BLOG ハッピートイズ通信

寄贈レポート

2019.07.12

【寄贈報告】レバノンへハッピートイズが贈られました

CATEGORY: report

2019.07.12 UPDATE

こんにちは。
いつも「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」を応援していただき、ありがとうございます。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)さまおよび、認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンさまを通して、レバノンに住むパレスチナ難民のこどもたちの元へ旅立ったトイズの寄贈レポートをご紹介します。


●寄贈施設名:レバノン共和国 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の小学校約60校 
●レポート:2018年11月14日(水)、ハッピートイズの第1回目の寄贈をレバノン共和国首都ベイルートのUNRWAヤバット小学校(Yabad Elementary School)で実施しました。

寄贈式には、UNRWAレバノン事務所の教育部長他7名が参加し、現地日本国大使館の経済協力班からも3名の方々が出席されました。
寄贈式は、ヤバット小学校校長の挨拶に始まり、大使館、そしてUNRWA代表者から、「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」チームの皆さん、そして日本の支援者の方々への感謝が述べられました。
その後、この日のために生徒たちが練習してきた日本語による日本の国歌斉唱があり、傘を使った可愛らしい日本のダンスも披露してくれました。
そして、最後に体全身で表現した躍動感あるパレスチナ・ダンス「ダブケ(Dabke)」で参加者全員を楽しませてくれました。

そして、寄贈式の目玉であるハッピートイズ296体を子どもたちに寄贈しました。
ダンスのための衣装を着たままの子ども達も含め、皆一列に並び、一人ずつUNRWA、そして大使館の方々からぬいぐるみを手渡しで受け取りました。

笑顔いっぱいでぬいぐるみを受け取る子ども、大人たちに囲まれ、照れくさそうにぬいぐるみを受け取る男の子など、子どもたちの様々な表情が見られましたが、皆、一様に嬉しそうな表情を浮かべていました。

子どもたちはぬいぐるみを受け取ると早速、袋から取り出し、UNRWAや大使館職員、またお友達に自慢げに見せていた姿が印象的でした。
「日本は、これまでパレスチナ難民にずっと支援の手を差し伸べてきてくれました。
この度は、日本の民間企業であるフェリシモさんから、このような素敵なぬいぐるみを子どもたちのために送ってくれて、本当に感謝しています。
これからもパレスチナと日本の絆が強く結ばれることを願っています」
(アマル・アル・ハフィ先生)

「カラフルで、こんな可愛いぬいぐるみは持っていません。
おうちに持って帰って大事にします。フェリシモさん、ありがとう」
(ハナイン・アハマッド・イブラヒムちゃん)

UNRWAのベイルート事務所に駐在されている角谷亮さんよりコメントをいただきました。
「ハッピー・トイズを通して、日本の皆さんがパレスチナのことを、またパレスチナの人たちが日本のことを知るきっかけになったと思っています。
これまで知らなかった他者を知ることは、非常に大切なことだと考えており、フェリシモさんの活動がその貴重な機会を提供してくださいました。
ありがとうございました。」


ひとつの小さな手づくりのぬいぐるみが見ず知らずの人と人の懸け橋となり、やさしい気持ちが伝わっていく。
こどもたちの笑顔を見るたびに、トイズを作ってくださったみなさまのやさしさが、これからも世界中のこどもたちの心にあたたかい灯となるよう、祈るばかりです。

FELISSIMO HAPPY TOYS PROJECT