは、まるで宝の山! MOEとオーナー中村さんとは、お互いにお笑い好きという共通点もあります。

こちらがお店で目に留まった、ヴィンテージのハンドバッグ。

人生のどんなシーンも、その鞄と共に

古今東西の名品・逸品バッグを見てきた中村さん。そのアイデアをどんどん取り入れて、企画は進んでいきました。

例えば、サイズ。ヴィンテージバッグはとてもエレガントなのですが、現代の女性が日常的に使うなら、もう少し大きめが良いとのこと。そこで、長財布や手帳、ハンカチなどお出かけの必需品がしっかり収まる大きさにしました。背面には、スマホやICカードがさっと取り出せるポケットもつけています。

エレガントなたたずまいはそのまま、財布やポーチ、除菌スプレーなど今の必需品もすっきりが入る現代仕様に。背面のポケットも便利です。

ポイントは、大きめの留め具。中村さんいわく「ヴィンテージバッグは特徴のある金具パーツが命!」とのことで、中村さんと、ああでもない、こうでもないとイメージを膨らませ、メーカーさんにお願いして理想通りの金具を探していただきました。鍵付きのちょっと個性的な留め具によって、ぐっとおしゃれな印象を高めています。

黒に映える美しい留め具金具。つまんで開けるワンタッチオープンで、中身もさっと取り出せます。付属の鍵で、施錠することも可能です。

本革素材は、少しやわらかめのものを使用。端正なスクエアフォルムの印象を少しやわらげることで、かっちりしすぎず色々なスタイルに合わせられます。

シンプルなデザインを引き立てる、本革の上質感。フォルムはかっちり、素材はやわらかくすることで、オンにもオフにも似合う表情に。

ショルダーベルトを付けたのも中村さんのアイデア。ヴィンテージバッグにはほとんど付いていませんが、「今の女性が使うなら絶対に合った方が便利」とつけることに。取り外し可能なので、エレガントに手持ちでも、肩掛け、斜め掛けと、着こなしに合わせてアレンジできます。

スーツやワンピースにも、シャツやデニムにも似合うデザイン。あらたまったお席から普段のお買い物まで、幅広く使えます。

持つだけ背筋がスッと伸びて、気持ちもしゃんとする。どんなシーンにも自信を持って自分らしくいられる、そんなバッグができました。私の敬愛する昭和の著名な女性エッセイストは、たとえ山奥の取材でも、愛用のハンドバッグを持って行ったといいます。このバッグも、いつどこでもその人らしさを表現できる、アイコンのような存在になったらうれしいなと思います。人生の一部として、永く愛し続けてもらえますように。

時を経ても色あせず、むしろ魅力が増していくように…と考えたバッグ。人生のすべてのシーンを美しく彩るパートナーに。

お手本は、商店街にミニバッグで現れた友人

2つめは、私の実体験から生まれたバッグです。
ある日、商店街で友人と待ち合わせをしていた時のこと。やって来た彼女は、うんと小さくてぴかぴかと光る、アクセサリーみたいなミニバッグひとつを斜めがけにして、自転車に子どもを乗せて颯爽と現れました。雑多な商店街に自転車という日常シーンに、華やかなミニバッグという組み合わせが驚くほど素敵で、「ああ、ミニバッグって日常に使うのがおしゃれなんだ!」と目からうろこ。暮らしの中にさりげなくきらめきを取り入れているところが、すごくいいなあと思ったのです。

私も昔からミニバッグに憧れはあったのですが、あんまり出番がなさそうだし……となんとなく敬遠していました。でもそれが、こんなに普段使いに映えるなんて!「ミニバッグ=パーティーや特別な日のもの」という思い込みからすっかり解放された瞬間でした。

何でもない日も、ミニバッグでご機嫌に!

そこで、その友人をお手本に、日常で楽しめるミニバッグの企画がスタートします。めざしたのは、小粒ながらキラリと光る、そんなバッグ。コーディネイトにきらめきを添えるアクセサリーのように、高級感のある仕上がりを重視しました。

サイズは小さくキュートに、フォルムはキャラメルみたいなコロンとかわいいスクエアにしました。容量はそれほど大きくはありませんが、スマートフォンやミニ財布など、最低限のお出かけアイテムが入ります。名前も親しみやすいように、その形から「キャラメルバッグ」と名付けました。

必要最低限のアイテムが入る絶妙なサイズ。キャッシュレス派さんなら、スマホにハンカチぐらいで身軽にお出かけできます。

カラーは、目の覚めるような鮮やかなエメラルドグリーン。そこに、クロコダイルの型押しをプラスして、心ときめく要素をたっぷり詰め込みました。強い印象になりがちなクロコダイル柄も、このサイズ感とカラーならおしゃれ。

エメラルドグリーン×クロコダイル柄がおしゃれ!派手めな色やデザインも、小ぶりサイズならスタイリッシュな印象に。

ストラップも、部分的にチェーンをあしらって華やかに。肩に当たる部分はレザーなので、洋服を傷つける心配もありません。細めなのもこだわりポイント。

エメラルドグリーンにチェーンのゴールドが映える! ストラップは取り外しも可能です。

小さいながらも、と言うより小さいからこそ、職人さんの技も冴えわたります。底の部分や、角を折り返す処理など、細かい部分までしっかり作られた本格仕様。遊び心たっぷりのデザインに上質の素材と丁寧なつくりで、まさに大人に似合うミニバッグになりました。

ハンドバッグを多く扱う職人さんによる丁寧な仕事が魅力。すべりの良い内生地やまち付きのポケットなど、内部まで抜かりない仕上がりです。

おすすめは、カジュアルスタイルに合わせること! Tシャツやデニムなど、ラフな服装にさらっと持つのがおしゃれです。斜め掛けにして、ポケット感覚で使うのがいい感じ。普段のお買い物など、気軽なお出かけにもどんどん活躍させてください。

カジュアルな着こなしに、華やかなミニバッグの組み合わせが最高におしゃれ。よそ行きにせず、ぜひ普段使いに!

女性にとってバッグは単に荷物を入れる道具ではなく、アクセサリーのように自分を彩ったり、気分を上げたりしてくれるもの。ぜひ憧れのミニバッグを日常に取り入れて、毎日をご機嫌に過ごしてください。特別な日のためにしまっておくのではなく、近所のスーパーや商店街にも、どんどん連れて行ってもらえたらうれしいです。

大人になった今こそ、ファンシーが好き

そして3つめ!とびきりスウィートなピンク色をした、その名も「キャンディーバッグ」です。忘れかけていた、素直な「好き」「欲しい」を思い出したくて作りました。

実はこれ、日本職人プロジェクトのリーダー山猫さんから「MOEさんが誰にも媚びずに、今一番自分が欲しいと思う鞄を作ってみましょう」と言われて企画したもの。かっこいい鞄や機能的な鞄も好きですが、今一番自分が欲しい鞄ってなんだろう……と考えてみたところ、出てきた答えは「究極にかわいい、ファンシーなバッグ」でした。

幼い頃に好きだったかわいいもの、ファンシーなもの。それがいつしか、「もう大人だし」と持つのを控えるようになっていました。でも山猫さんの一言で、やっぱりかわいいものが好き!欲しい!という気持ちが再燃し、大人に似合うかわいいバッグを作ろう!!と思い立ったのでした。甘すぎて持てなかったファンシーなバッグも、大人になった今なら持てるのでは!?そう考えて、企画を立ち上げました。

懐かしの巾着を、本革素材で大人顔に!

バッグのテーマは、「大人にこそキューティー&チアフルを!」。持つだけでテンションが上がる、元気になれるバッグが理想です。だからカラーは、明るいチェリーピンクをセレクト。この色を見てときめかない大人女子はいないのでは!?と思うほど、心が躍るカラーです。

見ているだけでハッピーな気分になれる、明るくポップなチェリーピンク! このかわいいピンクこそ、大人になって持ちたい色。

デザインは、包み紙にくるまれたキャンディーみたいにきゅっと絞った巾着に。この「きゅっ!」で生まれるフリルがたまらなくキュート!しぼったときのフォルムも抜群のかわいさです。

どこか懐かしく、ノスタルジーも感じさせる巾着袋。ひもを絞ったときのフォルムも抜群にかわいい!

大人に似合うバッグだから、素材はもちろん本革です。実は、本革で巾着を作るのはすごく難しくて、職人さんがたくさん手を掛けてくださいました。特に、巾着のしぼりの部分。ひもを絞りやすく、フリルがきれいに出るよう、革を部分的に薄く漉いているんです。布の巾着のように軽く使えるように、裏地もあえて貼らない作りにしています。

本体はもちろん、ひもも本革製。口にはマグネットホックを付けるなど、とにかく細かいところまで手が込んでいます。

かわいいだけじゃなく実用性も重要だから、お財布、スマホ、ポーチなど、必需品が余裕を持って入れられるサイズ設計。大人女子のお出かけに欠かせない、折りたたみ傘も入ります。

ほどよい収納力で、普段のお出かけにぴったり。ひもを絞らないまま、ぽんぽんと入れられる気さくな感じも巾着の魅力。

とにかく映えるビジュアルで、持つだけでラフな着こなしも一気に華やか。本革×巾着のバランスに、大人の余裕&こなれ感がただよいます。ゆるっと愛嬌のあるフォルムだから、肩の力を抜いて、大人のファンシーを楽しんでください。

日常の中で、鞄が物語をつむいでいく

今回ご紹介した3つとも、日々の暮らしや出来事の中から生まれたもの。あったらいいな、素敵だな、欲しいな、そんな想いを素直にカタチにしました。その結果、本当に世の中にまだないアイテムになったと思います。

毎日はいろいろな物語の積み重ねだから、またこのバッグたちが、みなさんのお手元で新しく、たくさんの素敵な物語をつむいでいってくれたらいいな、と思っています。

次回は、福岡の鞄作家さんの手による、いつもと趣向の異なる鞄とお財布。こちらも新作モデルばかりなので、お楽しみに!

ヴィンテージショップオーナーと作った 職人本革のエターナルバッグ〈ノアール〉

¥38,500(税込み)

プランナーMOEが欲しかった 職人本革のキャラメルバッグ〈エメラルドグリーン〉

¥21,780(税込み)

プランナーMOEが欲しかった 職人本革のキャンディーバッグ〈チェリーピンク〉

¥17,380(税込み)

「日本職人プロジェクト」について

 未来に残すべきモノづくりを応援する取り組み「日本職人プロジェクト(Japan craftsman project)」は、2004年から企画を開始し、2005年発売の「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」から始まり、以降いろいろな人との縁をつなぎながら、今では財布・靴・時計・帽子のオリジナルアイテムづくりまでフィールドを広げてきました。

 私が日本製品を応援したくなったきっかけは、2000年代初頭の日本のモノづくりの現状に疑問を抱いたこと。日本で商品プランを立てたうえで人件費の安いアジア諸国で製造するというスタイルが増え続けていくことへ強い違和感を覚えました。効率重視の産業構造により、日本のモノづくりを担う職人たちの技術が少しずつ衰退していく様子を、黙って見ていてよいのだろうか?

 疑問が日に日に大きくなっていたときに、国内の鞄工房を訪れる機会がありました。そこで出会った職人たちに自分の思いを語り、理想の鞄づくり相談して、まずはひとつ、日本製ならではのオリジナル鞄を製作できることに。そうして、どうにか完成した「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」を第1号として、2004年から始まった日本職人プロジェクト。たくさんの人の思いやこだわりを、職人さんの技術で形にして世の中に送り出しています。

プロジェクトリーダー 山猫

日本職人プロジェクト

日本のものづくり応援プロジェクト。日本の職人がつくる鞄、財布、靴、アクセサリーなどをご案内しています。

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