思わず、「それ、私も欲しかった!」

こんにちは、日本職人プロジェクトのリーダー山猫です。

誰かの物語(story)をカタチにした、どこにもないプロダクトを生み出す日本職人プロジェクト。たった1人の「好き」「欲しい」に寄り添う物づくりを続けています。

今回ピックアップするのは、フェリシモの人気プランナーMOEの「私が欲しい」シリーズ。MOEがリアルに欲しいと思った3つのアイテムを、さまざまな方とのコラボでカタチにしました。
便利なだけじゃない、心のどこかを絶妙にくすぐる3つのスペシャルアイテム、たっぷりご紹介します。「そうそう、それ私も欲しかった」と思わず言ってしまうこと間違いなし、ですよ!

憧れのあのシーンを、バッグで再現

こんにちは、プランナーMOEです。最初にご紹介するのは、小ぶりなボストンバッグ。ゴブラン織りの生地に本革の持ち手を合わせた、ちょっぴりレトロな表情が魅力です。

このバッグは、私の憧れをカタチにしたもの。「ボストンバッグひとつで、夜汽車に乗って旅に出る」……こんなシーンを、何かの物語で読んだことありませんか? (私の場合は大好きな宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』)。小さい頃から憧れていたこのシチュエーションをいつか再現したい!と思ったのが企画のきっかけ。思い描いた理想をカタチにするため、まずはファブリック探しからスタートしました。

海外や国内などさまざまな生地見本を取り寄せては、プロジェクトリーダーの山猫と一緒に、あれでもない、これでもない……と悩む日々。そんな中、大阪のインテリアファブリックメーカーさんの生地見本の中に、青と紫が印象的なゴブラン織りの生地がありました。

優美な表情のゴブラン織り。夢や幻想が溶け込んだような模様に、ひと目惚れでした。

スモーキーな色味で表現された幻想的な模様は、月明かりに照らされた花々が咲く秘密の庭のよう。まさにイメージどおりの世界観に、これだ!と即決しました。この生地を提供いただいたメーカーさんは、鉄道やホテルなどの椅子張り生地を取り扱っている会社。夜汽車や旅といったバッグのコンセプトと微妙にリンクしていて、なるほど、それでピンときたのかも、と思いました。

実は、このメーカーさんとはフェリシモの生活雑貨企画などで長年お付き合いをさせていただいていて、私自身も担当の方には、過去にたくさんの商品企画でお世話になっているのです。深いご縁のあるメーカーさんにご協力いただくことができ、とてもうれしく、感謝しています。いつもお世話になっているメーカーさんだけに、今回選んだ生地でボストンバッグを仕立てていただくのが、より一層楽しみになりました。

通勤通学も、ドラマの主人公気分

月明かりの庭を思わせる生地に合わせて、革の持ち手は夜空の色を思わせるブルーをセレクト。革なめし工場に別注をかけて、深みのある落ち着いたブルーに仕上げてもらいました。もっちりとやわらかな手ざわりもいい感じです。

使うときの心地よさにもこだわって、持ち手の手ざわりも重視。腕にも通せる長さにしました。

フォルムは、ヴィンテージバッグを参考にしたクラシカルなシルエット。上品な小ぶりサイズながら、まち幅が広いので収納力もばっちりです。一泊分の荷物も入るから、「ボストンバッグひとつで旅に……」という憧れのシーンをリアルに再現できますよ。

底に交差させた本革ベルトは、バッグに荷物を入れた時に底がたわんで型崩れするのを軽減します。
サイドも底もまちたっぷり。お弁当も安定して入ります。内生地もくすみ感のある青でそろえました。

クラシカルなスタイルですが、主張しすぎないデザインなので、どんなスタイルに合わせてもOK。かっちりしたトレンチコートやジャケット、フェミニンなワンピースはもちろん、ラフなシャツやデニムに合わせても素敵です。あえてバッグの形を崩してカジュアルに持つと、あか抜けた雰囲気になりますよ。使い勝手の良いサイズと容量なので、ふだん使いにどんどん活躍させてください。

やわらかなので、こんなふうにぺたんこに折りたためます。おうちでの収納にも便利。
生地は椅子の張地などにも使われる丈夫な素材。しかも軽いから、荷物を入れても安心。

このバッグを手にしてバス停や駅のホームに立つだけで、気分は旅人。いつもの通勤や通学もちょっとした旅のようで、見慣れた車窓の風景も少し違って見えるかもしれません。ぜひ自分だけの物語の主人公になって、ボストンバッグを手に日常や旅行を楽しんでください。

本当にこれひとつで旅に出たくなる、ドラマティックなバッグになりました!

欲しいのは、流行も年齢を超える靴

続いてご紹介するのは、おばあちゃんになっても履きたい靴。ヴィンテージアイテムが好きなこともあり、流行を問わず履けて、コーディネイトにさらっとなじむパンプスが欲しいと以前から思っていました。

イメージは、上品に年齢を重ねたマダムが、若い頃から大切に履いていた靴。年齢に関係なく、足もとが素敵に見える靴をめざしました。履き心地や歩きやすさも大切なので、信頼できる神戸・長田の靴職人さんにオーダー。何度も何度も、試作にお付き合いいただきました。

甲のデザインは、足をほっそり見せるV字カッティング。少し浅めにして、すっきり大人っぽい雰囲気に仕上げています。子どもっぽくならないように、ストラップも前寄りに配置しました。

何度もバランスを調整して、ストラップシューズの履きやすさと、パンプスの上品さをミックス。

そして何よりこだわったのは、このヒール!メーカーさんに私の思いを伝え、見事に実現してくださったクラシカルな丸いヒール。かわいさと上品さのあるこのヒールを合わせて、ようやく理想のパンプスが完成しました。

ヒール高は約2.1㎝。ぺたんこより歩きやすく、さりげなくスタイルアップもかなえます。

カラーも、流行に左右されない2色をセレクト。マルーン(栗色)は、赤や紫の色味を感じさせる明るいブラウン。どんなコーディネイトにもしっくりなじみつつ、差し色っぽく存在感もあり、上品な足もとを作ります。

上品さと、華やかさもあるマルーン。ソックスやタイツとのコーディネイトも楽しめます。

ノアール(黒色)は品格のあるたたずまいで、着こなしをきりりと引き締めます。ベーシックなカラーなので、セレモニーなど少しあらたまったお席にも。

いろんなシーンに活躍してくれるノアール。細目のストラップと金具も、さりげないアクセント。

おばあちゃんになった自分が楽しみ

このパンプスは、何十年も先の自分をイメージしながら作りました。「今も、10年先も、そのずっと先の自分にも似合う靴を」と思いながら。その結果、かわいさも大人っぽさもあって、本当に年代を問わず履ける仕上がりになったと思います。一見すごくシンプルですが、履くとはっとするほど美しくて、自分の足もとに見惚れます。

ちなみに商品名を考えるときは、山猫と一緒に名づけ親会議をします。最初は呼びやすい名前で呼んでいるのですが、発売が決定したアイテムには、ふさわしい名前を再考しているのです。この「ストーリーズシューズ」という名前が出るまでに、いろいろな候補がありました。(素敵な名前になってほっとしています)

真珠を日常に楽しむ、大人の贅沢

最後は、耳もとをキラリと彩るアコヤパールのイヤカフ。

私は宝石の中でも、真珠には特別な思いがあります。真珠はフォーマルなものというイメージで敬遠していたのですが、あるとき母親に借りた真珠のネックレスを着けたら、しっとりと肌になじむ独特の上品なつやに、他のどんな宝石や貴金属よりも心を魅了されました。特にアコヤパールの輝きは別格。古くから世界中の女性たちに愛された理由がわかります。

それ以来、真珠は私に力をくれるパワーストーンのように思え、他の宝石よりも特別視しています(笑)。カジュアルな服装でも真珠さえつければ、たちまち女性らしさが引き立ちます。

そんな魅力的な真珠をデイリーに楽しめる、大人に似合うアクセサリーが作りたくて、フェリシモと同じ神戸にある老舗の真珠ブランドさんと一緒に企画ました。上質な真珠を扱うことで知られるこの真珠ブランドさん、プロジェクトリーダーの山猫とは古いお付き合い。そのご縁で、今回の企画が実現しました。

真珠のアクセサリーを作るにあたって、いろいろアイデアを出すなかで、真珠ブランドさんのイチオシが「イヤカフ」。たしかにイヤカフなら、ピアスホールがない方も楽しめて、着け方次第でいろいろなアレンジができるかも!と思い、イヤカフ企画を進めることになりました。

何度も試作を繰り返した結果、デザインは2粒の真珠と18金ビーズを組み合わせたものに決定。真珠はなんと、まろやかな光沢が美しい上質のアコヤパールを使用しています。愛らしい小粒でも存在感たっぷり、耳もとを上品な輝きで彩ります。カッティングをほどこした18金ビーズも、動くたびにキラリと光って素敵。

正面も横からも美しく、髪を耳にかけたときにちらりと見えてもおしゃれ。

はさむだけだから、着け方も簡単。芯は形状記憶のワイヤーを使用しているので、耳に自然にフィットします。長時間着けていても痛くなりにくく、やさしい肌あたりで着け心地も快適。ひとつで着けるのはもちろん、他のイヤカフと重ね付けしたり、ピアスやイヤリングとコーディネイトも楽しめます。

軽い着け心地とやさしいフィット感。着ける位置で印象が変わるから、アレンジも楽しめます。

パール×ゴールドは肌なじみがよく、どんなスタイルとも好相性。きれいめからカジュアルまで、好きな着こなしに合わせて楽しんでください。上質なアコヤパールと18金だから、ラフなスタイルに合わせても素敵。こなれた大人っぽさを演出してくれます。

真珠を知り尽くした老舗ブランドさんの見立てだけあって、ため息が出るほど美しい仕上がり。憧れの真珠をデイリーに楽しむ、そんな大人の余裕をかなえてくれるアイテムになりました。イヤカフ初心者さんもぜひ、トライしてみてください。

迷ったときに選ぶのは、「好きなほう」

今回も、私の「欲しい!」に正直に、3つのアイテムを作りました。ストーリーズの企画では、色でもデザインでも、迷ったときは「好きなほう」を選びます。自分で実際に使ってみて、いいな、と思ったものばかりなので、皆さんにも喜んでいただけるとうれしいです。

次回は、レコード好きの編集者、手芸好きのプランナーなど、プロの理想をかなえたアイテムが登場します。便利で個性的で面白いアイテムばかりなので、ご期待ください!

プランナーMOEが作った 職人本革遣いのゴブラン織りレトロボストン〈ムーンライトガーデン〉

¥24,200(税込み)

プランナーMOEが作った 職人本革のストーリーシューズ〈マルーン〉

¥16,280(税込み)

プランナーMOEが作った 職人本革のストーリーシューズ〈ノアール〉

¥16,280(税込み)

プランナーMOEが作った アコヤ真珠と18Kイヤカフ

¥25,300(税込み)

※日本職人プロジェクト「Stories〈ストーリーズ〉」の商品は、ご注文いただいてからひとつずつ仕立ててお届けします。
※インターネットでのお申し込み締め切り:2021年9月15日(水)23:59まで
※商品お届け時期:2021年8月下旬~9月下旬までに随時

「日本職人プロジェクト」について

 未来に残すべきモノづくりを応援する取り組み「日本職人プロジェクト(Japan craftsman project)」は、2004年から企画を開始し、2005年発売の「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」から始まり、以降いろいろな人との縁をつなぎながら、今では財布・靴・時計・帽子のオリジナルアイテムづくりまでフィールドを広げてきました。

 私が日本製品を応援したくなったきっかけは、2000年代初頭の日本のモノづくりの現状に疑問を抱いたこと。日本で商品プランを立てたうえで人件費の安いアジア諸国で製造するというスタイルが増え続けていくことへ強い違和感を覚えました。効率重視の産業構造により、日本のモノづくりを担う職人たちの技術が少しずつ衰退していく様子を、黙って見ていてよいのだろうか?

 疑問が日に日に大きくなっていたときに、兵庫県豊岡市の鞄工房を訪れる機会がありました。そこで出会った職人たちに自分の思いを語り、理想の鞄づくり相談して、まずはひとつ、日本製ならではのオリジナル鞄を製作できることに。そうして、どうにか完成した「お父さんのお下がりみたいなダレス鞄」を第1号として、2004年から始まった日本職人プロジェクト。たくさんの人の思いやこだわりを、職人さんの技術で形にして世の中に送り出しています。

プロジェクトリーダー 山猫

日本職人プロジェクト

日本のものづくり応援プロジェクト。日本の職人がつくる鞄、財布、靴、アクセサリーなどをご案内しています。

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