兵庫県姫路市に位置し、かつては揖保川舟運が栄え、多くの人々が行き交っていた網干町。旧網干銀行は、大正11年(1922年)に網干銀行本店として竣工した歴史的建造物で、煉瓦と木造で組み上げた構造や円形の玄関まわり、ドーム屋根が特徴です。
網干銀行はもう存在しませんが、これまで多くの人々とともに歴史を刻んできた趣のある建物を生かし、レストラン「旧網干銀行 湊倶楽部」として生まれ変わりました。これからの人生の記念日を刻む結婚式や日常に華を添えるお食事を提供する場として、今も地域のみなさんから愛されて続けています。
このシュトレンも、クリスマスまでのわくわくドキドキ感をともに楽しみ、今年のクリスマスの思い出となるようにとの思いを込めて、レストラングランシェフが考案しました。地元・兵庫県産の小麦粉「北野坂」を用いることで生まれた小麦本来の旨みと、ドライフルーツを漬け込んだ洋酒の深い風味が特徴です。中にはレモンピール、オレンジピール、クランベリー、いちじく、くるみを混ぜ込み、ドライフルーツとナッツの深い味わい。薄くスライスし少しずつ味の変化を楽しみながらお召し上がりください。
◇旧網干銀行 湊倶楽部◇
網干の風景の一部であり、地域の財産である旧網干銀行の歴史的かつ建築的な価値を失わないよう、人々が集える場所を創造しながら、その場にふさわしいお料理を提供しています。
また、お料理と一緒に提供されるパンや、季節の素材を厳選して作るジャムやスイーツもテイクアウトとして人気。地元の食材を吟味し、懐かしく安心できる味わいの中に、新しさを感じてもらえるようにと工夫を込めてシェフ自ら開発しています。